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映さない。
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道を歩いていると、曲がり角や丁字路などのあちこちにカーブミラーがある。
それらは、車やバイクの運転手側から見えない位置を映し、死角を補う為のもので・・・
「ねぇ、聞いた?あそこの曲がり角、また事故があったんだって・・・」
「また?何度目かしら・・・」
「さあ?あそこ、昔から多いのよ・・・」
ひそひそと井戸端会議をしているオバさん達。
「危ないんだね。そんなに何度も事故が起こるくらい、見え難い道なのかな?」
幼馴染に聞いてみた。
「ああ、あそこのカーブミラー。映さねぇからな」
「え?映らない?」
「違う違う。映さないんだよ。変なのが映ンのも困るけど、映さねぇのはもっと困るよな?」
俺の幼馴染は、視える人だ。
けど、偶に視えないこともあるらしい・・・
それらは、車やバイクの運転手側から見えない位置を映し、死角を補う為のもので・・・
「ねぇ、聞いた?あそこの曲がり角、また事故があったんだって・・・」
「また?何度目かしら・・・」
「さあ?あそこ、昔から多いのよ・・・」
ひそひそと井戸端会議をしているオバさん達。
「危ないんだね。そんなに何度も事故が起こるくらい、見え難い道なのかな?」
幼馴染に聞いてみた。
「ああ、あそこのカーブミラー。映さねぇからな」
「え?映らない?」
「違う違う。映さないんだよ。変なのが映ンのも困るけど、映さねぇのはもっと困るよな?」
俺の幼馴染は、視える人だ。
けど、偶に視えないこともあるらしい・・・
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