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前書き
よろしくお願いします。
「うおらー!」
叫び声、呪文の詠唱が響きわたるダンジョン最新部。ダンジョンと言ってもただのダンジョンじゃない。魔王城だ。
そう俺たちは魔王討伐に来た勇者一向ということ。なぜ俺たちにそんな事ができるのか?
それは俺たちがチートと言ってもいいレベルのスキルを持っているから。
___________________________________
自己紹介が遅れたが俺の名前はアルファ。勇者一向のリーダーだ。スキルは思考操作。相手の思考を読み取り思考を変える。ちなみに職業は剣士。
仲間の紹介をしよう。
まず最初は俺たちの中で一番の攻撃特化型のエース。職業はブレイカー。身長よりも大きな大斧を振るう。スキルは無効化。全てを無効化してしまう魔法だ。相手の攻撃だって無効化してしまう。
次は俺たちの中で一番の魔力の持ち主エイナ。職業は賢者。エルフの為生まれつき魔力が高い。そしてスラッとした金髪には見ぼれてしまうほど。スキルは無限。MPだって無限だし魔法も一度発動してしまえば自分が消さない限り消えない。
最後は一番の俊足シーナ。職業は忍。シーナは和の国の生まれで魔力を持たない和人は忍となり忍術という特殊な術を使う。忍術は魔力ではないので魔眼でも見破れないという。俺にかかればすぐ見破れるが。それはさておきスキルは同化。これはコピーするというすきる。アーティファクトを作りだしたり魔法をコピーし、忍術として使うこともできる。
これが勇者一向チートパーティーである。
___________________________________
「うおらー」
叫び声、呪文の詠唱が響きわたるダンジョン。今戦っているのは世界最強にして最悪と言われる魔王。その強さは圧倒的で並みの人間では太刀打ち出来ないだろう。だが今戦っているのは人並み外れた存在勇者である。
3メートルはあるだろうと思われる魔王が巨大な剣を振り上げる。だが俺にはどのように降り下ろされるかがはっきりと分かる。俺はみんなに思考操作で俺の思考を送り作戦を送る。
みんなの頭に一瞬にして思考が送られる。これほどリーダーに向いたスキルはそうないだろう。
魔王の剣が降り下ろされると同時にみんなは飛び上がりそこの隙を狙う。魔王は何故交わせたと驚きを見せたが空かさず呪文詠唱を始める。
だが俺にはそんなの通用しない。思考操作で少し頭をいじってしまえばいい。俺は思考操作を行い呪文詠唱を止める。
呪文詠唱を終えた魔王はさすがに驚きを隠せない。なぜなら呪文が発動しなかったのだ。
その隙を狙いエースが大斧を降り下ろす。
ガキーン
鉄音が響いた。どうにか魔王は魔力感知でエースの存在にきずき大斧を受け止めた後魔力壁を作り逃れた。だがエースには意味をなさない。
無効化を持つエースによって魔力壁は容易く破壊される。
「んなッ!馬鹿な誰も破壊出来ぬ魔力壁だぞ」
「そんなもの知るかよッ!」
エースの大斧が降り下ろされる。
ダンジョンに大きな風がビュゴーとすごい音を立てた。
「やったか?」
「まだだッ!油断するな」
魔王は間一発でエースの大斧を避けたのだ。
魔王は立っていた。だが恐怖に怯え足がすくんでいた。このままでは殺られると。
魔王は必死に魔力感知を続けながら攻撃をかわすことしかできなっかた。だが大きな炎が音を立てながらこちらに迫ってきた。 魔力感知には引っ掛からない。シーナの忍術だ。
魔王は炎に焼かれる中、魔王は最後の一降りと覚悟し風魔法で炎を消す。
魔王は黒焦げた体で必死に立ち上がり剣を力強く握った。
「ウオオオオッ!!!」
怒号が鳴り響く中剣が降り下ろされる。その時ザクザクと鈍い音を立てた。剣に集中し過ぎて後ろの魔力感知を怠ったのだ。
背中には氷の刃が刺さっている。炎で焼けば消えると思ったが異変にきずいた。全く何処も溶けていないのだ。
魔王は今さらながらきずいたのだ。
"こやつらに普通は通じないと"
勇者一向は一気に迫ってきた。俺はここで終わる。そう確信し、目を閉じた。だがいつまでたっても俺は死なない。しかも背中の氷は消えいる。
「何の真似だ」
「俺たちは強く成りすぎた。だから分からない弱い者の気持ちを」
「だから何だというのだ。強ければいいではないか」
だが勇者一向は違った。魔王討伐に来た理由それは魔王に負けたと広め自分たちは転生する事。
「お前に頼みがある。俺たちを転生してくれ。お前ならそれぐらい朝飯前だろ」
「そういうことか。お前らはまた強くなって戻って来ると」
「ああ、かもな」
「では行うぞそこに立っておれ」
「あ一つお願いしてもいいかな俺たちを最弱にして転生させてほしい」
「よいがスキルが変わる事は無いぞ。スキルは固有能力のため転生しても変わらん」
「了解」
「ではいくぞ」
呪文詠唱が終わり俺たちの下に書かれた魔方陣から光が溢れだした。そして光と共に勇者一向はきえていった。
魔王の部屋は静かになり風の音もよく聞こえる。
「面白い連中じゃった。強くなりすぎたか。わしもそうじゃの」
そういうと魔王も自ら転生魔法をかけ転生した。
魔王城に残されたのは両者が激しく戦った後だけだった。
よろしくお願いします。
「うおらー!」
叫び声、呪文の詠唱が響きわたるダンジョン最新部。ダンジョンと言ってもただのダンジョンじゃない。魔王城だ。
そう俺たちは魔王討伐に来た勇者一向ということ。なぜ俺たちにそんな事ができるのか?
