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2021
まる男、ダイエットへの考察
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久しぶりにまる男とまる男の父、母の3人で、夕食を食べる。いつもは、それに家政婦さんとその孫娘を合わせて5人で食べていたのだ。2人は今日は法事で出かけていて、まる男の手料理を3人で食べることになった。
一番食欲の強い母は、いつもどうり、まる男の食べる量の1.5倍を食べ終えると宣言を始めた。
「あたし、最近太ったからウォーキング始めようと思う」
普通の一人前の量を食べ終わった父が母を見て言う。
「え~、全然太ってないじゃん。まあウォーキング始めるのは止めないけど・・いつから始めるの?」
母は父の視線から自分の体を避けるようにして言う。
「今から。・・プリンツ・オイゲン公園まで歩いてくるわ」
父は慌てた様子で否定する。
「ダメだよ。襲われたらどうするの!?
あ~仕事が残ってるから一緒に行けないし、・・・明日の朝にしたら?」
「無理、むり、ムリ!朝。苦手だもん!夜しかないって!」
父は思案顔で
「でも・・・」
「大丈夫。大丈夫。こんなおばさん。誰も襲わないって。」
「でも・・・」
はじめてのまる男の発言だ。
「車で行けば?」
父と母は、まる男をみる。まる男はもう一度言う。
「車でプリンツ・オイゲン公園まで行けばいいじゃん」
父は晴れ晴れした顔でいう。
「そうだ!そうすれば車で守られて襲われないよ!」
母は、部屋の入口の小物入れを見た。
「え~と。車のキーは・・・」
ここで父と母は、はっと顔をあげた。
まる男はニヤリと視線を2人に向ける。
父&母「まる男!!」
一番食欲の強い母は、いつもどうり、まる男の食べる量の1.5倍を食べ終えると宣言を始めた。
「あたし、最近太ったからウォーキング始めようと思う」
普通の一人前の量を食べ終わった父が母を見て言う。
「え~、全然太ってないじゃん。まあウォーキング始めるのは止めないけど・・いつから始めるの?」
母は父の視線から自分の体を避けるようにして言う。
「今から。・・プリンツ・オイゲン公園まで歩いてくるわ」
父は慌てた様子で否定する。
「ダメだよ。襲われたらどうするの!?
あ~仕事が残ってるから一緒に行けないし、・・・明日の朝にしたら?」
「無理、むり、ムリ!朝。苦手だもん!夜しかないって!」
父は思案顔で
「でも・・・」
「大丈夫。大丈夫。こんなおばさん。誰も襲わないって。」
「でも・・・」
はじめてのまる男の発言だ。
「車で行けば?」
父と母は、まる男をみる。まる男はもう一度言う。
「車でプリンツ・オイゲン公園まで行けばいいじゃん」
父は晴れ晴れした顔でいう。
「そうだ!そうすれば車で守られて襲われないよ!」
母は、部屋の入口の小物入れを見た。
「え~と。車のキーは・・・」
ここで父と母は、はっと顔をあげた。
まる男はニヤリと視線を2人に向ける。
父&母「まる男!!」
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