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「ふむすまないが君達の会話は全て聞かせてもらったよ。君たちが結託して公爵を殺した事も、理不尽な理由でローザ様と婚約破棄してさらには罪をかぶせようとした事もね。」
「わしもしっかり聞かせてもらったぞ。」
ダルス国王とセドリック王子の登場に二人は大きく動揺したのでした。
イザベラが慌ててダルス国王に言いました。
「こ、国王様これはですね。」
「ボンクラな国王で悪かったな!!」
ダルス国王が大きな声で二人に言いました。
「国王である余が直接聞いたのだ。両人ともよもや言い逃れができるとは思うておるまいな。」
さすがにベルグとイザベラも下を向いてうなだれるのでした。
そしてすぐに掘り起こし作業を騎士達が総出で始めると、そこから公爵やメルタスその供回りの遺体がわらわらと出てきたのです。
ダルス国王が言います。
「お主たちの話通りに公爵やメルタスの遺体が出てきた。証拠としてこれ以上のものはあるまいな。」
するとセドリック様がダルス国王に言いました。
「父上、ここは私に判断を任せてもらえないでしょうか?」
「大丈夫か?知り合いだからと言って甘い判断をする事はあってはならぬぞ。」
「もちろん承知しております。知り合いだからといって甘い判断を下す事はございません。」
「うむ、それが分かっているのなら任せるぞ。セドリックにはいずれこの国を担ってもらうと思っている。見事な裁きを期待しているぞ。」
「はっ!!!次期公爵ベルグ及び男爵令嬢イザベラの両人の爵位を得る権利を永久に剥奪する。」
「おいそれじゃあこのベルグ様がこの先ずっと公爵になれないじゃないか!!」
「ベルグ、話を最後まで聞け!!お前たちへの処罰はこれだけではない。」
「まだ他にもあるのか??」
「ベルグとイザベラの両人をブリテルス公爵とメルタス及び使用人達を殺した罪で死罪とする。」
「死罪だと!!!」
「嘘でしょ!!」
ベルグとイザベラは下された判断に驚愕していました。
ですがこれだけのむごい事をしたのですから、私は当然の判断だと思いますがね。
するとベルグとイザベラが声を出し始めました。
「死罪は嫌だ。お願いだ!!助けてくれ!!!」
「これだけ非道な事をしておいて許される訳ないだろうが!!!」
「その通りです。断罪されて当然ですよ。」
私も頷きながら言います。
「ましてやローラ様を侮辱する事ばかり言っているベルグを許すわけないだろうが!!」
「全くだ!!!よくもローラ様を侮辱するような事ばかり言ったな。」
「ほう??セドリック、ローラ嬢を慕っておるのか。」
「はい、ローラ様と添い遂げたいと心に決めております。」
「そうか。」
ちょっとまってください。セドリック様達は一体何の話をしているのですか??
私が訳が分からない様子でいるとイザベラが私に話しかけてきました。
「ちょっとローラ??私を助けなさいよ。公爵が死んだのは全部こいつのせいなんだから!!死罪はこいつだけにしてよ!!」
イザベラはベルグを指さしながらそう言いました。
私はイザベラに言いました。
「ベルグをそそのかして実際に公爵様達を殺したのはイザベラあなたでしょう。よくそんな事が言えますね。」
これを聞いたベルグが激高しました。
「イザベラ!!どういうつもりだ!!死ぬ時まで添い遂げますって言ってくれただろうが!!!」
「はん??罪人になったあんたなんかと添い遂げる訳ないでしょうが!!!一人で地獄に行け!!バーカー!!!」
「イザベラ!!!テメエ騙しやがったな!!」
「お願いローラ助けてよ!!同級生のよしみでさ。罪は全部こいつが負うから!!!」
「おいダメ女!!!こんな女よりもこの俺様を助けろ!!!」
「もう忘れたんですか??婚約破棄したのはベルグあなたでしょう??よく今さらそんな事が言えますね!!!少しは自分達のしたことを悔いたらどうなんですか??」
「ほんの少しだけ悪い事をしただけだろうが!!」
「そうよ!!公爵とメルタスとその供回り計25人殺しただけでしょ?もともと価値のない連中だったのよ??ギャアギャアいうほどの事じゃないでしょ。」
はあ、この二人は本当に心の底から腐ってますね。
人の心は持っていないんですね。
これだけひどい事をしておいて自分だけ助かりたいとは、本当に身勝手です。
「なんの罪もない人達を殺しておいて、よくそんな事が言えますね。」
「とにかく頼む!!!死罪は嫌なんだ!!!!」
「私も死にたくないの。だから助けてよ。なんでもするからさあ!!!」
本当に身勝手な二人ですね。
ですが私は一つの考えを思いついたのでセドリック王子にこう言いました。
「セドリック様、この二人の命を助けてもらえませんか?」
「ローラ様宜しいのですか?この二人はローラ様を侮辱し陥れようとしたのですよ。」
「ええ分かっています。ですがこの二人には生きて罪を償わた方がいいと思います。」
「さすがローラ!!!」
「そうだ、助けてくれ。」
「生きて罪を償わせる??つまり終身刑にするという事ですか?」
「はい、その通りです。ただしこの二人には死罪を許す代わりに一つ条件を出そうと思います。」
「条件というのは??」
「今この場で手足と頭を地面につけてローラ様本当に申し訳ございませんでした。この愚かで無能すぎるイザベラとベルグを許してくださいまち。と大声で私に謝罪してもらうんです。それを条件とするつもりです。」
