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勇者は女神を武器化する
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玉座の間に力なく片膝をつき、肩で息をする魔王。僕はそんな魔王の無様な姿を見下ろした。
「言い残すことはあるか」
「……勇者リュカ・ブラックフィールド、これで終わると思うな。貴様の一族、子孫……末代まで祟ってやるぞ!」
「そうか……」
僕はそれ以上何も言わず、愛剣リベリオンで魔王の首をはねた。
耳をつんざくような断末魔をあげながら転がる魔王の首。残された胴体は前のめりに突っ伏し、しばらくすると黒い塵となって霧散した。
僕はリベリオンに付着した魔王の血を振り払い、その刀身を背中の鞘に収めると、魔王の玉座まで歩いていった。ふと、魔王の見ていた景色を見てみたいと思ったからだ。
僕は巨大な玉座に腰掛け、その肘掛に頬杖をついてみた。魔王はここに座り、何を見て、何を考えていたのだろうか。
手下たちが人間や人間に味方する種族を蹂躙していく様子を嬉々として眺めていたのだろうか。
僕と生死を共にした仲間たちが一人また一人と力尽き、倒れていく様にほくそ笑んでいたのだろうか。
僕の家族や恋人を凌辱した後、拷問しながらなぶり殺す光景を恍惚な表情で見とれていたのだろうか。
魔王を討つ前に屠った彼の妻や子どもたちの姿がよぎった。涙を流しながらも呪詛を唱える彼女たちを、僕は一切の慈悲をかけずに八つ裂きにした。
物思いにふけっていると、玉座の間の天井から白く眩ゆい光の柱が降りてきた。光の柱から神々しいオーラを放つ三人の女神が現れる。
僕は彼女たちの見目麗しい姿を玉座から見下ろすように一瞥した。
金色に輝く鎧を纏い、メデゥーサの首を象ったアイギスの盾と黄金の剣を持った軍神──アテナ。
燃えるような真紅のローブに身を包み、その瞳、その身体に業火を宿す灼熱の太陽神──アマテラス。
全てを吸い尽くすような漆黒のドレスから透き通るような四肢を覗かせ、暗い銀色に輝く弓矢を持つ魅惑の月神──セレネー。
僕を勇者へと導き、魔王討伐の旅路に加護を与えてくれた三人の女神たち。彼女たちは僕の座っている玉座まで登ってくると、それぞれが慈愛に満ちた慈し笑みを投げかけてくる。
「勇者よ、よくぞ魔王を討ってくれた。長く辛かった旅もここで終焉を迎える」
アテナが男顔負けの威厳ある声で高らかに宣言した。こいつは堅物、石頭を絵に描いたような完全無欠の女神だ。
「勇者よ、貴方の功績を称え、何でも一つ望む願いを叶えてあげましょう」
アマテラスが大きな胸を挟むように両手を差しのべてくる。いつも胸を近づけてくる暑苦しい女神。炎を纏っているので実際に熱い。
「どしたの? お疲れかな? 好きな願いはなぁに? 富、名声、力、何でもいいのよ」
セレネーが氷のように冷たい手で僕の頰を撫でた。僕がキッとセレネーを睨むと、この馬鹿な女神は小首を傾げて僕を見つめてくる。
そう、こいつらは何もわかっていない。だから僕には考えがある。
僕は小さな声で呟いた。
「……平和と安寧が欲しい」
「勇者よ、今何と?」
アマテラスが僕に近づく。僕は玉座から立ち上がり、三人の女神の目を見据えた。
「女神たちに問う! この世界全土に永遠なる平和と安寧をもたらすことは可能か」
三人の女神たちは互いに顔を見合わせる。セレネーが「よいしょ」と玉座の階段に座って足をブラブラとさせながら答える。
