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登場人物紹介。2※読まなくても大丈夫です。
しおりを挟む高等部編の登場人物紹介。
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主人公……ネイサン・ハウウェル。
愛称……ネイト。ねえ様。
ネイサン。
ハウウェル。ハウウェル君。ハウウェル様。
ハウウェル先輩の弟。ハウウェル様の弟。
15歳。高等部一年生。
幼少期から虚弱な兄セディックと比べられて、両親に蔑ろにされて来た。
両親があまりにもアレなので、乳児期から2歳くらいまで祖父母に育てられる。
祖父母の家から実家に戻るも、数年後に花畑に置き去りにされ、激怒した祖父母に両親から離されて隣国の親戚に預けられる。
隣国から戻っても、やっぱり両親がアレで、ネイサン本人と祖父母に無断で滅茶苦茶厳しい騎士学校に放り込まれた。
なんか不遇。
益々祖母に似て来て、女顔が加速。美人系。
負けん気も強い。お腹も少し黒くなった。
クロシェン家の人達のお陰と、両親に放り込まれた騎士学校のせいで凄く逞しく育った。
かなり厳しい騎士学校を出たせいか、学校に対する基準がちょっとおかしい。
兄好きなブラコン。
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虚弱な兄……セディック・ハウウェル。
愛称……セディー。
セディック先輩。ハウウェル先輩。
ハウウェル様。セディック様。
18歳。ネイサンの入学と入れ替わりに学園卒業。
あんまり身体の強くなかった兄。
今はそんなに虚弱でもなく、普通くらい。
実はブラコン。本当は弟をめっちゃ可愛がりたくて堪らないのに、いつも上手く行かなかった。
兄も兄で不遇。
凄く頭が良くて賢い。素敵に腹黒く成長した。
学生時代にはネイトに勉強を教える為の練習として、後輩達に勉強を教え、いい先輩という評判と人脈を築きながら、いっぱい恩を売った。
運動音痴なのを気にしている。
両親を追い落とす気満々。
弟ラブなブラコン。めっちゃブラコン。
祖父母の家で教育という名目で、ようやっと両親から離れられたので、隙有らば弟を可愛がる。
嬉々として構い捲る。ネイサンに遠慮されると、言い包めてでも構う。
**********
母……メラリア・ハウウェル。
ネイサンとセディックをなにかと比較して、セディックを可哀想がってネイサンを蔑ろにする。
メンヘラ気質。
話が通じない。
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父……エドガー・ハウウェル。
ネイサンに興味が無さそう。
いつも疲れた顔で母を慰めている。
子爵位を持っている。
実はセディーにも興味が無い。
メラリアがネイサンを嫌うように誘導するなど、性格が悪くて陰険。
でも、仕事はできる模様。
**********
お祖父様&おばあ様。
父方の祖父母。
祖父はハウウェル侯爵家当主。
祖母はハウウェル侯爵家夫人。
息子夫婦のアレさ加減に手を焼いている。
本当は、ネイサンとセディックを引き取って自分達で育てたかった。でも、息子夫婦がアレな感じで難しかった。
仕方ないので、ちょくちょくセディックとネイサンの様子を見に通っていた。
花畑置き去り事件にマジギレして、ネイサンを祖母の実家側の親戚に預けることにした。
息子のエドガーを侯爵家後継から外し、孫のセディックを後継として教育することを内定。
でも、まだ十代のセディーに直接侯爵位を継がせるのを躊躇っている。
なんだったら、あと十年くらい頑張るつもり。
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騎士学校時代の同級生……レザン・クロフト。
レザン。クロフト君。クロフト様。
高等部一年生。
長身、三白眼、強面な威圧感のある容貌だが、実は笑うと爽やかに見える強面系イケメン。
軍人の家系で、騎士学校時代は不動の主席。
座学は苦手らしいが、実技はピカ一。
なにかとネイサンに絡んで来る脳筋。
トレーニング大好きな脳筋。
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セディーの後輩で、ネイサンからすると先輩……ライアン・フィッセル。
ライアンさん。ライアン先輩。フィッセル様。
高等部三年生。上位クラス。
セディーの後輩。恩義があるからとネイサンの世話を焼いてくれる義理堅い人。
実は、ネイトに勉強を教える為の練習台にされていたが、本人はなにも知らずセディーを慕っている。
学園卒業後、セディーの秘書になる予定。
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乗馬クラブの先輩……ケイト・セルビア。
セルビア嬢。
乗馬クラブの副部長。
女子に人気の男前な女子。
乗馬が上手い。
なぜか偶にネイサンに悔しそうな顔を見せて、よくわからないことを呟いたりしているが、悔しげな割にはなにかと親切に助けてくれる頼れる先輩。
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なんか絡んで来る女子……『彼女』
高等部三年生。
裕福な商家の平民のお嬢さん。
男子生徒にのべつまくなしに突撃する図太い女子生徒。相手にされなくてもめげない。
本当に図太い。
名前はまだ決まっていない。
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