冴えない冒険者の俺が、異世界転生の得点でついてきたのが、孤独の少女だったんだが

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おもちゃの都市 ゆめしあ編

079 ルアの昔の記憶

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ゴル「いや...別に」

ケンジ「おい....お前のせいで...俺らは死んだんだ」

ゴル「どういうことだよ」

ケンジ「....また死ぬとはな」

ゴル「ケンジ...」

ケンジ「...」

ゴル「死んでる...」

ユキノ「....ゴルさん」

ゴル「まだ生きていたのか!ユキノ!」

ユキノ「はい....なんとか」

ユキノ「カレンさんはもう...死んでますが」

ユキノ「ですが」

ユキノ「私が生きてます...ので」

ゴル「...ユキノ...ありが」

ルア「邪魔」

ユキノ「....が」

ユキノは首を握りつぶされ死んでしまった

ゴル「ルア...何やってんだよ」

ゴル「何やってんだよルア!」

ルア「邪魔だったから殺したんだよ」

ルア「この世界は...私だけでいい」

ゴル「....ずっと仲間でやってきたじゃねぇかよ.....ルア!」

ルア「仲間」

ルア「仲間って何」

ルア「私は仲間、としてやった覚えはない」

ルア「私は道具として、君たちを使っていた」

ゴル「道具....」

ゴル「俺らが道具....」

ゴル「なあ..ルア」

ゴル「俺らも人間」
 
ルア「....人間だからなに」

ゴル「ルア...」

ルア「私は」

ルア「   だから」

ゴル「!?!?」

ゴル「おま...それ」

ルア「じゃあねゴル」

ゴル「いやっ」

そしてゴルも死んでしまった

ゴル「....はっ!?」

そして。おもちゃの都市に戻った

シルイ「おお...ギリギリ5分です」

シルイ「おめでとうございます!」

ゴル「よかった.....」

ゴル「ギリ5分」

ゴル「あとは...ルア」

ゴル「頼んだぞ」

ルア「任せて」

シルイ「よし...じゃあ次ルアさん」

シルイ「..君の番だよおおおお!?」

ルア「はやく」

シルイ「はーい!」

そしてルアの過去の記憶が蘇るが.....

ルア「無...」

ルア「無と時間」

ルア「それだけ...」

ルア「私には何もない」

ルア「ただこの時を過ごすだけ」

ルア「昔の記憶があるのならば...」

ルア「昔の言葉を覚えているならば...」

ルア「     」

ルア「この言葉は昔から大事にしている」

ルア「私は」

ルア「最悪な過去なんてものは...」

シルイ「はいしゅーりょーう!」

シルイ「ルアさんもクリアおめでとう!」

シルイ「まさか二人に1発クリアされるとは....思ってなかった」

シルイ「まあ...1発クリアしたということは...君たちが頑張ったってことだから!」

シルイ「はい!鍵」

シルイ「これで...出てね」

シルイ「んじゃまたね~」

ルア「...」

ゴル「どうしたんだ?ルア」
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