冴えない冒険者の俺が、異世界転生の得点でついてきたのが、孤独の少女だったんだが

おもちゃの都市 ゆめしあ編

086 今だけは味方

ユキノ「きた！」

テーゼ「へっ？」

カレン「風圧がすごくて...前が見えない...」
　　
ケンジ「...あれは」

カリア「おいお前ら」

カリア「よくもミーアを」

カリア「殺してくれたなァァァァァァァァ！！！」

ケンジ「ミーアってあの小さい..」

カリア「炎の竜紋！」

カリア「お前らを全力でぶっ飛ばす」

カリア「....そしてここで全員仕留める....」

カリア「ミーアを殺したから当然だよな？」

テーゼ「あぁ...殺したさ」　

カリア「.....」

テーゼ「いい悲鳴だったぜ...」

カリア「お前から殺す」　

テーゼ「よし釣れた...今だゴル!」

ゴル「あぁ...任せろ」

ゴル「水の剣！」

ゴル「水流！！」

カリアの体は真っ二つに切れるが

カリア「....」

カリア「これぐらいでやったつもりか？」

ゴル「なっ！？」

カリアの体は再生していく

カリア「....炎の竜紋...」

カリア「ファイアーダストブレイク！」

ゴル「...ぐはぁぁぁぁ！！！」

テーゼ「ゴルゥゥゥゥ！！」

カリア「吹っ飛べぇぇ！」

そしてゴルは炎を全身に纏いながら遠くに吹っ飛んでいく

カリア「次はお前だ」

テーゼ「クッソ....幻獣の弓矢！！！」

カリア「効かねぇよ」

テーゼ「っ...」

カリア「ファイアーダストブレイク！」

テーゼ「....がはっ....」

テーゼ「熱すぎる.....ぞ」

カリア「ダストブレイク！」

テーゼ「ぐぅ...」

テーゼも全身に炎を纏いながら、遠くに吹っ飛んでいく

カリア「....ふぅ」

カリア「次は誰だ」

ケンジ「なぁ...」

カリア「..お前か」

ケンジ「これ蘇生の薬」

カリア「...蘇生」　

ケンジ「これでミーアちゃんを助けろ」

カリア「...本当か？」

ケンジ「...あぁ...本当だ！」

その時、

ルア「マリンメテオ!」

アルファ「シーシールド！」

ケンジ「やめろお前ら!」

ケンジ「早く逃げるんだ...炎の女神!」

カリア「はぁ？」

ケンジ「ミーアちゃんを助けてやってくれ!」

カリア「でもアタシ達は敵同..」

ケンジ「今だけは味方同士だ...だが次会う時はお前をぶっ倒すからな！」

カリア「っ...わかったよ」

ケンジの言う通りにしたカレンは消えていった...

そして

ケンジ「ロット！」

アルファ「何してんのケンジ！」

ケンジ「きっと炎の女神はミーアちゃんをすごい大事にしていたんだよ」

ケンジ「だからあんなに怒っているんだ」

ケンジ「...テーゼとゴルは自業自得だよ」

ケンジ「...小さい女の子をいじめた罪が....今来たんだよ」