「はっはっは、それはいい。ベルグとイザベラ!!ローラ様に感謝するんだな。それを果たしたのなら死罪は免除して終身刑にする事を約束しよう。」
「わしもしっかり聞かせてもらったぞ。」
ダルス国王とセドリック王子の登場に二人は大きく動揺したのでした。
イザベラが慌ててダルス国王に言いました。
「こ、国王様これはですね。」
「ボンクラな国王で悪かったな!!」
ダルス国王が大きな声で二人に言いました。
「国王である余が直接聞いたのだ。両人ともよもや言い逃れができるとは思うておるまいな。」
さすがにベルグとイザベラも下を向いてうなだれるのでした。
そしてすぐに掘り起こし作業を騎士達が総出で始めると、そこから公爵やメルタスその供回りの遺体がわらわらと出てきたのです。
ダルス国王が言います。
「お主たちの話通りに公爵やメルタスの遺体が出てきた。証拠としてこれ以上のものはあるまいな。」
するとセドリック様がダルス国王に言いました。
「父上、ここは私に判断を任せてもらえないでしょうか?」
「大丈夫か?知り合いだからと言って甘い判断をする事はあってはならぬぞ。」
「もちろん承知しております。知り合いだからといって甘い判断を下す事はございません。」
「うむ、それが分かっているのなら任せるぞ。セドリックにはいずれこの国を担ってもらうと思っている。見事な裁きを期待しているぞ。」
「はっ!!!次期公爵ベルグ及び男爵令嬢イザベラの両人の爵位を得る権利を永久に剥奪する。」
「おいそれじゃあこのベルグ様がこの先ずっと公爵になれないじゃないか!!」
「ベルグ、話を最後まで聞け!!お前たちへの処罰はこれだけではない。」
「まだ他にもあるのか??」
「ベルグとイザベラの両人をブリテルス公爵とメルタス及び使用人達を殺した罪で死罪とする。」
「死罪だと!!!」
「嘘でしょ!!」
ベルグとイザベラは下された判断に驚愕していました。
ですがこれだけのむごい事をしたのですから、私は当然の判断だと思いますがね。
するとベルグとイザベラが声を出し始めました。
「死罪は嫌だ。お願いだ!!助けてくれ!!!」
「これだけ非道な事をしておいて許される訳ないだろうが!!!」
「その通りです。断罪されて当然ですよ。」
私も頷きながら言います。
「ましてやローラ様を侮辱する事ばかり言っているベルグを許すわけないだろうが!!」
「全くだ!!!よくもローラ様を侮辱するような事ばかり言ったな。」
「ほう??セドリック、ローラ嬢を慕っておるのか。」
「はい、ローラ様と添い遂げたいと心に決めております。」
「そうか。」
ちょっとまってください。セドリック様達は一体何の話をしているのですか??
私が訳が分からない様子でいるとイザベラが私に話しかけてきました。
「ちょっとローラ??私を助けなさいよ。公爵が死んだのは全部こいつのせいなんだから!!死罪はこいつだけにしてよ!!」
イザベラはベルグを指さしながらそう言いました。
私はイザベラに言いました。
「ベルグをそそのかして実際に公爵様達を殺したのはイザベラあなたでしょう。よくそんな事が言えますね。」
これを聞いたベルグが激高しました。
「イザベラ!!どういうつもりだ!!死ぬ時まで添い遂げますって言ってくれただろうが!!!」
「はん??罪人になったあんたなんかと添い遂げる訳ないでしょうが!!!一人で地獄に行け!!バーカー!!!」
「イザベラ!!!テメエ騙しやがったな!!」
「お願いローラ助けてよ!!同級生のよしみでさ。罪は全部こいつが負うから!!!」
「おいダメ女!!!こんな女よりもこの俺様を助けろ!!!」
「もう忘れたんですか??婚約破棄したのはベルグあなたでしょう??よく今さらそんな事が言えますね!!!少しは自分達のしたことを悔いたらどうなんですか??」
「ほんの少しだけ悪い事をしただけだろうが!!」
「そうよ!!公爵とメルタスとその供回り計25人殺しただけでしょ?もともと価値のない連中だったのよ??ギャアギャアいうほどの事じゃないでしょ。」
はあ、この二人は本当に心の底から腐ってますね。
人の心は持っていないんですね。
これだけひどい事をしておいて自分だけ助かりたいとは、本当に身勝手です。
「なんの罪もない人達を殺しておいて、よくそんな事が言えますね。」
「とにかく頼む!!!死罪は嫌なんだ!!!!」
「私も死にたくないの。だから助けてよ。なんでもするからさあ!!!」
本当に身勝手な二人ですね。
ですが私は一つの考えを思いついたのでセドリック王子にこう言いました。
「セドリック様、この二人の命を助けてもらえませんか?」
「ローラ様宜しいのですか?この二人はローラ様を侮辱し陥れようとしたのですよ。」
「ええ分かっています。ですがこの二人には生きて罪を償わた方がいいと思います。」
「さすがローラ!!!」
「そうだ、助けてくれ。」
「生きて罪を償わせる??つまり終身刑にするという事ですか?」
「はい、その通りです。ただしこの二人には死罪を許す代わりに一つ条件を出そうと思います。」
「条件というのは??」
「今この場で手足と頭を地面につけてローラ様本当に申し訳ございませんでした。この愚かで無能すぎるイザベラとベルグを許してくださいまち。と大声で私に謝罪してもらうんです。それを条件とするつもりです。」
「はっはっは、それはいい。ベルグとイザベラ!!ローラ様に感謝するんだな。それを果たしたのなら死罪は免除して終身刑にする事を約束しよう。」
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