[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~

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魔王城編

295 魔王軍の四天王

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「...死ぬ...」

「いやだ...死にたくない!!」

「いやだぁぁぁぁぁぁぁ!!」

???「雲!」

「...」

「あれ...生きてる」

???「よかったぁ...助かったぁ」

「君は..」

マクモ「私..マクモ!」

マクモ「...60階から落ちるなんてやるね君!」

「...ぐっ!?」

「また身体が勝手に..」

マクモ「解いてあげる!」

「え!?」

マクモ「解!」

「あれ...身体が...自由に動くようになった....」

マクモ「...よかったぁ」

「...ありがとう」

「助けてくれて...」

マクモ「別にいいよ!」

マクモ「じゃあ私そろそろ行かないと!」

「...ちょっと待って!」

マクモ「な~に?」

「俺も行かせてくれないか?」

マクモ「...う~ん...」

「...ダメか?」

マクモ「ダメだってことはないけど」

マクモ「私魔王軍の」

マクモ「四天王だからね~」

マクモ「いいのかな~?」

「四天王...!?」

マクモ「うん!」

マクモ「...君も魔王軍でしょ?」

「...俺は」

マクモ「...どうしたの?」

マクモ「そんな顔して」

マクモ「なんかやなことあった?」

「俺は...魔王軍なんかじゃない..」

「侵入者だ...」

マクモ「...あ」

マクモ「.....そうなんだ」

マクモ「...でも助けちゃった..」

マクモ「...あなたは悪いようには見えないし...」

マクモ「....見逃してあげる!!」

マクモ「でも次戦う時は手加減しないからね!」

「あ..」

マクモ「あと連れて行くって話だけど...」

マクモ「バレたら私殺されちゃうからさ...」

マクモ「基本私は...手伝うんだけど...」

マクモ「君は侵入者だし...立場ってものがあるだろうしい...」

マクモ「論理的にダメだと思う....」

マクモ「だから....連れてってはいけない....」

マクモ「ごめんね...」

マクモ「...じゃあね!」

「うん..」

そしてマクモは頂上へ飛んでいく

そして

「...魔王軍にしては...悪い奴には見えなかったけどな...」

「しかも四天王って...」

「.....強いだろうなぁ」

「とりあえず....のぼらないと...助けてもらったんだし...」

「次会うときはお礼言わないとな....」

「次会った時は敵だけど...」

「とりあえずいくぞ!」

そしてエルシーは全力で60階を目指し

「ついた...ハァハァ」

「...扉は閉まってる...ここ開けたら...アイツがいる......」

「開けるぞ........」
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