冴えない冒険者の俺が、異世界転生の得点でついてきたのが、孤独の少女だったんだが

幽霊の都市 エクスロードホテル編

047 ランとクオル師匠の忘れ物

アルファ「でも...」

ラン「でーーーもーーー！？」

その時、

クオル「おい...ラン」

クオル「忘れ物をしたから...開けてくれないか」

アルファ「ももももどももどどどど！」

ラン「落ち着けーーー！」

アルファ「.....ぎゃぁぁぁぁ！」

ラン「あーらまのま...」

そのままアルファは興奮して気絶してしまったのだ....

ラン「アルファ....興奮しすぎだよ！」

クオル「開けてくれ」　

クオル「忘れ物をしたんだよ...」

ラン「おっけー今から開ける～～～よ～～～！！」

クオル「ありがとう...」

そして鍵を開けた瞬間

ラン「真格闘奥義...」

ラン「竜斎拳！！」

？？？「...な...なんで？」

ラン「...お前はクオル師匠じゃない」

？？？「....なんで俺の正体が...バレたんだ....」

ラン「名を名乗れ」

？？？「わわ...わかった」

？？？「..ま...まってくれ...俺は喧嘩するつもりはない」

？？？「....喧嘩するつもりはないんだ！」

ラン「じゃあなんでクオル師匠に化けた」

ラン「私を殺せると思ったから？」

ラン「....それなら無理だよ」

ラン「私強いもん」

？？？「強いか....」

ラン「ん？」

？？？「さっき確か名を名乗れと言っていたよな」

ラン「あぁ」

？？？「俺はゲマリール....幽霊の女神....ユウガミ様の...上位手下として使えるも....」

ラン「またですかー....」

ラン「今回でたたかうの2回目ですよ....」

ラン「もうあなたから降参してーー！！！」

ゲマリール「自分から降参する奴がいるか？」

ラン「...んー....わかんない！」

ラン「なんちって....」

ゲマリール「俺は今お前にとてつもなくイライラしている.....」

ゲマリール「その口調は煽っているのか！？」

ラン「....煽ってりゅ？」

ラン「ぎゃはははは！」

ラン「私煽ってた？」

ラン「でもあなたは敵！」

ラン「煽ってもいいじゃぁぁぁぁないか！」

ゲマリール「今お前を殺すこと....決定」

ラン「ぎゃははははは！」

ラン「笑いが止まりませんなぁァァァァ！」

ラン「あなたは私に勝てない」

ラン「それでもやる？」

ゲマリール「....やる」

ラン「おっけー」

ゲマリール「...くくく」

ラン「ん？」

ゲマリール「お前は闇に引っかかった....」

ゲマリール「終わりだ....」

ラン「急になに..？」

ゲマリール「ゲマリール奥義！」

ゲマリール「闇の壺！！！！....これでお前は吸い込まれて..!死ぬ！」