34 / 41
ギルド大国
宮殿~十帝~
しおりを挟む
俺は扉を手にとりギイっと開く。俺の目の前に現れたものは・・・
大きな広場にポツンと真ん中に上へと続く階段がある。まさかあの上に王が? やっとたどり着いた。いやー、疲れるね(棒)
俺は駆け足で階段に近づこうとしたら二人に首もと、服を掴まれ止められた。二人はやっとたどり着いた筈の場所なのに何故か険しい顔をしている。アイギスさんは眉間に皺を寄せて辺りを見渡しているし、ピナは杖を力強く握りしめいつでも戦える準備をしている。おいおいまじかよ。また、敵がいるのかよ。この宮殿なんなの? 何処に行っても敵がいるの? それともアンデット? 一番何もしていない俺が心で愚痴っているとアイギスさんが手を離してくれた。そしてピナが俺にこそっと伝えてくれた。内緒話? 萌えるねー。いや、ダメだダメだ今はこんな事考えている場合ではない。
「・・・ブリー、敵いる」
「しかもかなり手練れの者だな。威圧感が今までとは比較にならない」
え? 敵! しかもかなり手練れ!? 俺には威圧感も存在すらも気づかなかったんですけど?
「ところで何人くらいいます?」
「・・・3」
まじかよ、手練れの者が三人も! こうなったら一人一殺ってところじゃないかよ。
「来るぞ!」
アイギスさんが叫び俺とピナは後ろへ思いっきり飛んだ。アイギスさんは俺達を庇うように前に立っている。
「ア、アイギスさん! 大丈夫ですか!?」
アイギスさんには無数の針が刺さっており軽傷なのだが傷が多すぎる。このままでは出血多量で・・・
「ピナ! 回復!」
もうやってる。ピナは直ぐ様アイギスさんに駆け寄り回復を始めていた。だんだん傷も治まりアイギスさんの顔も楽になっていった。
「ごめんなさい、アイギスさん」
「いいんだよ、それより厄介なのは何処から攻撃が来るか分からない事だ。攻撃の瞬間は感知できるのだが、攻撃したら直ぐ様気配を消すから何処にいるかが分からない」
「・・・ピナも」
ピナの聖霊魂でも感知出来ないのは初めてだな。どうする、ブリーフマン。考えろ、早く、早くするんだ。攻撃の瞬間は感知できる。がその後は気配が消える。という事はおそらく気配を消す魔法を使えるやつが三人の中にいるはずだ。だがそれはもうみんな分かってる。くそっ、分からない。
俺が悩んでいるといきなり一部だけ空間が歪んだ。と思ったら手が現れその手にはナイフが!
「みんな、来るぞ! 構えて」
手からナイフが離れこちらに向かって来る。俺はそれを見ていたから問題ない。防御する事くらい…え?
突然目の前空間が歪みナイフの軌道が変わった。さっきまでの軌道を変え突然現れたナイフが腹元に来る。気づいた所で遅い。俺の剣は空を切りナイフが腹に刺さる。何だか暖かい、この暖かいのは? そうか血か。腹から血が溢れだす。
「ブリー、起きて!」
ピナが俺を呼ぶ。気づけば腹の傷は消えていた。痛みはない。だがピナの回復魔法はあくまで傷の修復。体力が回復しないのと同様に血の量までは回復しない。まだ意識がもうろうとしている。だが俺は歯を食い縛り何とか立ち上がる。
さっきの攻撃時空が歪みナイフが飛んで来た。そして俺は防げたと思ったがまたしても時空が歪み腹にナイフが突き刺さる。だが時空が歪んでからナイフが現れるまでコンマ一秒程だが時差あった。まさか、
「ピナ・・・アイギスさん・・・謎が・・解けた」
俺は気力で声を出した。
「あいつらは・・結界魔法です」
「成る程な。どういう原理で結界魔法と仮定したのか知らんがそこはお前を信じよう」
「・・・ん」
「ありがとう、ですが・・原理が分かった所でどうやって・・・対抗するんですか」
アイギスさんは私に任せろと言わんばかり胸をはる。
「私に考えがある。結界魔法とは絶壁の魔法とか言われているが弱点は存在する」
するとアイギスさんは詠唱を始めた。アイギスさんが詠唱を終えると同時に周りが魔力壁で覆われた。弱点が同じ結界魔法?
