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第六章 私達のパーティー
第三十九話
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友人が去った後、ハシャラとアルは今回の舞踏会の主催者である国王夫妻への挨拶に向かった。
挨拶をするタイミングは、大体の客が国王夫妻への挨拶が終わった後……最後になるように、アルが見計らってから向かった。
理由は他の客を威圧するとパーティーに水を差すからという配慮と、あらかた挨拶が終わった後の方が、多くの客の注目を集められるからということだった。
ハシャラはただ「かしこまりました」とだけ答えて、アルの隣をついて歩いていただけだ。
そして、パーティー会場よりも一段上に置かれた玉座に、どっしりと腰を下ろす国王夫妻の前に二人は立つ。
白い髪に白いヒゲを蓄え、上質な衣服では隠しきれない腹の出っ張りを持ち合わせた国王と、そんな国王よりもいくつも年下に見える美しい王妃がそこにはいた。
王妃は金髪金眼であるところ、気の強そうな目元がアルとよく似ていた。
国王たちの隣には、第一王子であるハサルが微笑みを称えながら控えていた。
そしてアルは片手を前にやって最敬礼をして、ハシャラはドレスの裾をつまんで広げて頭を下げながら腰を落とし、貴族令嬢のようにカーテシーをした。
アルを見た瞬間、国王夫妻はビクッと小さく身体を震わせていた。
「お久しぶりです、父上、母上。第二王子アルアサダ、此度の舞踏会に婚約者候補の女性を連れて参上いたしました」
アルは国王夫妻の怯えなどまるで気にしていないかのように、挨拶をはじめた。
近くにいた客たちが、アルの言葉を聞いてざわつきはじめる。
「第二王子殿下に婚約者候補!?」
「前の婚約者には、加護の力を理由に婚約破棄されたのであろう?」
「あれは……ケンゾンの領主ではないか!」
「確かケンゾンの領主は、家を追い出されたはずだろう」
「貴族令嬢ではない者が王族の婚約者候補など、聞いたことがない!」
騒ぎはアルたちの近くから、会場全体へとどんどん広がっていき、多くの者の視線がハシャラたちに集まっていた。
ハシャラは笑みを崩すことなく立っていたが、内心は冷や汗ダラダラだった。
「う、うむ。よく帰ってきたなアルアサダよ。しかし急に婚約者候補とは……話が性急すぎるのではないか?」
すると騒ぎを鎮めるようにゴホンっと小さく咳払いをした国王が、その挨拶に答えながら苦言を呈する。
当然の意見だと、ハシャラは思った。
王族の婚姻は国を左右するとても重要なもの……第二王子といえども、個人の一存で勝手に決められるものではないはずだ。
けれど、アルは外向き用の笑顔を作りながら返す。
「第二王子に婚約者が不在では外聞が悪いと仰ったのは父上でしょう。なので、早急に俺のそばにいられる女性を探し、彼女……ハシャラ嬢に求婚した次第です」
アルの言葉を聞いた国王は、ぐっと何も言い返せずにいた。
アルは言葉を続ける。
「彼女は蟲神様の加護を授かっており、私の威圧の効果を受けません。そして最近話題のケンゾンの領主でもあります。私は彼女以上の女性には、もう出会えないと考えております」
隣でアルの言葉を聞いていたハシャラは、表面上は控えめな笑顔を浮かべながらも、内心では持ち上げないでください……と半泣き状態だった。
「しかし……」
返答に困っている様子の国王に、アルはさらに続けた。
「将来的には私は彼女のもとへ婿入りしようと考えております。王城には私に恐怖している者も多いですし、それが私達家族にとっても、この国にとっても最良の選択かと思います」
「なっ……!?」
婿入りという言葉に、さすがの国王も目を見開いて驚きの表情を浮かべる。
王妃も扇で口元を隠しながらも、目を大きく見開いて驚いているのが分かった。
