1 / 12
1 空から手紙が降ってきた
しおりを挟む
1
梨畑をつっきって、真っ白なアスファルトの道がのびてきた。
一直線の舗装道路は、棚状に枝をひろげた梨の木を五、六本残したむこう側まできて止まった。
それまでせわしなく動きまわっていたブルトーザーやトラック、白や黄色のヘルメットを被った男たちの姿がどこかに消え、あたりは静寂につつまれた。
すでに老人ホームは立ち退きがきまっていた。
すこしはなれた森のなかへ移転するのだ。だが、建築工事が遅れていた。
梨畑をきりひらいて造られた新しい舗装道路。
その上に、真夏の青い空がひろがっていた。
遠くに、入道雲が三つ。大きな瘤をふくらませ、地上から湧きたっていた。
蝉の声がきこえていた。
青空にかすかな爆音がこだました。
大型の双発エンジンの飛行機だ。
入道雲すれすれに太い銀色の胴体を光らせている。
翼を傾けながら旋回しようとしていた。近くの自衛隊の航空基地の練習機だった。
空は高かった。
『かのん』さんは老人ホームのロビーで車椅子に座っていた。
子供の頃から、ずっとおかっぱ頭だ。
髪の毛が薄く、ふんわりと柔らかだった。
頬がふっくらしてなめらかで、いつも観音様のように明るい笑みをうかべ、微笑んでいた。
だから、『かんのんさま』みたいだから『かのん』というあだ名がついた。
ロビーには大きな窓があった。
てんてんは目を凝らした。
大型の飛行機にむかい、下方から小さな黒い影が舞いあがった。
小型機なのか。鳥なのか。
空襲警報が鳴っていた。
夜の帝都上空に、アメリカの巨大爆撃機、B-29が侵入してきたのだ。
ラジオ警報によれば、編隊ではなく、たった一機だという。
「やつらは嫌がらせをしているのさ」
「神経戦ていうやつだな」
一昨日の昼も、昨夜も、一機だけで侵入してきた。
防空壕に避難してきた隣家の歯医者さん。そして出版社に勤めているかのんのお父さん。二人が互いの近眼の眼鏡を光らせ、話しをしていた。
敵は、編隊でないときは一機で、一機でないときは編隊でやってくる。
四六時中、世界一の大都市、東京の上空に侵入し、爆弾を落としていく。
いつ自分のところに落ちてくるか。住民たちは絶え間ない不安感に苛まれた。
それが作戦なのだという。
途切れない空襲警報だ。
東京の住民はアメリカの作戦どおり、くたびれきっていた。
その日は真昼の空襲警報だった。
かのんのお父さんは八重洲の会社まで仕事にいっていた。
お母さんは用事ででかけていた。
隣の歯医者さんの松井さんは医院が銀座にあり、ご主人も奥さんもそっちにいっていた。
かのんはたった一人、隣家と共同で造った防空壕にいた。
町にこだます空襲警報。飛行機の爆音が遠くに轟く。
するとその警報と爆音をついて、叫び声がきこえた。
かのんは防空壕のなかで耳をそばだてた。
人の声は、がんばれー、といっていた。
かのんは身をかたくし、耳を澄ました。
「がんばれー」
「がんばれー」
たしかにそういっていた。
しかもその声が、一人、二人、三人と重なっていった。
かのんは、防空壕から這いだし、空を見上げた。
巨大飛行機が飛んでいた。
恐怖のB-29だった。
巨大飛行機は翼のエンジンを唸らせ、まっすぐにてんてんの住む深川のほうにむかっていた。高度はかなりあった。
そのB-29に、低空を飛んでいた一機の戦闘機が、下方30度くらいの方向から、いましも一直線につっこんでいこうとしていた。
がんばれーの声援は、その戦闘機にむかっておこっていたのだ。
爆撃でやられるかもしれない危険を忘れ、戦闘機を発見した住民たちが、思わず歓声をあげていた。
小さな豆粒のような飛行機の両翼に、赤い丸が見えた。日の丸である。
「飛燕」
「244戦隊……」
「どんぐりさん……」
かのんは三度息を飲み、つぶやいた。
襟章に赤星一つの十九歳の下士官だ。
松井一郎伍長殿になったどんぐりさん。二ヶ月ぶりの休暇でもどった。
そのとき、かのんにこうにいった。
「もし敵の侵入する高度、進路がわかれば、こっちも一発必殺の対応ができる。いいか、こうだろう……」
左手を水平にあげ、下にかまえた右手の平を斜め上に直進させる。そして手先から左手にぶつけていった。
「敵の線とこっちの線が、こうやって交差できれば目的が達成できるってわけだ」
自分ならできる、自分はそうするんだ、といっているようにきこえた。
「な?」
かのんを説得するかのごとき、どんぐりさんのいたずらっぽい目だ。、
でも、いつになく真剣だった。
3
空襲警報が鳴り響く東京の空。