「なぜ結界魔法を?」
「それは結界魔法の弱点は結界魔法だからだ。結界魔法の中に結界魔法を作ればもう干渉はできまい。分かりやすく言うと箱の中に箱を置けば中にある箱の中は見えないだろ」
分かりやすく伝えてくれたらしいけど逆に分かりにくくなった気が……とにかくこれで大丈夫の筈だ。
___________________________________
「な、いきなり気配が消えましたよ。まさか向こうにも結界魔法を使う者がいたなんて」
わぁわぁと騒いでいる女は結界魔法を行っていたチノリ。
「うるさいぞチノリ。唯お前の結界魔法が破られただけだろ。十帝としてもうちっと冷静にいれないのか?」
「すまない、ついね。だけど向こうにも頭脳派がいるとはね」
事態を冷静に判断できるのはマギ。十帝の副団長だ。
「かはは、向こうにも強いのいるんだな。面白い。早く殺りたいなー、かはは」
こっちの戦闘狂はアスタ。十帝一の狂い者だ。
十帝とは王直属護衛部隊の事だ。十人の強者が集まった強力にして最悪の部隊。十帝には色んな二つ名を持つ者がいる。此処にいる三人は知識、狂気、冷淡。これは性格による者ではなく殺し方から呼ばれているあだ名だ。よって最強にして最悪。
「おい、早く結界解けよ。俺が殺りに行くからさ。かはは」
「ふん、勝手にしろ。そんなだと録な死に方をしないぞ」
マギはアスタを止めようともしない。なぜならもともとアスタが負けるとは思っていない。
「かははは、俺はもともと録な生き方じゃねーんだよ」
そういってアスタは結界をぶっ壊して中に突っ込む。
「お、おい。待てよ。全くアスタは面倒だな」
チノリは諦めたかのように渋々と着いていく。
その頃ブリーフマンは結界の中でこの時を待っていた。敵が自らこちらに向かって来るときを。ピナが魔力弾を準備し狙いを定める。威力、スピード共にマックス状態だ。これなら避ける事はできまい。
「いけ、ピナ。今だ!」
ピナの魔力弾が発射される。よしこれで一人倒したな。
放たれた魔力弾が一人に着弾する? いやしてない。避けられた? あの速さを?
「みいつけた」
アスタはもう目の前に来ていた。は、早い。俺は手に持っていた腹に刺さったナイフで何とか受け流した。限界突破により攻撃力が上がっている。ん? 動ける。限界突破により体力も上がったのか動けるようになっていた。こちらにとっては好都合。俺はそのまま剣を引き抜きアスタを弾き飛ばす。これで感知出来なくなった筈だろう。
「甘いんじゃないか?」
冷淡な声が聞こえる。いつのまにか後ろに見知らぬ人物が入り込んでいた。容易く結界を壊される。
「さて君達をどう料理しようかな?」
大きな広場にポツンと真ん中に上へと続く階段がある。まさかあの上に王が? やっとたどり着いた。いやー、疲れるね(棒)
俺は駆け足で階段に近づこうとしたら二人に首もと、服を掴まれ止められた。二人はやっとたどり着いた筈の場所なのに何故か険しい顔をしている。アイギスさんは眉間に皺を寄せて辺りを見渡しているし、ピナは杖を力強く握りしめいつでも戦える準備をしている。おいおいまじかよ。また、敵がいるのかよ。この宮殿なんなの? 何処に行っても敵がいるの? それともアンデット? 一番何もしていない俺が心で愚痴っているとアイギスさんが手を離してくれた。そしてピナが俺にこそっと伝えてくれた。内緒話? 萌えるねー。いや、ダメだダメだ今はこんな事考えている場合ではない。
「・・・ブリー、敵いる」
「しかもかなり手練れの者だな。威圧感が今までとは比較にならない」
え? 敵! しかもかなり手練れ!? 俺には威圧感も存在すらも気づかなかったんですけど?