第一王子であるハサルは、婚約者候補の話をした時には特別驚いていなかったが、突然の婿入り発言にはぽかんっとした表情をしていた。
驚きのあまり言葉を失っている国王とは対照的に、すぐに冷静さを取り戻して何かを考え込んでいる様子の王妃。
そして国王が何か口を開こうとした時、王妃が「陛下」とそれを遮り、顔を寄せて口元を扇で隠しながら小声で話し出す。
「王城内外に、アルアサダに怯えている者が多いのは事実です。次期国王にはハサルがおりますし、ここはアルアサダの言うように、王族から出しても良いのではないでしょうか」
「なっ、何を言う。ハサルとて問題が全くないわけではない。そこをアルアサダの威圧の力で補佐させるのが良いと話したではないか」
「けれど威圧の力は、補佐の座に収まるものではありません。私達とて、我が子への感情とは思えぬほどに、恐怖心が拭い去れぬではないですか」
「確かに……そうではあるが……」
「陛下。国のためにも、ご決断を。もう息子だからと考えている場合ではありません。これはアルアサダを王族から出す好機なのです」
「あ、あぁ……」
二人のやり取りを、隣に控えていたハサルは笑みを失った表情で黙って聞いていたかと思うと、最後の方は誰にもバレないように舌打ちをしていた。
ハシャラとアルには距離があって聞こえなかったが、背筋を正したまま、国王夫妻の返答を待っていた。
すると話し合いを終えて、玉座に座り直した国王はごほんっともう一度咳払いをしてから、口を開いた。
「……分かった。アルアサダとハシャラ嬢の、婿入りを前提とした婚約を認める……」
周囲がまたざわざわと騒がしくなる中、アルがゆっくりとした所作で頭を下げる。
「ありがとうございます、父上」
「う、うむ。舞踏会の参加者諸君。どうか皆も、我が息子アルアサダの婚約を祝福してくれ」
国王がそう言うと、ざわついていた周囲の客がまばらに拍手をし始め、震える声で「お、おめでとうございます」と声を掛けていた。
国王夫妻も、隣に控えていたハサルも、何とも言えない表情で二人に拍手を送っていた。
そんな声と拍手を聞きながら、ハシャラはいつの間にか婚約者候補から正式な婚約者になっていることに、何も言えず呆然として固まっていた。
挨拶をするタイミングは、大体の客が国王夫妻への挨拶が終わった後……最後になるように、アルが見計らってから向かった。
理由は他の客を威圧するとパーティーに水を差すからという配慮と、あらかた挨拶が終わった後の方が、多くの客の注目を集められるからということだった。
ハシャラはただ「かしこまりました」とだけ答えて、アルの隣をついて歩いていただけだ。
そして、パーティー会場よりも一段上に置かれた玉座に、どっしりと腰を下ろす国王夫妻の前に二人は立つ。
白い髪に白いヒゲを蓄え、上質な衣服では隠しきれない腹の出っ張りを持ち合わせた国王と、そんな国王よりもいくつも年下に見える美しい王妃がそこにはいた。
王妃は金髪金眼であるところ、気の強そうな目元がアルとよく似ていた。
国王たちの隣には、第一王子であるハサルが微笑みを称えながら控えていた。
そしてアルは片手を前にやって最敬礼をして、ハシャラはドレスの裾をつまんで広げて頭を下げながら腰を落とし、貴族令嬢のようにカーテシーをした。
アルを見た瞬間、国王夫妻はビクッと小さく身体を震わせていた。
「お久しぶりです、父上、母上。第二王子アルアサダ、此度の舞踏会に婚約者候補の女性を連れて参上いたしました」
アルは国王夫妻の怯えなどまるで気にしていないかのように、挨拶をはじめた。
近くにいた客たちが、アルの言葉を聞いてざわつきはじめる。
「第二王子殿下に婚約者候補!?」
「前の婚約者には、加護の力を理由に婚約破棄されたのであろう?」
「あれは……ケンゾンの領主ではないか!」
「確かケンゾンの領主は、家を追い出されたはずだろう」
「貴族令嬢ではない者が王族の婚約者候補など、聞いたことがない!」
