冴えない冒険者の俺が、異世界転生の得点でついてきたのが、孤独の少女だったんだが

霧森の都市 マラピア編

026 森の女神討伐作戦会議

そして..
とりあえず...作戦会議をすることに

ケンジ「なあ...テーゼ」

ケンジ「...さっき洗脳能力があると言ったよな？」

テーゼ「あぁ」

テーゼ「俺も...洗脳されかけたからな...」

ケンジ「そうか...洗脳か」

ユキノ「洗脳無力化魔法とかないですもんね...」

ケンジ「まあな...」

ルア「私も...そういうのはない」

ユキノ「....なら...私に任せてください」

ルア「え？」

ユキノ「むあむあむあ～！」

ケンジ「...これは耳栓？」

ユキノ「そうです！森の女神の洗脳能力は耳を塞げば....大丈夫です！」

テーゼ「というか今どこから出てきた？」

ユキノ「私が出しました！、これが魔法？」

ユキノ「なので....みなさん！とりあえず洗脳は大丈夫です！」

ケンジ「そうだな....洗脳は大丈夫だが...問題はどうやって森の女神の城に入るか」

テーゼ「それだよな...」

ケンジ「入り口から入ってどうどうと手下達をぶっ飛ばしていくか....」

ルア「それがいいと思う」

ケンジ「そう思うか？」

ルア「....もし上から行ったら...後から大勢の手下がきっと下からくるから」

ルア「先に手下を倒してた方が効率的..!」

ケンジ「まあたしかにそうだな...だが...問題は」

ケンジ「どのぐらいの数の手下がいるのか」

ケンジ「..でも...ざっと」

ユキノ「大体..10人ぐらい？」

ケンジ「少ないな..」

ユキノ「どうやら....他の女神に取られたようで」

ケンジ「取られたのか...」

テーゼ「まあとりあえず....アルファとゴルを助けにいくために」

テーゼ「森の女神を倒すぞ」

ケンジ「そうだな....なら...ユキノ」

ケンジ「剣は出せるか？」

ユキノ「やってみます....むあむあむあ！」

ユキノ「ぅぅぅぅ！」

ユキノ「すみません....出ませんでした」

ケンジ「そうか...大丈夫だ」

ケンジ「なら...まず...女神の部屋に入る前に耳栓をつけ、　ルアの氷の魔法で...足を凍らせてくれ」

ケンジ「そして...ルアが炎の魔法を使ったと同時に、」

ケンジ「テーゼは幻獣の弓を打ってもらう...そして炎の幻獣の弓矢ができる....」

ケンジ「そして、最後に俺が...全体力を絞って、攻撃する、そしてユキノは後ろから援護よろしく....」

ケンジ「これでどうだ？」

テーゼ「いいんじゃねぇのか？」

ユキノ「ま...任せてください！」

ルア「じゃあそれでいこう」

ケンジ「じゃあいくか...森の女神討伐によ」