どんぐりさんが説明したとおりの光景だ。
それが、いま、かのんの見ている上空で展開されていた。
銀色に輝く巨大なB-29にむかって、豆粒の戦闘機がつっこもうとしている。
どんどん近づく。
水平直線と下方30度の直線が、いまにも交差しようとしていた。
銀色の翼の陰に、豆粒の戦闘機が隠れた。
B-29の左の翼が、閃光を放った。
翼からふうっと煙がこぼれた。
B-29は、ぐらりとゆれた。
そしてレールからはずれた電車のごとく、がくんと速度を落とした。
わずかに向きを変え、東京湾の方向に飛び去ろうとする。
翼から吐きだされた煙が、太く濃くなった。
「やった。やった」
「ばんざあーい」
「ばんざあーい」
あちこちから歓声があがった。
豆粒の日本の戦闘機は、どこに消えたのか──。
青い空のどこにも見当たらなかった。
巨大飛行機のB-29のなかにのめりこんでしまったのか。
あるいは、体当たりの瞬間、粉々に砕け、空中に飛散してしまったのか──。
どこを探しても、そこには高い空があるだけだった。
B-29が残していった煙が、灰色の帯になって漂っているばかりだ。
「どんぐりさん……ほんとうに……あなただったんですか」
「どんぐりさん……どんぐりさん」
十六歳のてんてんは、薄い髪のおかっぱ頭をふりあおいだ。
頭上の青い空に、目を凝らした。
4
自衛隊の練習機は、入道雲の右側の方向に飛んでいった。
小型機だったのか、鳥だったのか。
小さな影は、青空のどこかに消えてしまった。
てんてんは、老人ホームのロビーの車椅子に座って窓を見あげていた。
クマゼミが鳴いていた。
かのんはおかっぱの頭を動かさず、空中の一点に目を凝らした。
青い空から、点のようなものが落ちてきたのだ。
太陽の光を浴び、風に乗って左右にひるがえった。
かのんは両手を合わせ、息を飲んだ。
点は、落下しながら震え、大きくなった。
一枚の紙だった。
ゆっくり右に左に舞う。かのんをじらせる。
まるで、悪戯好きのどんぐりさんの仕業のようだ。
一枚の紙は老人ホームの窓を目指し、落ちてきた。
そして最後に、窓ガラスにぴたりと貼りついた。
そこには、文字が書かれていた。てんてんにはそれが見えた。
かのんは声にだし、文字を読んだ。
『かのんさんへ お父さんへお母さんへ そして皆様へ
私は本日出撃いたします。
話していたように、見事に体当たりを果たし、敵機を撃墜いたします。
名誉ある一瞬です。自分を今日まで育ててくれた皆様のお陰です。
かのんさん、お父さんお母さん、かのんさんのお父さんお母さん、
私を一人前の操縦士に育ててくれた多くの方々、
飛行第244戦隊の皆様方、
私を厳しく指導してくれた小林戦隊長殿、
私はこの日この時を、どんなに心待ちにしていたことでしょうか。
いまこうして、無事に御国のために尽くせることを、
皆々様方に深く感謝いたしております。
かのんさんもきっと、本日の私の活躍を目の当たりにすると思います。
私は誇りでいっぱいです。
私は本日、遠くへいってしまいますが、
かのんさん、あなたのことはいつまでも忘れません。
でも、どんなに遠くへいっても、
私はかのんさんの心の中にいます。
約束どおり、いつかあなたを迎えにいくでしょう。
私を忘れず、そのときを待っていてください。
私の分まで長生きしてください。
さようなら。
昭和二十年三月八日、どんぐりこと、飛行第244戦隊 松井一郎伍長 』
かのんは、車椅子に座ったままふりかえり、看護師を呼んだ。
「いまあそこに紙が落ちてきて、窓のところについているでしょう。あれを取ってきてくださいな」
白い前掛けをつけた若い看護師は、おかっぱ頭のかのんさんが指さす正面の窓に目をむけた。
ガラスをとおし、青い空と雲が見えるだけだった。
紙などどこにもなかった。
ただ、青桐の大きな葉が、太陽に照らされていた。
白く光り、窓の桟にひっかかっていた。
●1章終
3733
梨畑をつっきって、真っ白なアスファルトの道がのびてきた。
一直線の舗装道路は、棚状に枝をひろげた梨の木を五、六本残したむこう側まできて止まった。
それまでせわしなく動きまわっていたブルトーザーやトラック、白や黄色のヘルメットを被った男たちの姿がどこかに消え、あたりは静寂につつまれた。
すでに老人ホームは立ち退きがきまっていた。
すこしはなれた森のなかへ移転するのだ。だが、建築工事が遅れていた。
梨畑をきりひらいて造られた新しい舗装道路。
その上に、真夏の青い空がひろがっていた。
