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番外編
ジャガイモ料理教室
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月曜日の社員食堂。
いつものように由理さんと清水ちゃん、そして逸人さんと固まって座り、お昼ご飯を食べていた。
私はみんなが各々のお昼に箸をつけ始めたのを見てから、由理さんたちに小さな保冷バッグを差し出す。十五センチ四方ほどのそれを、二人は首を傾げつつも受け取ってくれた。
「本当はお昼にどうかと思っていたんですけど、二人とも今日は親子丼が食べたいって言っていたから。それ、コロッケとポテトサラダが入ってるんです。よかったら夕飯にでもしてください」
「ポテトサラダっ!」
目を輝かせて叫んだ由理さんは、嬉しそうに中からポテトサラダのパックを取り出し、一口摘んだ。
「美味しい~っ。ありがとう、美奈ちゃん。私ポテトサラダ大好きだから、すっごく嬉しい」
「一人暮らしですし、正直夕飯のおかずはとっても嬉しいんですけど、自分までいいんですか?」
「あまり期待しないでね。昨日いっぱい作っちゃって、嫌いじゃなかったら食べてね」
「ありがとうございます~。手作りコロッケ久しぶりだなー」
100円ショップで買った小さな使い捨てのお弁当箱。それを4つ入れてある保冷バッグを覗く清水ちゃんに、由理さんが帰りにわけましょと声をかける。
一口だけ食べて、残りは夕飯のお楽しみにすると上機嫌の由理さん。遠慮がちに、でも嬉しそうに顔を綻ばせている清水ちゃん。喜んでくれてる二人を見て、私も嬉しくなって隣にいる逸人さんに顔を向ける。
彼は特に表情を変えずに、一度、横目で由理さんの顔をチラッと見ると、黙々とお弁当を口に運んでいた。
その姿に私が内心笑いを押し殺していると、由理さんが「それにしてもコロッケにポテトサラダって、美奈ちゃんジャガイモが大量に余ってたの?」と聞いてきた。
由理さんの疑問に首を振って否定すると、私は昨日のことを話し始めた。
昨日は日曜ということもあって、私たちはのんびりと寝坊をした後、簡単に逸人さんの部屋の掃除をしていた。
逸人さんが観たい映画があるって言っていたし、今日は外でランチを食べようと計画をしている。だから午前中には家を出たいねと、二人で分担して家事をすることにした。
そして洗濯物を干しに逸人さんがベランダに出た時に、私の携帯に着信があった。
「あれ? 稔お兄ちゃんからだ」
稔お兄ちゃんは一時期、トラウマになるほど私の携帯を鳴らしていたけど、最近ではそんなことも一切ない。だから久しぶりのことに、何かあったのかな? と電話に出ると、稔お兄ちゃんは繋がるなり『今どこにいる?』と聞いてきた。
「逸人さんのマンションだけど、どうしたの?」
『いや、昨日さ、患者さんに大量にジャガイモを貰ったんだ。で、久しぶりに揚げたてのコロッケが食べたいな~と思ってさ』
「コロッケ?」
『一応自分で作ろうかと思ったんだけど、俺が作るより美奈や母が作ったほうが旨いだろ~? ただ、母に言ったら面倒くさいとか言われそうだと思って、じゃあ美奈に頼もうと思って』
まあ、揚げ物は美味しいけど色々と面倒ではあるかな。そんなことを考えながら曖昧な返事を返すと、稔お兄ちゃんが逸人さんと一緒に実家に来いと言って、電話を切ってしまった。
(もうっ、私まだいいなんて言っていないのに)
とりあえず逸人さんに相談してみようとベランダに向かうと、ちょうど彼が室内へと入ってくるところだった。
「あ、逸人さん。急で申し訳ないんだけど、今日の夕飯、私の家でもいいかなあ?」
「美奈の家? どちらにしろ美奈を送っていくんだからかまわないけど。お父さんかお母さんが誘ってくれたのか?」
「ううん。稔お兄ちゃん」
「稔さん?」
その名前は、逸人さんにとって予想外だったんだろう。目を丸くしている彼に、さっきの電話の話をすると、笑って了承してくれた。
「患者さんって……確か稔さんは」
「整骨院で働いてる。あと数年したら父のとこに転職して、父が引退したら跡を継ぐらしいよ」