「ところで何人くらいいます?」
「・・・3」
まじかよ、手練れの者が三人も! こうなったら一人一殺ってところじゃないかよ。
「来るぞ!」
アイギスさんが叫び俺とピナは後ろへ思いっきり飛んだ。アイギスさんは俺達を庇うように前に立っている。
「ア、アイギスさん! 大丈夫ですか!?」
アイギスさんには無数の針が刺さっており軽傷なのだが傷が多すぎる。このままでは出血多量で・・・
「ピナ! 回復!」
もうやってる。ピナは直ぐ様アイギスさんに駆け寄り回復を始めていた。だんだん傷も治まりアイギスさんの顔も楽になっていった。
「ごめんなさい、アイギスさん」
「いいんだよ、それより厄介なのは何処から攻撃が来るか分からない事だ。攻撃の瞬間は感知できるのだが、攻撃したら直ぐ様気配を消すから何処にいるかが分からない」
「・・・ピナも」
ピナの聖霊魂でも感知出来ないのは初めてだな。どうする、ブリーフマン。考えろ、早く、早くするんだ。攻撃の瞬間は感知できる。がその後は気配が消える。という事はおそらく気配を消す魔法を使えるやつが三人の中にいるはずだ。だがそれはもうみんな分かってる。くそっ、分からない。
俺が悩んでいるといきなり一部だけ空間が歪んだ。と思ったら手が現れその手にはナイフが!
「みんな、来るぞ! 構えて」
手からナイフが離れこちらに向かって来る。俺はそれを見ていたから問題ない。防御する事くらい…え?
突然目の前空間が歪みナイフの軌道が変わった。さっきまでの軌道を変え突然現れたナイフが腹元に来る。気づいた所で遅い。俺の剣は空を切りナイフが腹に刺さる。何だか暖かい、この暖かいのは? そうか血か。腹から血が溢れだす。
「ブリー、起きて!」
ピナが俺を呼ぶ。気づけば腹の傷は消えていた。痛みはない。だがピナの回復魔法はあくまで傷の修復。体力が回復しないのと同様に血の量までは回復しない。まだ意識がもうろうとしている。だが俺は歯を食い縛り何とか立ち上がる。
さっきの攻撃時空が歪みナイフが飛んで来た。そして俺は防げたと思ったがまたしても時空が歪み腹にナイフが突き刺さる。だが時空が歪んでからナイフが現れるまでコンマ一秒程だが時差あった。まさか、
「ピナ・・・アイギスさん・・・謎が・・解けた」
俺は気力で声を出した。
「あいつらは・・結界魔法です」
「成る程な。どういう原理で結界魔法と仮定したのか知らんがそこはお前を信じよう」
「・・・ん」
「ありがとう、ですが・・原理が分かった所でどうやって・・・対抗するんですか」
アイギスさんは私に任せろと言わんばかり胸をはる。
「私に考えがある。結界魔法とは絶壁の魔法とか言われているが弱点は存在する」
するとアイギスさんは詠唱を始めた。アイギスさんが詠唱を終えると同時に周りが魔力壁で覆われた。弱点が同じ結界魔法?
「なぜ結界魔法を?」
「それは結界魔法の弱点は結界魔法だからだ。結界魔法の中に結界魔法を作ればもう干渉はできまい。分かりやすく言うと箱の中に箱を置けば中にある箱の中は見えないだろ」
分かりやすく伝えてくれたらしいけど逆に分かりにくくなった気が……とにかくこれで大丈夫の筈だ。
___________________________________
「な、いきなり気配が消えましたよ。まさか向こうにも結界魔法を使う者がいたなんて」
わぁわぁと騒いでいる女は結界魔法を行っていたチノリ。
「うるさいぞチノリ。唯お前の結界魔法が破られただけだろ。十帝としてもうちっと冷静にいれないのか?」
「すまない、ついね。だけど向こうにも頭脳派がいるとはね」
事態を冷静に判断できるのはマギ。十帝の副団長だ。
「かはは、向こうにも強いのいるんだな。面白い。早く殺りたいなー、かはは」
こっちの戦闘狂はアスタ。十帝一の狂い者だ。
十帝とは王直属護衛部隊の事だ。十人の強者が集まった強力にして最悪の部隊。十帝には色んな二つ名を持つ者がいる。此処にいる三人は知識、狂気、冷淡。これは性格による者ではなく殺し方から呼ばれているあだ名だ。よって最強にして最悪。
「おい、早く結界解けよ。俺が殺りに行くからさ。かはは」
「ふん、勝手にしろ。そんなだと録な死に方をしないぞ」
マギはアスタを止めようともしない。なぜならもともとアスタが負けるとは思っていない。
「かははは、俺はもともと録な生き方じゃねーんだよ」
そういってアスタは結界をぶっ壊して中に突っ込む。
「お、おい。待てよ。全くアスタは面倒だな」
チノリは諦めたかのように渋々と着いていく。
その頃ブリーフマンは結界の中でこの時を待っていた。敵が自らこちらに向かって来るときを。ピナが魔力弾を準備し狙いを定める。威力、スピード共にマックス状態だ。これなら避ける事はできまい。
「いけ、ピナ。今だ!」
ピナの魔力弾が発射される。よしこれで一人倒したな。
放たれた魔力弾が一人に着弾する? いやしてない。避けられた? あの速さを?
