[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~

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絶望の都市 ハイスカイト編

083 上位魔王軍 シャルネ

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「おーい! みょんみょん! エルシー! お前らは先に観光してていいぞ~! 俺は宿に行くから! 先にいっといてくれ! 」

「わ..わかりました!」

「..わかったわ!」

「さぁて 宿にまず手続きしてっと..」

「宿屋あったぞ!」

「けど..壊れてるな..」

「大丈夫か?..これ? まあいいけど」

「おーい! 誰か居ないのか~?」

そして宿から声が聞こえないのだ

「あっれぇ..? おかしいなぁ.. 誰も居ないことなんてあるか? 普通 こんな昼間なのに..」

「おーい! 誰もいないのか!?」

「...あ..あぁ..」

「あっ 誰か居る. .!」

「助け..てぇくれ..」

「どうしたんですか!?」

そこには かなり老けたおじいちゃんがいた

「..ワシの息子が..魔王軍に..殺されたんじゃ...」

「なんだって!?」

「魔王軍!?」

「そうじゃ..魔王軍だ..この都市に魔王軍が住んでいるんじゃよ..」

「マジか..よ」

「..まさかお前さん..知らずに入ったんじゃなかろうなぁ..」

「いや..別に..」

「まあいいさ..もう..ワシの息子は..助からん.. 」

「でもよぉ..」 

「しかも..魔王軍っつっても..魔王軍上位にいるのじゃからな..勝てるはずがないのじゃ..」

「..上位って..」

「上位..知らんのか?」

「...ま..まあな」

「特別に..教えてやろう..お前らがこの都市を救ってくれるかもしれないからなぁ..」

「救う..か」

「じゃあまず..話していくぞ..」

「あぁ..」

「まずは..魔王軍上位は全員で8人おるのじゃ...そして..それぞれの使い手もあるのじゃよ..」

「使い手?」

「そうじゃ..  炎の使い手 氷の使い手 風の使い手 土の使い手 光の使い手  闇の使い手 黒の使い手  そして..無の使い手じゃ..」

「この8種類の使い手が..魔王軍上位じゃ..」

「ちなみに..使い手って?」

「まぁ..ようするに..炎の使い手な場合は..炎の技を使ってくるのじゃ..」

「あー..」

「で 今回..シャルネは何の使い手かというとな..」

「あぁ..なんだよ 教えてくれ!」

「ワシも知らんのだ..」

「いや知らんのかい!」

「申し訳ない..」

「まあいいんだけどな..! 」

「どうせ戦うことになるだろうからな」

「戦う? まさか あのシャルネと?」

「あぁ そうさ」

「..そうか..頑張ってな..」

「まあ まずは..宿泊まらせてくれるか?」

「あぁ..壊れているがそれでもいいなら..泊まっていけぃ!」

「ありがとな! おじいちゃん!」

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