「そういえば、前にお父さんもそう言ってたな。それで、そんなに大量にイモを貰ったのか?」
「そうみたいだけど、よくわかんない」
突然すぎる稔お兄ちゃんには溜息が零れるけど、揚げたてのコロッケは確かに魅力的だ……
楽しみだと逸人さんも喜んでいるから、まぁいいか。
私達はそらから映画を観に行き、夕方になると私の家へと一緒に向かった。
稔お兄ちゃんが貰ってきたのは、段ボールから零れ落ちるほどの男爵イモだった。その量を見て、一人暮らしのお兄ちゃんが困って家に持ってきた気持ちが分かる。
母はお兄ちゃんが予想したとおりに、面倒くさいと溜息をついていた。
「私はイモの皮むきが嫌いなんだ」
「それくらい俺がするって」
いそいそとピーラー片手に皮むきを始める稔お兄ちゃんを見ながら、私はたまねぎのみじん切りをすることにした。仕方ないと諦めた母も、パン粉や卵の準備をする。
そんな私達を、キッチンの入り口に立った逸人さんが興味深そうに見ていた。
急なことだったせいで、父は道場に行ってしまっていて留守だった。
逸人さんを一人にしているのが申し訳なくて、稔お兄ちゃんに皮むきを止めて、逸人さんと待っていてと頼もうと口を開こうとする。
すると私よりも先に、逸人さんが稔お兄ちゃんに声をかけながら歩み寄っていった。
「稔さん、それ、俺にもやらせてもらえませんか」
「おっ、それなら皮むき器がもう一個あるし、一緒にやろうぜ。そのほうが早く食べられるだろ」
「じゃあ俺がこっちのボウルのやります」
「任せたっ!」
稔お兄ちゃんに教わりながらジャガイモの皮をむき始めた逸人さんを、私と母が笑って見つめたのだった。
私からそんな昨日の話を聞いた由理さんが、両目を限界まで見開いて逸人さんを見ている。
「ま、まさか……あんたが料理をしたっていうの!?」
由理さんの言葉に、今まで黙々とお弁当を食べていた逸人さんが、僅かに顎を反らして由理さんを見つめ返す。
そして得意気に上がった口角を隠すことなく、由理さんに宣言した。
「お前が旨いと言ったそのポテトサラダを作ったのは俺だっ」
「嘘っ! あんたにこんな高度な料理が作れるはずがないわ! どうせ皮をむいただけで、あとは全部美奈ちゃんが作ったんでしょう!?」
「ふんっ、お前と一緒にするな。そのポテトサラダには、俺が皮をむいて、俺が茹でたジャガイモが使われているんだ。そして茹でた後に俺がつぶして俺が味付けをした」
「そんな……嘘よ……」
「ちなみにコロッケも俺が味付けをして丸め、俺がパン粉をつけて揚げたんだ。十分に味わって食べろ」
「嘘よーーーーっ!」
二人のことをあっけにとられたような顔で見つめている清水ちゃんに同情をしつつ、私は一人、お弁当を食べることにした。
(清水ちゃん、この人たちの会話は大体いつもこんな感じだから。諦めて慣れてね)
幸い今日は社食を使っている人が少なくて、二人もそんなに目立っていない。声が届くかどうかの席に座っている上条主任の顔が呆れかえっていたけど、それもいつものことだし。
困ったように私を見る清水ちゃんに、冷める前に親子丼を食べなとすすめた。
逸人さんの言っていることは間違っていない。
全部の工程で必ず隣に私か母がいたことと、ピーラーで勢いよく手のひらを切ってしまい、その血を見た稔お兄ちゃんが悲鳴をあげたことをナイショにしているだけだ。
逸人さんは自分が作ったのに美味しいと思える料理が初めて出来たと、昨日はとっても浮かれていた。
そして由理さんに自慢するために、私に二人にもお裾分けしないかと提案してきたのだ。
私が逸人さんと稔お兄ちゃんから目を放している間に、二人はなんと段ボールの中身を全部皮をむいてしまった。しょうがないからひたすら作るしかなかった、食べきれないほどにあるジャガイモ料理に悩んでいた私は、それもいいかと持っていくことにした。
(でもね、由理さん。ポテトサラダを作りたいって言ったのは逸人さんなんですよ。彼の妹分が大好きなそれを、会社に持っていくために使い捨ての容器に詰めている私を、逸人さんは嬉しそうに見ていたんです)