「みいつけた」
アスタはもう目の前に来ていた。は、早い。俺は手に持っていた腹に刺さったナイフで何とか受け流した。限界突破により攻撃力が上がっている。ん? 動ける。限界突破により体力も上がったのか動けるようになっていた。こちらにとっては好都合。俺はそのまま剣を引き抜きアスタを弾き飛ばす。これで感知出来なくなった筈だろう。
「甘いんじゃないか?」
冷淡な声が聞こえる。いつのまにか後ろに見知らぬ人物が入り込んでいた。容易く結界を壊される。
「さて君達をどう料理しようかな?」
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
幼馴染みの2人は魔王と勇者〜2人に挟まれて寝た俺は2人の守護者となる〜
海月 結城
ファンタジー
ストーカーが幼馴染みをナイフで殺そうとした所を庇って死んだ俺は、気が付くと異世界に転生していた。だが、目の前に見えるのは生い茂った木々、そして、赤ん坊の鳴き声が3つ。
そんな俺たちが捨てられていたのが孤児院だった。子供は俺たち3人だけ。そんな俺たちが5歳になった時、2人の片目の中に変な紋章が浮かび上がった。1人は悪の化身魔王。もう1人はそれを打ち倒す勇者だった。だけど、2人はそんなことに興味ない。
しかし、世界は2人のことを放って置かない。勇者と魔王が復活した。まだ生まれたばかりと言う事でそれぞれの組織の思惑で2人を手駒にしようと2人に襲いかかる。
けれども俺は知っている。2人の力は強力だ。一度2人が喧嘩した事があったのだが、約半径3kmのクレーターが幾つも出来た事を。俺は、2人が戦わない様に2人を守護するのだ。
地獄の手違いで殺されてしまったが、閻魔大王が愛猫と一緒にネット環境付きで異世界転生させてくれました。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作、面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
高橋翔は地獄の官吏のミスで寿命でもないのに殺されてしまった。だが流石に地獄の十王達だった。配下の失敗にいち早く気付き、本来なら地獄の泰広王(不動明王)だけが初七日に審理する場に、十王全員が勢揃いして善後策を協議する事になった。だが、流石の十王達でも、配下の失敗に気がつくのに六日掛かっていた、高橋翔の身体は既に焼かれて灰となっていた。高橋翔は閻魔大王たちを相手に交渉した。現世で残されていた寿命を異世界で全うさせてくれる事。どのような異世界であろうと、異世界間ネットスーパーを利用して元の生活水準を保証してくれる事。死ぬまでに得ていた貯金と家屋敷、死亡保険金を保証して異世界で使えるようにする事。更には異世界に行く前に地獄で鍛錬させてもらう事まで要求し、権利を勝ち取った。そのお陰で異世界では楽々に生きる事ができた。
記憶喪失の転生幼女、ギルドで保護されたら最強冒険者に溺愛される
マー子
ファンタジー
ある日魔の森で異常が見られ、調査に来ていた冒険者ルーク。
そこで木の影で眠る幼女を見つけた。
自分の名前しか記憶がなく、両親やこの国の事も知らないというアイリは、冒険者ギルドで保護されることに。
実はある事情で記憶を失って転生した幼女だけど、異世界で最強冒険者に溺愛されて、第二の人生楽しんでいきます。
・初のファンタジー物です
・ある程度内容纏まってからの更新になる為、進みは遅めになると思います
・長編予定ですが、最後まで気力が持たない場合は短編になるかもしれません⋯
どうか温かく見守ってください♪
☆感謝☆
HOTランキング1位になりました。偏にご覧下さる皆様のお陰です。この場を借りて、感謝の気持ちを⋯
そしてなんと、人気ランキングの方にもちゃっかり載っておりました。
本当にありがとうございます!
私のお父様とパパ様
棗
ファンタジー
非常に過保護で愛情深い二人の父親から愛される娘メアリー。
婚約者の皇太子と毎月あるお茶会で顔を合わせるも、彼の隣には幼馴染の女性がいて。
大好きなお父様とパパ様がいれば、皇太子との婚約は白紙になっても何も問題はない。
※箱入り娘な主人公と娘溺愛過保護な父親コンビのとある日のお話。
追記(2021/10/7)
お茶会の後を追加します。
更に追記(2022/3/9)
連載として再開します。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる