[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~

k33

文字の大きさ
上 下
71 / 328
文化祭編

071 喧嘩勃発!? 危険なメイドカフェ!

しおりを挟む
 水竜は水中を移動して、かつて知ったる崖の下の洞窟にたどり着いた。
 『水泡』に包まれたリーンと共に水中から上がり、奥にある部屋へ向かうまでに、水竜は姿を変え、包まれていたリーンの『水泡』も消え、フールシアの腕の中にいた。
 そのまま奥にある、高さの低い巨大なベットの上に降ろされる。
「…。」
「さっきのは誰だ」
 ルークの事だ。
 いつも一人でいるから…。
 誰かが側にいることなんて無かったから、フールシアは訪ねて来るのだろう。
 何て答えればいい…。
 リーンはうつ向きながら、答えた。
「今、一緒に旅をしている仲間だ」
 本当の事だ…。
「そんな顔をして、ただの仲間なのか?」
 フールシアに顎を持たれ、上を向かされ視線が合う。
 どんな顔をしているかなんて、わからない…。
「まあ、いい…。おいおい聞かせてもらう…」
 そう言って『魔力の交合』をするために、フールシアは口付けてきた。
 自分でもわからない存在位置を、答えられる訳がない…。


 『魔力の交合』の後のたわむれが、気だるかった。
 ルークの叫び声と姿が、脳裏に焼き付いたまま消えてくれない…。
 リーンはフールシアのされるがままに、身体を明け渡していた。
「…気乗りしないみたいだな。…少し趣向を変えよう」
 フールシアが珍しくそんなことを言って、洞窟の外に向かって、『水泡』を放った。
 別段何が起こるわけでもなく、フールシアは背後からリーンを穿うがち突き上げる。
「んっっ…あっ…あっ…」
 フールシアはリーンの首筋に口付け、耳元で囁く。
「何か別の事を考えているな…」
「…。」
「ココにいる間は俺を見ろ…」
 そう言って両胸の突起をきつく摘ままれた。
「あああっっ…」
 なぜか分からないが、涙が溢れてきた。
 何で!どうして!
 もうどうしたら良いのかわからない…。

 フールシアに背後から抱えられ、楔を打ち込まれ、上下に動かせれ、動くたびリーンの髪が揺れ、声が上がる。
「あっ…あっ…あんっ…んんんっ…」
 考えることに疲れたリーンの思考は止まっていた。
 フールシアが突然動きを止め、右手をリーンの前方に掲げる。
「『移動』」
 そんな風に聞こえたかと思ったら、リーンの目の前にルークがいた。
「「!?」」
 何が起こったのか、驚いているルークとリーンを見て、フールシアはニヤリと笑う。
「リーン。お前の可愛いところを見せてやれ」
 そう言って、フールシアはリーンの両ひざ裏を掴み、左右に開いた。
 リーンは我に返り、蜜を溢しながらち上がっているモノを両手で隠し、涙を溢した。
「嫌っ!見ないで!」
 こんな姿をルークには見られたくなかった。
 欲情して、身体を繋げて、男を欲しがっている姿なんて見せてくなかった。
 悲しくて、涙が止まらない…。
 ルークは固まったまま、じっとリーンを見ている。
「…抱かせてないのか?」
 二人の様子を見ていたフールシアが、不思議そうに笑う。
「…そんな…関係じゃ…ない…って…」
 ルークの視線にさらされながら、恥ずかしくて、しどろもどろで答える。
「ふ~ん」
 フールシアは納得しかねない感じで、ルークを見る。
「リーンが苦しそうだから、お前が慰めてやれ」
「ちょっと!何を言って!」
 何を言い出すんだ!
 この状況で、どう慰めるって!
 ルークは顔を赤くして、操られたかのようにリーンに近付いて来て、顔を近づけてきた。
「ちょっとルーク!んっ…っ…」
 ルークに口付けられ、口内に舌が侵入してきて、絡まり合う。
 角度を変えられながら口内を蹂躙される。
「んっ…っ…んっ…つっ…んっっ…」
 …気持ちがいい…思考が…溶ける…。
 唇が離され、唾液が糸を作り、身体の力が抜け、背後のフールシアにもたれ掛かってしまう。
 そう、まだ、フールシアは身体の中で固さを保ったまま…。
 ルークはリーンが両手で隠している股間に顔を近付け、その隙間から見える濡れた茎に舌を這わす。
「あああっっ…!」
 何度もイって敏感になっているソレは蜜を溢す。
「…ダメ…ルークが…ああっ…そんなことを…はぁ…んんっ…ダメ…」
 そう言いながらも、リーンのモノはビクビクと震え、蜜を溢し、快楽から逃げようと腰が揺れ、中のフールシアを締め付ける。
 外からと中からの刺激にリーンの身体が揺れだし、ルークにリーンの手が隠しているモノから、手を退けられた。
 ルークの目の前に曝された、濡れてち上がるモノに熱い視線を向けられ、身体が火照ってくる。 
「…あっ…」
 視観され、トロリと蜜が流れて、それをルークが舌で舐め取っていく。
「あああぁぁ…!」
 ルークが前を咥え、舌先で刺激され、フールシアが後ろから突き上げてくる。
「あああっっ…あっ…あああっっ…あっ…あっ…あああっ…!」
 …もう、快楽に身を委ねるしかなかった。
 
 




しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

没落した建築系お嬢様の優雅なスローライフ~地方でモフモフと楽しい仲間とのんびり楽しく生きます~

土偶の友
ファンタジー
優雅な貴族令嬢を目指していたクレア・フィレイア。 しかし、15歳の誕生日を前に両親から没落を宣言されてしまう。 そのショックで日本の知識を思いだし、ブラック企業で働いていた記憶からスローライフをしたいと気付いた。 両親に勧められた場所に逃げ、そこで楽しいモフモフの仲間と家を建てる。 女の子たちと出会い仲良くなって一緒に住む、のんびり緩い異世界生活。

家庭菜園物語

コンビニ
ファンタジー
お人好しで動物好きな最上 悠(さいじょう ゆう)は肉親であった祖父が亡くなり、最後の家族であり姉のような存在でもある黒猫の杏(あんず)も静かに息を引き取ろうとする中で、助けたいなら異世界に来てくれないかと、少し残念な神様に提案される。 その転移先で秋田犬の大福を助けたことで、能力を失いそのままスローライフをおくることとなってしまう。 異世界で新しい家族や友人を作り、本人としてはほのぼのと家庭菜園を営んでいるが、小さな畑が世界には大きな影響を与えることになっていく。

念願の異世界転生できましたが、滅亡寸前の辺境伯家の長男、魔力なしでした。

克全
ファンタジー
アルファポリスオンリーです。

知識スキルで異世界らいふ

チョッキリ
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ

異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい

ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。 強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。 ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。

異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います

町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。

積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!

ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。 悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。

処理中です...