「残念だけどね、無理なの。そんな漠然とした願いは。平和と安寧は皆それぞれ捉え方が違うでしょ」
やはり。そう言うだろうと思っていた。ならば──
「古よりこの世界では勇者と魔王の戦が繰り返されている。あなたたちは時の勇者に加護を与え、魔王を討つために導く。一方、別の女神たちはそれに抗うべく魔王に絶大なる力を授ける。各地で勇者側と魔王側の勢力が生まれ、世界が二分されていく。それぞれの陣営はそれぞれの女神を崇拝し、その信仰がさらなる争いの火種となる。それはご存知か!」
「勇者よ、落ち着くのだ!」
アテナが僕の肩に手をかけようとしたのを振り払う。
「この戦はあなたたち女神の代理戦争と言っても過言ではない。勇者が魔王を討つ時代もあれば、その逆の時代もあったが、いつの世も変わらぬのは無垢なる民の犠牲。あなたたちが民を不幸にしているのだ!」
「口を慎みなさい!」
アマテラスの体に宿る業火が大きくなってうねり出す。感情をすぐに剥き出しにして熱くなる典型的な直情型。
僕はそっと玉座に座り、落ち着いた口調にわざと戻す。
「魔王は僕の愛する者たちを奪った。だから僕は魔王の親族を討った。憎しみが憎しみを生み、争いが争いを生む。もうこんなことは僕の代でやめにしたいんだ」
女神たちは沈黙する。僕はここぞとばかりに作戦を決行する。
「僕はさらなる力が欲しい。自らの力でこの世界に平和もたらそうと思う。女神たちよ、叶えてくれるか?」
女神たちは驚いた様子だったが、三人とも同時に頷いた。
「わかったわ。貴方の願いを叶えてあげる。あなたの望む力を言ってみて」
セレネーが僕の膝の上にまたがってくる。こいつが一番扱いやすい。
「あらゆるものを武器化する能力を望む」
僕はセレネーの藍色の瞳を見つめる。セレネーは魔性の笑みを浮かべ、僕の両頬に冷たい手を添えた。そして僕の唇にキスをした。
その冷たくて柔らかい唇から凄まじいエネルギーが流れ込んでくる。精神が研ぎ澄まされ、全身にありえないほどの力が漲ってくる。
使える。武器化の能力が使える。解る。能力の使い方が。
僕はセレネーの華奢な身体を力一杯抱き寄せた。セレネーは目を見開いて驚くが、次第に恍惚な表情になっていく。
今がチャンス。僕はセレネーから唇を離す。僕の唇とセレネーの唇が光る糸を引き合う。
僕はセレネーを抱きしめたまま叫んだ。
「〈万物武器化〉」
僕の身体から夥しい量の黒い瘴気が噴き出し、セレネーの身体を呑み込む。
黒い瘴気の中でセレネーの顔が恐怖で引きつっているのがわかる。僕の腕の中でガタガタと震える冷たい身体。
身体の冷たさとは裏腹に温かい液体が僕の膝を濡らす。鼻腔をつく独特の匂い。失禁、女神も漏らすのか。
俺の手からふっとセレネーを抱いていた感触が消えた。替わりに何かを握っている感覚が伝わってくる。僕にはそれが何かわかった。
黒い瘴気の外でアマテラスたちが口々に何かを叫んでいるのが聞こえる。一帯の温度が急激に上がっていく。アマテラスの豪炎が僕を囲んでいるのだろう。
僕は黒い瘴気の中からそれを思いっきり放った。金属と金属がぶつかり合うような音、建物が崩壊する音が鳴り響く。
黒い瘴気が僕の手に握られている武器に吸い込まれていく。瘴気が晴れたことで周りの光景が判明する。
そこにあったのは跡形も残っていないほどに崩壊した玉座の間であった。
床、壁、柱、天井に突き刺さった無数の光り輝く矢。
腕や足など所々に光の矢が突き刺さったアマテラス。紅蓮の炎で大半の光の矢を焼き尽くし、辛うじて致命傷を免れたのであろう。
アイギスの盾に身を隠し、完全に光の矢を防いでいたアテナ。メデューサの顔が剣山になっていた。