遠くに、入道雲が三つ。大きな瘤をふくらませ、地上から湧きたっていた。
蝉の声がきこえていた。
青空にかすかな爆音がこだました。
大型の双発エンジンの飛行機だ。
入道雲すれすれに太い銀色の胴体を光らせている。
翼を傾けながら旋回しようとしていた。近くの自衛隊の航空基地の練習機だった。
空は高かった。
『かのん』さんは老人ホームのロビーで車椅子に座っていた。
子供の頃から、ずっとおかっぱ頭だ。
髪の毛が薄く、ふんわりと柔らかだった。
頬がふっくらしてなめらかで、いつも観音様のように明るい笑みをうかべ、微笑んでいた。
だから、『かんのんさま』みたいだから『かのん』というあだ名がついた。
ロビーには大きな窓があった。
てんてんは目を凝らした。
大型の飛行機にむかい、下方から小さな黒い影が舞いあがった。
小型機なのか。鳥なのか。
空襲警報が鳴っていた。
夜の帝都上空に、アメリカの巨大爆撃機、B-29が侵入してきたのだ。
ラジオ警報によれば、編隊ではなく、たった一機だという。
「やつらは嫌がらせをしているのさ」
「神経戦ていうやつだな」
一昨日の昼も、昨夜も、一機だけで侵入してきた。
防空壕に避難してきた隣家の歯医者さん。そして出版社に勤めているかのんのお父さん。二人が互いの近眼の眼鏡を光らせ、話しをしていた。
敵は、編隊でないときは一機で、一機でないときは編隊でやってくる。
四六時中、世界一の大都市、東京の上空に侵入し、爆弾を落としていく。
いつ自分のところに落ちてくるか。住民たちは絶え間ない不安感に苛まれた。
それが作戦なのだという。
途切れない空襲警報だ。
東京の住民はアメリカの作戦どおり、くたびれきっていた。
その日は真昼の空襲警報だった。
かのんのお父さんは八重洲の会社まで仕事にいっていた。
お母さんは用事ででかけていた。
隣の歯医者さんの松井さんは医院が銀座にあり、ご主人も奥さんもそっちにいっていた。
かのんはたった一人、隣家と共同で造った防空壕にいた。
町にこだます空襲警報。飛行機の爆音が遠くに轟く。
するとその警報と爆音をついて、叫び声がきこえた。
かのんは防空壕のなかで耳をそばだてた。
人の声は、がんばれー、といっていた。
かのんは身をかたくし、耳を澄ました。
「がんばれー」
「がんばれー」
たしかにそういっていた。
しかもその声が、一人、二人、三人と重なっていった。
かのんは、防空壕から這いだし、空を見上げた。
巨大飛行機が飛んでいた。
恐怖のB-29だった。
巨大飛行機は翼のエンジンを唸らせ、まっすぐにてんてんの住む深川のほうにむかっていた。高度はかなりあった。
そのB-29に、低空を飛んでいた一機の戦闘機が、下方30度くらいの方向から、いましも一直線につっこんでいこうとしていた。
がんばれーの声援は、その戦闘機にむかっておこっていたのだ。
爆撃でやられるかもしれない危険を忘れ、戦闘機を発見した住民たちが、思わず歓声をあげていた。
小さな豆粒のような飛行機の両翼に、赤い丸が見えた。日の丸である。
「飛燕」
「244戦隊……」
「どんぐりさん……」
かのんは三度息を飲み、つぶやいた。
襟章に赤星一つの十九歳の下士官だ。
松井一郎伍長殿になったどんぐりさん。二ヶ月ぶりの休暇でもどった。
そのとき、かのんにこうにいった。
「もし敵の侵入する高度、進路がわかれば、こっちも一発必殺の対応ができる。いいか、こうだろう……」
左手を水平にあげ、下にかまえた右手の平を斜め上に直進させる。そして手先から左手にぶつけていった。
「敵の線とこっちの線が、こうやって交差できれば目的が達成できるってわけだ」
自分ならできる、自分はそうするんだ、といっているようにきこえた。
「な?」
かのんを説得するかのごとき、どんぐりさんのいたずらっぽい目だ。、
でも、いつになく真剣だった。
3
空襲警報が鳴り響く東京の空。
どんぐりさんが説明したとおりの光景だ。
それが、いま、かのんの見ている上空で展開されていた。
銀色に輝く巨大なB-29にむかって、豆粒の戦闘機がつっこもうとしている。
どんどん近づく。
水平直線と下方30度の直線が、いまにも交差しようとしていた。
銀色の翼の陰に、豆粒の戦闘機が隠れた。
B-29の左の翼が、閃光を放った。
翼からふうっと煙がこぼれた。
B-29は、ぐらりとゆれた。
そしてレールからはずれた電車のごとく、がくんと速度を落とした。
わずかに向きを変え、東京湾の方向に飛び去ろうとする。
翼から吐きだされた煙が、太く濃くなった。