それは俺たちがチートと言ってもいいレベルのスキルを持っているから。
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自己紹介が遅れたが俺の名前はアルファ。勇者一向のリーダーだ。スキルは思考操作。相手の思考を読み取り思考を変える。ちなみに職業は剣士。
仲間の紹介をしよう。
まず最初は俺たちの中で一番の攻撃特化型のエース。職業はブレイカー。身長よりも大きな大斧を振るう。スキルは無効化。全てを無効化してしまう魔法だ。相手の攻撃だって無効化してしまう。
次は俺たちの中で一番の魔力の持ち主エイナ。職業は賢者。エルフの為生まれつき魔力が高い。そしてスラッとした金髪には見ぼれてしまうほど。スキルは無限。MPだって無限だし魔法も一度発動してしまえば自分が消さない限り消えない。
最後は一番の俊足シーナ。職業は忍。シーナは和の国の生まれで魔力を持たない和人は忍となり忍術という特殊な術を使う。忍術は魔力ではないので魔眼でも見破れないという。俺にかかればすぐ見破れるが。それはさておきスキルは同化。これはコピーするというすきる。アーティファクトを作りだしたり魔法をコピーし、忍術として使うこともできる。
これが勇者一向チートパーティーである。
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「うおらー」
叫び声、呪文の詠唱が響きわたるダンジョン。今戦っているのは世界最強にして最悪と言われる魔王。その強さは圧倒的で並みの人間では太刀打ち出来ないだろう。だが今戦っているのは人並み外れた存在勇者である。
3メートルはあるだろうと思われる魔王が巨大な剣を振り上げる。だが俺にはどのように降り下ろされるかがはっきりと分かる。俺はみんなに思考操作で俺の思考を送り作戦を送る。
みんなの頭に一瞬にして思考が送られる。これほどリーダーに向いたスキルはそうないだろう。
魔王の剣が降り下ろされると同時にみんなは飛び上がりそこの隙を狙う。魔王は何故交わせたと驚きを見せたが空かさず呪文詠唱を始める。
だが俺にはそんなの通用しない。思考操作で少し頭をいじってしまえばいい。俺は思考操作を行い呪文詠唱を止める。
呪文詠唱を終えた魔王はさすがに驚きを隠せない。なぜなら呪文が発動しなかったのだ。
その隙を狙いエースが大斧を降り下ろす。
ガキーン
鉄音が響いた。どうにか魔王は魔力感知でエースの存在にきずき大斧を受け止めた後魔力壁を作り逃れた。だがエースには意味をなさない。
無効化を持つエースによって魔力壁は容易く破壊される。
「んなッ!馬鹿な誰も破壊出来ぬ魔力壁だぞ」
「そんなもの知るかよッ!」
エースの大斧が降り下ろされる。
ダンジョンに大きな風がビュゴーとすごい音を立てた。
「やったか?」
「まだだッ!油断するな」
魔王は間一発でエースの大斧を避けたのだ。
魔王は立っていた。だが恐怖に怯え足がすくんでいた。このままでは殺られると。
魔王は必死に魔力感知を続けながら攻撃をかわすことしかできなっかた。だが大きな炎が音を立てながらこちらに迫ってきた。 魔力感知には引っ掛からない。シーナの忍術だ。
魔王は炎に焼かれる中、魔王は最後の一降りと覚悟し風魔法で炎を消す。
魔王は黒焦げた体で必死に立ち上がり剣を力強く握った。
「ウオオオオッ!!!」
怒号が鳴り響く中剣が降り下ろされる。その時ザクザクと鈍い音を立てた。剣に集中し過ぎて後ろの魔力感知を怠ったのだ。
背中には氷の刃が刺さっている。炎で焼けば消えると思ったが異変にきずいた。全く何処も溶けていないのだ。
魔王は今さらながらきずいたのだ。
"こやつらに普通は通じないと"
勇者一向は一気に迫ってきた。俺はここで終わる。そう確信し、目を閉じた。だがいつまでたっても俺は死なない。しかも背中の氷は消えいる。
「何の真似だ」
「俺たちは強く成りすぎた。だから分からない弱い者の気持ちを」
「だから何だというのだ。強ければいいではないか」
だが勇者一向は違った。魔王討伐に来た理由それは魔王に負けたと広め自分たちは転生する事。
「お前に頼みがある。俺たちを転生してくれ。お前ならそれぐらい朝飯前だろ」
「そういうことか。お前らはまた強くなって戻って来ると」
「ああ、かもな」
「では行うぞそこに立っておれ」
「あ一つお願いしてもいいかな俺たちを最弱にして転生させてほしい」
「よいがスキルが変わる事は無いぞ。スキルは固有能力のため転生しても変わらん」
「了解」
「ではいくぞ」
呪文詠唱が終わり俺たちの下に書かれた魔方陣から光が溢れだした。そして光と共に勇者一向はきえていった。
魔王の部屋は静かになり風の音もよく聞こえる。
「面白い連中じゃった。強くなりすぎたか。わしもそうじゃの」
そういうと魔王も自ら転生魔法をかけ転生した。
魔王城に残されたのは両者が激しく戦った後だけだった。
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