僕の手が握っていたのは、僕の背丈ほどある巨大な漆黒の弓。弓のリムの部分は三日月のように鋭く、その弦は月光の如く冷たい光を放っていた。
「言い残すことはあるか」
「……勇者リュカ・ブラックフィールド、これで終わると思うな。貴様の一族、子孫……末代まで祟ってやるぞ!」
「そうか……」
僕はそれ以上何も言わず、愛剣リベリオンで魔王の首をはねた。
耳をつんざくような断末魔をあげながら転がる魔王の首。残された胴体は前のめりに突っ伏し、しばらくすると黒い塵となって霧散した。
僕はリベリオンに付着した魔王の血を振り払い、その刀身を背中の鞘に収めると、魔王の玉座まで歩いていった。ふと、魔王の見ていた景色を見てみたいと思ったからだ。
僕は巨大な玉座に腰掛け、その肘掛に頬杖をついてみた。魔王はここに座り、何を見て、何を考えていたのだろうか。
手下たちが人間や人間に味方する種族を蹂躙していく様子を嬉々として眺めていたのだろうか。
僕と生死を共にした仲間たちが一人また一人と力尽き、倒れていく様にほくそ笑んでいたのだろうか。
僕の家族や恋人を凌辱した後、拷問しながらなぶり殺す光景を恍惚な表情で見とれていたのだろうか。
魔王を討つ前に屠った彼の妻や子どもたちの姿がよぎった。涙を流しながらも呪詛を唱える彼女たちを、僕は一切の慈悲をかけずに八つ裂きにした。
物思いにふけっていると、玉座の間の天井から白く眩ゆい光の柱が降りてきた。光の柱から神々しいオーラを放つ三人の女神が現れる。
僕は彼女たちの見目麗しい姿を玉座から見下ろすように一瞥した。
金色に輝く鎧を纏い、メデゥーサの首を象ったアイギスの盾と黄金の剣を持った軍神──アテナ。
燃えるような真紅のローブに身を包み、その瞳、その身体に業火を宿す灼熱の太陽神──アマテラス。
全てを吸い尽くすような漆黒のドレスから透き通るような四肢を覗かせ、暗い銀色に輝く弓矢を持つ魅惑の月神──セレネー。
僕を勇者へと導き、魔王討伐の旅路に加護を与えてくれた三人の女神たち。彼女たちは僕の座っている玉座まで登ってくると、それぞれが慈愛に満ちた慈し笑みを投げかけてくる。
「勇者よ、よくぞ魔王を討ってくれた。長く辛かった旅もここで終焉を迎える」
アテナが男顔負けの威厳ある声で高らかに宣言した。こいつは堅物、石頭を絵に描いたような完全無欠の女神だ。
「勇者よ、貴方の功績を称え、何でも一つ望む願いを叶えてあげましょう」
アマテラスが大きな胸を挟むように両手を差しのべてくる。いつも胸を近づけてくる暑苦しい女神。炎を纏っているので実際に熱い。
「どしたの? お疲れかな? 好きな願いはなぁに? 富、名声、力、何でもいいのよ」
セレネーが氷のように冷たい手で僕の頰を撫でた。僕がキッとセレネーを睨むと、この馬鹿な女神は小首を傾げて僕を見つめてくる。
そう、こいつらは何もわかっていない。だから僕には考えがある。
僕は小さな声で呟いた。
「……平和と安寧が欲しい」
「勇者よ、今何と?」
アマテラスが僕に近づく。僕は玉座から立ち上がり、三人の女神の目を見据えた。
「女神たちに問う! この世界全土に永遠なる平和と安寧をもたらすことは可能か」
三人の女神たちは互いに顔を見合わせる。セレネーが「よいしょ」と玉座の階段に座って足をブラブラとさせながら答える。
「残念だけどね、無理なの。そんな漠然とした願いは。平和と安寧は皆それぞれ捉え方が違うでしょ」
やはり。そう言うだろうと思っていた。ならば──
