転生貴族の異世界無双生活

guju

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領地運営と戦争準備⑳

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 ガイア王子は今年で八歳の歳を迎えられる。5歳の洗礼も無事に終えており、あとは後継者として武術に魔術などといった訓練が開始される。

 5歳の時より3年間、座学を中心に無理やりと言っていいほど詰め込まれ、8歳にして高等部の内容はほとんど覚えている。

 これより先は、暗記した知識を実践する。という事に特化していくらしい。

 以前、陛下から話を聞かされた。あの親バカはどうにもバカらしく、勉強する殿下を陰ながら見守っていた。

 本当に、扉を少し開けて覗き見るように……。

 まあ、そんなことは置いておいて。ガイアの誕生日パーティーが今夜開催される。ガイアには事前に一言声をかけてプレゼントでも渡しておこうと思っていたのだが、あのバカ親――陛下はそれでは納得しないらしく、半ば強制的に呼び寄せられた。

 別にガイアを祝うのが嫌という訳では無い。寧ろ友達の誕生日を祝うことは喜ばしい事なのだが、良くも悪くも目立っている俺が会場に行けばほかの貴族から声をかけられることは間違いないだろう。

 それに1部の貴族は俺の領地に人を送り込んでいるらしく、監視とまでは行かないが情報を集めているものもいるらしい。

 最近目立ったスラム人口の減少と、その行き先が俺の領地である事が大まかな原因だろう。
  
 それにより鉱山の活性化が進み、3年前とは段違いに豊かに賑わっている事は周知されている。

 あとはカジノもその要因かな。お披露目会の時から数日も経たずに再来する貴族も見受けられているし。

 やっぱり想定はしていたけど、街が豊かになると面倒も増えるのか。

「とりあえず行くか。そろそろパーティーが始まる頃だろう」
 
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