冴えない冒険者の俺が、異世界転生の得点でついてきたのが、孤独の少女だったんだが

おもちゃの都市 ゆめしあ編

078 最悪の過去を耐えようゲーム

そして、

ゴルとルアは

ゴル「.....ふむ」

ルア「....出口がない」

ゴル「これ本当に出口があるのか？」

ゴル「...うーん」

ゴル「どうしたらいいものか」

その時だった

？？？「挑戦していきませんか？」

ゴル「あ？」

？？？「この挑戦をクリアしたら」

？？？「脱出の鍵をゲットできますよ？」

ゴル「脱出の鍵って...ここから出れるってことか」

？？？「そういうことですね！」

ゴル「ルア..やるか？」

ルア「....私は...やる」

ゴル「わかった...じゃあやろう」

？？？「承知いたしましたー！」

？？？「それでは...まずは自己紹介を」

？？？「私の名前は、シルイ」

シルイ「...よろしくお願いします」

ゴル「あぁ」

シルイ「....で、その挑戦の内容なんですが、」

ゴル「なんだ」

シルイ「最悪の過去を耐えようゲーム！」

ゴル「最悪の過去を耐えようゲーム？」

ルア「....うーん」

ゴル「なんだそれは」

シルイ「簡単です」

シルイ「今から私は、あなたにあった最悪の過去を、見せるので」

シルイ「それを耐えたら良いだけです！」

ゴル「耐えるだけなのか？」

シルイ「はい！」

シルイ「....ざっと5分ですね！」

シルイ「5分間耐え続けたら、クリア!」

ゴル「5分間か....よし」

ゴル「やってやろう！」

ゴル「ルア...このゲームはクリアできるぞ！」

ルア「うん...」

シルイ「それでは....5分間耐え続けてください」

シルイ「どちらかが、もし、途中でギブアップと言ったら」

シルイ「そこでゲームオーバー」

シルイ「鍵はゲットできません」

シルイ「そして、もし、どちらとも」

シルイ「5分間耐え続けることができたら....」

シルイ「ゲームクリアです！」

ゴル「あぁ」

ゴル「わかった....」

そして、ゲームが始まった

ゴル「....」

次がゴルに目が覚ましたのは

ゴル「...ここは...雄団？」

ゴル「....あれ？....みんなは？」

アルファ「...ゴルゥゥ」

アルファ「あなた...だけ...逃げやがっ...て」

ゴル「どういうことだ....」

アルファ「....」

ゴル「死んでいる」

ゴル「マジか」

ゴル「ってことは....まさかだよな」

ゴルが雄団の奥の方に行くと

ゴル「やっぱり...か」

ゴル「テーゼも死んでる.....」

ゴル「ケンジと....ルアは」

ケンジ「ここだ..」
 
ゴル「そこか...」

ゴル「....！？」

ケンジだったが....ゴルが見たものは

ケンジ「何びっくりしてんだよ..」

下半身がなかったケンジだった