飽きずに言い合いを続けている二人に、いつそれを話そうかなと迷った私は、悪戯な心を隠すように……ニッコリ笑いながら逸人さんを見つめたのだった――
いつものように由理さんと清水ちゃん、そして逸人さんと固まって座り、お昼ご飯を食べていた。
私はみんなが各々のお昼に箸をつけ始めたのを見てから、由理さんたちに小さな保冷バッグを差し出す。十五センチ四方ほどのそれを、二人は首を傾げつつも受け取ってくれた。
「本当はお昼にどうかと思っていたんですけど、二人とも今日は親子丼が食べたいって言っていたから。それ、コロッケとポテトサラダが入ってるんです。よかったら夕飯にでもしてください」
「ポテトサラダっ!」
目を輝かせて叫んだ由理さんは、嬉しそうに中からポテトサラダのパックを取り出し、一口摘んだ。
「美味しい~っ。ありがとう、美奈ちゃん。私ポテトサラダ大好きだから、すっごく嬉しい」
「一人暮らしですし、正直夕飯のおかずはとっても嬉しいんですけど、自分までいいんですか?」
「あまり期待しないでね。昨日いっぱい作っちゃって、嫌いじゃなかったら食べてね」
「ありがとうございます~。手作りコロッケ久しぶりだなー」
100円ショップで買った小さな使い捨てのお弁当箱。それを4つ入れてある保冷バッグを覗く清水ちゃんに、由理さんが帰りにわけましょと声をかける。
一口だけ食べて、残りは夕飯のお楽しみにすると上機嫌の由理さん。遠慮がちに、でも嬉しそうに顔を綻ばせている清水ちゃん。喜んでくれてる二人を見て、私も嬉しくなって隣にいる逸人さんに顔を向ける。
彼は特に表情を変えずに、一度、横目で由理さんの顔をチラッと見ると、黙々とお弁当を口に運んでいた。
その姿に私が内心笑いを押し殺していると、由理さんが「それにしてもコロッケにポテトサラダって、美奈ちゃんジャガイモが大量に余ってたの?」と聞いてきた。
由理さんの疑問に首を振って否定すると、私は昨日のことを話し始めた。
昨日は日曜ということもあって、私たちはのんびりと寝坊をした後、簡単に逸人さんの部屋の掃除をしていた。
逸人さんが観たい映画があるって言っていたし、今日は外でランチを食べようと計画をしている。だから午前中には家を出たいねと、二人で分担して家事をすることにした。
そして洗濯物を干しに逸人さんがベランダに出た時に、私の携帯に着信があった。
「あれ? 稔お兄ちゃんからだ」
稔お兄ちゃんは一時期、トラウマになるほど私の携帯を鳴らしていたけど、最近ではそんなことも一切ない。だから久しぶりのことに、何かあったのかな? と電話に出ると、稔お兄ちゃんは繋がるなり『今どこにいる?』と聞いてきた。
「逸人さんのマンションだけど、どうしたの?」
『いや、昨日さ、患者さんに大量にジャガイモを貰ったんだ。で、久しぶりに揚げたてのコロッケが食べたいな~と思ってさ』
「コロッケ?」
『一応自分で作ろうかと思ったんだけど、俺が作るより美奈や母が作ったほうが旨いだろ~? ただ、母に言ったら面倒くさいとか言われそうだと思って、じゃあ美奈に頼もうと思って』
まあ、揚げ物は美味しいけど色々と面倒ではあるかな。そんなことを考えながら曖昧な返事を返すと、稔お兄ちゃんが逸人さんと一緒に実家に来いと言って、電話を切ってしまった。
(もうっ、私まだいいなんて言っていないのに)
とりあえず逸人さんに相談してみようとベランダに向かうと、ちょうど彼が室内へと入ってくるところだった。
「あ、逸人さん。急で申し訳ないんだけど、今日の夕飯、私の家でもいいかなあ?」
「美奈の家? どちらにしろ美奈を送っていくんだからかまわないけど。お父さんかお母さんが誘ってくれたのか?」
「ううん。稔お兄ちゃん」
「稔さん?」
その名前は、逸人さんにとって予想外だったんだろう。目を丸くしている彼に、さっきの電話の話をすると、笑って了承してくれた。
「患者さんって……確か稔さんは」
「整骨院で働いてる。あと数年したら父のとこに転職して、父が引退したら跡を継ぐらしいよ」
「そういえば、前にお父さんもそう言ってたな。それで、そんなに大量にイモを貰ったのか?」
「そうみたいだけど、よくわかんない」
突然すぎる稔お兄ちゃんには溜息が零れるけど、揚げたてのコロッケは確かに魅力的だ……
楽しみだと逸人さんも喜んでいるから、まぁいいか。
私達はそらから映画を観に行き、夕方になると私の家へと一緒に向かった。
稔お兄ちゃんが貰ってきたのは、段ボールから零れ落ちるほどの男爵イモだった。その量を見て、一人暮らしのお兄ちゃんが困って家に持ってきた気持ちが分かる。
母はお兄ちゃんが予想したとおりに、面倒くさいと溜息をついていた。
「私はイモの皮むきが嫌いなんだ」
「それくらい俺がするって」
いそいそとピーラー片手に皮むきを始める稔お兄ちゃんを見ながら、私はたまねぎのみじん切りをすることにした。仕方ないと諦めた母も、パン粉や卵の準備をする。
そんな私達を、キッチンの入り口に立った逸人さんが興味深そうに見ていた。
急なことだったせいで、父は道場に行ってしまっていて留守だった。
逸人さんを一人にしているのが申し訳なくて、稔お兄ちゃんに皮むきを止めて、逸人さんと待っていてと頼もうと口を開こうとする。
すると私よりも先に、逸人さんが稔お兄ちゃんに声をかけながら歩み寄っていった。
「稔さん、それ、俺にもやらせてもらえませんか」
「おっ、それなら皮むき器がもう一個あるし、一緒にやろうぜ。そのほうが早く食べられるだろ」
「じゃあ俺がこっちのボウルのやります」
「任せたっ!」
稔お兄ちゃんに教わりながらジャガイモの皮をむき始めた逸人さんを、私と母が笑って見つめたのだった。
私からそんな昨日の話を聞いた由理さんが、両目を限界まで見開いて逸人さんを見ている。
「ま、まさか……あんたが料理をしたっていうの!?」
由理さんの言葉に、今まで黙々とお弁当を食べていた逸人さんが、僅かに顎を反らして由理さんを見つめ返す。
そして得意気に上がった口角を隠すことなく、由理さんに宣言した。
「お前が旨いと言ったそのポテトサラダを作ったのは俺だっ」
「嘘っ! あんたにこんな高度な料理が作れるはずがないわ! どうせ皮をむいただけで、あとは全部美奈ちゃんが作ったんでしょう!?」
「ふんっ、お前と一緒にするな。そのポテトサラダには、俺が皮をむいて、俺が茹でたジャガイモが使われているんだ。そして茹でた後に俺がつぶして俺が味付けをした」
「そんな……嘘よ……」
「ちなみにコロッケも俺が味付けをして丸め、俺がパン粉をつけて揚げたんだ。十分に味わって食べろ」
「嘘よーーーーっ!」
二人のことをあっけにとられたような顔で見つめている清水ちゃんに同情をしつつ、私は一人、お弁当を食べることにした。
(清水ちゃん、この人たちの会話は大体いつもこんな感じだから。諦めて慣れてね)
幸い今日は社食を使っている人が少なくて、二人もそんなに目立っていない。声が届くかどうかの席に座っている上条主任の顔が呆れかえっていたけど、それもいつものことだし。
困ったように私を見る清水ちゃんに、冷める前に親子丼を食べなとすすめた。
逸人さんの言っていることは間違っていない。
全部の工程で必ず隣に私か母がいたことと、ピーラーで勢いよく手のひらを切ってしまい、その血を見た稔お兄ちゃんが悲鳴をあげたことをナイショにしているだけだ。
逸人さんは自分が作ったのに美味しいと思える料理が初めて出来たと、昨日はとっても浮かれていた。
そして由理さんに自慢するために、私に二人にもお裾分けしないかと提案してきたのだ。
私が逸人さんと稔お兄ちゃんから目を放している間に、二人はなんと段ボールの中身を全部皮をむいてしまった。しょうがないからひたすら作るしかなかった、食べきれないほどにあるジャガイモ料理に悩んでいた私は、それもいいかと持っていくことにした。
(でもね、由理さん。ポテトサラダを作りたいって言ったのは逸人さんなんですよ。彼の妹分が大好きなそれを、会社に持っていくために使い捨ての容器に詰めている私を、逸人さんは嬉しそうに見ていたんです)
飽きずに言い合いを続けている二人に、いつそれを話そうかなと迷った私は、悪戯な心を隠すように……ニッコリ笑いながら逸人さんを見つめたのだった――
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