「古よりこの世界では勇者と魔王の戦が繰り返されている。あなたたちは時の勇者に加護を与え、魔王を討つために導く。一方、別の女神たちはそれに抗うべく魔王に絶大なる力を授ける。各地で勇者側と魔王側の勢力が生まれ、世界が二分されていく。それぞれの陣営はそれぞれの女神を崇拝し、その信仰がさらなる争いの火種となる。それはご存知か!」
「勇者よ、落ち着くのだ!」
アテナが僕の肩に手をかけようとしたのを振り払う。
「この戦はあなたたち女神の代理戦争と言っても過言ではない。勇者が魔王を討つ時代もあれば、その逆の時代もあったが、いつの世も変わらぬのは無垢なる民の犠牲。あなたたちが民を不幸にしているのだ!」
「口を慎みなさい!」
アマテラスの体に宿る業火が大きくなってうねり出す。感情をすぐに剥き出しにして熱くなる典型的な直情型。
僕はそっと玉座に座り、落ち着いた口調にわざと戻す。
「魔王は僕の愛する者たちを奪った。だから僕は魔王の親族を討った。憎しみが憎しみを生み、争いが争いを生む。もうこんなことは僕の代でやめにしたいんだ」
女神たちは沈黙する。僕はここぞとばかりに作戦を決行する。
「僕はさらなる力が欲しい。自らの力でこの世界に平和もたらそうと思う。女神たちよ、叶えてくれるか?」
女神たちは驚いた様子だったが、三人とも同時に頷いた。
「わかったわ。貴方の願いを叶えてあげる。あなたの望む力を言ってみて」
セレネーが僕の膝の上にまたがってくる。こいつが一番扱いやすい。
「あらゆるものを武器化する能力を望む」
僕はセレネーの藍色の瞳を見つめる。セレネーは魔性の笑みを浮かべ、僕の両頬に冷たい手を添えた。そして僕の唇にキスをした。
その冷たくて柔らかい唇から凄まじいエネルギーが流れ込んでくる。精神が研ぎ澄まされ、全身にありえないほどの力が漲ってくる。
使える。武器化の能力が使える。解る。能力の使い方が。
僕はセレネーの華奢な身体を力一杯抱き寄せた。セレネーは目を見開いて驚くが、次第に恍惚な表情になっていく。
今がチャンス。僕はセレネーから唇を離す。僕の唇とセレネーの唇が光る糸を引き合う。
僕はセレネーを抱きしめたまま叫んだ。
「〈万物武器化〉」
僕の身体から夥しい量の黒い瘴気が噴き出し、セレネーの身体を呑み込む。
黒い瘴気の中でセレネーの顔が恐怖で引きつっているのがわかる。僕の腕の中でガタガタと震える冷たい身体。
身体の冷たさとは裏腹に温かい液体が僕の膝を濡らす。鼻腔をつく独特の匂い。失禁、女神も漏らすのか。
俺の手からふっとセレネーを抱いていた感触が消えた。替わりに何かを握っている感覚が伝わってくる。僕にはそれが何かわかった。
黒い瘴気の外でアマテラスたちが口々に何かを叫んでいるのが聞こえる。一帯の温度が急激に上がっていく。アマテラスの豪炎が僕を囲んでいるのだろう。
僕は黒い瘴気の中からそれを思いっきり放った。金属と金属がぶつかり合うような音、建物が崩壊する音が鳴り響く。
黒い瘴気が僕の手に握られている武器に吸い込まれていく。瘴気が晴れたことで周りの光景が判明する。
そこにあったのは跡形も残っていないほどに崩壊した玉座の間であった。
床、壁、柱、天井に突き刺さった無数の光り輝く矢。
腕や足など所々に光の矢が突き刺さったアマテラス。紅蓮の炎で大半の光の矢を焼き尽くし、辛うじて致命傷を免れたのであろう。
アイギスの盾に身を隠し、完全に光の矢を防いでいたアテナ。メデューサの顔が剣山になっていた。
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