「やった。やった」
「ばんざあーい」
「ばんざあーい」
あちこちから歓声があがった。
豆粒の日本の戦闘機は、どこに消えたのか──。
青い空のどこにも見当たらなかった。
巨大飛行機のB-29のなかにのめりこんでしまったのか。
あるいは、体当たりの瞬間、粉々に砕け、空中に飛散してしまったのか──。
どこを探しても、そこには高い空があるだけだった。
B-29が残していった煙が、灰色の帯になって漂っているばかりだ。
「どんぐりさん……ほんとうに……あなただったんですか」
「どんぐりさん……どんぐりさん」
十六歳のてんてんは、薄い髪のおかっぱ頭をふりあおいだ。
頭上の青い空に、目を凝らした。
4
自衛隊の練習機は、入道雲の右側の方向に飛んでいった。
小型機だったのか、鳥だったのか。
小さな影は、青空のどこかに消えてしまった。
てんてんは、老人ホームのロビーの車椅子に座って窓を見あげていた。
クマゼミが鳴いていた。
かのんはおかっぱの頭を動かさず、空中の一点に目を凝らした。
青い空から、点のようなものが落ちてきたのだ。
太陽の光を浴び、風に乗って左右にひるがえった。
かのんは両手を合わせ、息を飲んだ。
点は、落下しながら震え、大きくなった。
一枚の紙だった。
ゆっくり右に左に舞う。かのんをじらせる。
まるで、悪戯好きのどんぐりさんの仕業のようだ。
一枚の紙は老人ホームの窓を目指し、落ちてきた。
そして最後に、窓ガラスにぴたりと貼りついた。
そこには、文字が書かれていた。てんてんにはそれが見えた。
かのんは声にだし、文字を読んだ。
『かのんさんへ お父さんへお母さんへ そして皆様へ
私は本日出撃いたします。
話していたように、見事に体当たりを果たし、敵機を撃墜いたします。
名誉ある一瞬です。自分を今日まで育ててくれた皆様のお陰です。
かのんさん、お父さんお母さん、かのんさんのお父さんお母さん、
私を一人前の操縦士に育ててくれた多くの方々、
飛行第244戦隊の皆様方、
私を厳しく指導してくれた小林戦隊長殿、
私はこの日この時を、どんなに心待ちにしていたことでしょうか。
いまこうして、無事に御国のために尽くせることを、
皆々様方に深く感謝いたしております。
かのんさんもきっと、本日の私の活躍を目の当たりにすると思います。
私は誇りでいっぱいです。
私は本日、遠くへいってしまいますが、
かのんさん、あなたのことはいつまでも忘れません。
でも、どんなに遠くへいっても、
私はかのんさんの心の中にいます。
約束どおり、いつかあなたを迎えにいくでしょう。
私を忘れず、そのときを待っていてください。
私の分まで長生きしてください。
さようなら。
昭和二十年三月八日、どんぐりこと、飛行第244戦隊 松井一郎伍長 』
かのんは、車椅子に座ったままふりかえり、看護師を呼んだ。
「いまあそこに紙が落ちてきて、窓のところについているでしょう。あれを取ってきてくださいな」
白い前掛けをつけた若い看護師は、おかっぱ頭のかのんさんが指さす正面の窓に目をむけた。
ガラスをとおし、青い空と雲が見えるだけだった。
紙などどこにもなかった。
ただ、青桐の大きな葉が、太陽に照らされていた。
白く光り、窓の桟にひっかかっていた。
●1章終
3733
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
機械娘の機ぐるみを着せないで!
ジャン・幸田
青春
二十世紀末のOVA(オリジナルビデオアニメ)作品の「ガーディアンガールズ」に憧れていたアラフィフ親父はとんでもない事をしでかした! その作品に登場するパワードスーツを本当に開発してしまった!
そのスーツを娘ばかりでなく友人にも着せ始めた! そのとき、トラブルの幕が上がるのであった。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
夏の決意
S.H.L
青春
主人公の遥(はるか)は高校3年生の女子バスケットボール部のキャプテン。部員たちとともに全国大会出場を目指して練習に励んでいたが、ある日、突然のアクシデントによりチームは崩壊の危機に瀕する。そんな中、遥は自らの決意を示すため、坊主頭になることを決意する。この決意はチームを再び一つにまとめるきっかけとなり、仲間たちとの絆を深め、成長していく青春ストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる