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ギルド

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「そういやゼロよ、ギルドのこと、なんも知らんかったよな?」

「あぁ」

街に入ったゼロ達は、ギルドまでの道中、賑わう市場を歩きながら話していた。

「ほな、ギルドの説明した方がええか?」

「そうだな、頼む。」

「りょーかい」

少し間延びした声でそういったルーシェはギルドについての説明を始める。

「ギルドっちゅうのはな、冒険者達が所属するグループみたいなもんや。

そこで仕事を勘定して貰ったり、素材売ったり、まぁ、色々やる場所や。

冒険者達には強さのランクがあってな、上からSSS、SS、S、A、B、C、D、E、F、でな。

個人の強さによって、ランクが分かられるってもんや」

「そうなのか、という事は、お前は上から2番目?」

「そうなるな」

こいつもそこそこ有名なようだな。あの時の門番の対応と言い、この世界では強い部類のようだ。
あの手度ならば、弱い部類であるのにな。

等と、神目線の話をしているが、人間達からすれば、化け物もいいところだ。
神が持つメートル単位の物差しで測れば誤差なのだろうが、人間の持つミリメートル単位の物差しで測れば、それはとてつもなく大きい差なのだろう。

「それでやな、ギルドにも一定の強さのギルドにはランクがあってな

ギルド13席って呼ばれよるもんなんやけど、数あるギルドのうち上位13のギルドがなれるっちゅうごっついランクや」

「ほう」

「因みにやけど、トップの13席にはKINGって意味が込められとってな、王の名のとおりこの世界のあらゆる事に発言できるんや」

それが平民でも身分は国王と同列になると、ルーシェは憧れのように目を光らせている。

「でな、日々13席ねろていろんなギルドが力つけとるって訳や……

って、もうギルドが見えてきた」

彼の目の先には、4階建てはあるであろう大きな建物に、「夕焼けの陽」と書かれた看板がかけられている。

「よし、着いたで。

ここが俺の所属するギルド」

クルットギルドを背にしこちらに振り向いた彼は、手を広げて言い放つ。

「ギルドランク第2席、「夕焼けの陽」だ!」


「ギルドランク2席……上位トップの大手ギルドか……」

俺は夕日に照らされたそのギルドを見上げた。






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昨日寝落ちして書けませんでした

す↑まん
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