騒ぎはアルたちの近くから、会場全体へとどんどん広がっていき、多くの者の視線がハシャラたちに集まっていた。
ハシャラは笑みを崩すことなく立っていたが、内心は冷や汗ダラダラだった。
「う、うむ。よく帰ってきたなアルアサダよ。しかし急に婚約者候補とは……話が性急すぎるのではないか?」
すると騒ぎを鎮めるようにゴホンっと小さく咳払いをした国王が、その挨拶に答えながら苦言を呈する。
当然の意見だと、ハシャラは思った。
王族の婚姻は国を左右するとても重要なもの……第二王子といえども、個人の一存で勝手に決められるものではないはずだ。
けれど、アルは外向き用の笑顔を作りながら返す。
「第二王子に婚約者が不在では外聞が悪いと仰ったのは父上でしょう。なので、早急に俺のそばにいられる女性を探し、彼女……ハシャラ嬢に求婚した次第です」
アルの言葉を聞いた国王は、ぐっと何も言い返せずにいた。
アルは言葉を続ける。
「彼女は蟲神様の加護を授かっており、私の威圧の効果を受けません。そして最近話題のケンゾンの領主でもあります。私は彼女以上の女性には、もう出会えないと考えております」
隣でアルの言葉を聞いていたハシャラは、表面上は控えめな笑顔を浮かべながらも、内心では持ち上げないでください……と半泣き状態だった。
「しかし……」
返答に困っている様子の国王に、アルはさらに続けた。
「将来的には私は彼女のもとへ婿入りしようと考えております。王城には私に恐怖している者も多いですし、それが私達家族にとっても、この国にとっても最良の選択かと思います」
「なっ……!?」
婿入りという言葉に、さすがの国王も目を見開いて驚きの表情を浮かべる。
王妃も扇で口元を隠しながらも、目を大きく見開いて驚いているのが分かった。
第一王子であるハサルは、婚約者候補の話をした時には特別驚いていなかったが、突然の婿入り発言にはぽかんっとした表情をしていた。
驚きのあまり言葉を失っている国王とは対照的に、すぐに冷静さを取り戻して何かを考え込んでいる様子の王妃。
そして国王が何か口を開こうとした時、王妃が「陛下」とそれを遮り、顔を寄せて口元を扇で隠しながら小声で話し出す。
「王城内外に、アルアサダに怯えている者が多いのは事実です。次期国王にはハサルがおりますし、ここはアルアサダの言うように、王族から出しても良いのではないでしょうか」
「なっ、何を言う。ハサルとて問題が全くないわけではない。そこをアルアサダの威圧の力で補佐させるのが良いと話したではないか」
「けれど威圧の力は、補佐の座に収まるものではありません。私達とて、我が子への感情とは思えぬほどに、恐怖心が拭い去れぬではないですか」
「確かに……そうではあるが……」
「陛下。国のためにも、ご決断を。もう息子だからと考えている場合ではありません。これはアルアサダを王族から出す好機なのです」
「あ、あぁ……」
二人のやり取りを、隣に控えていたハサルは笑みを失った表情で黙って聞いていたかと思うと、最後の方は誰にもバレないように舌打ちをしていた。
ハシャラとアルには距離があって聞こえなかったが、背筋を正したまま、国王夫妻の返答を待っていた。
すると話し合いを終えて、玉座に座り直した国王はごほんっともう一度咳払いをしてから、口を開いた。
「……分かった。アルアサダとハシャラ嬢の、婿入りを前提とした婚約を認める……」
周囲がまたざわざわと騒がしくなる中、アルがゆっくりとした所作で頭を下げる。
「ありがとうございます、父上」
「う、うむ。舞踏会の参加者諸君。どうか皆も、我が息子アルアサダの婚約を祝福してくれ」
国王がそう言うと、ざわついていた周囲の客がまばらに拍手をし始め、震える声で「お、おめでとうございます」と声を掛けていた。
国王夫妻も、隣に控えていたハサルも、何とも言えない表情で二人に拍手を送っていた。
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