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第五章 それぞれの過去
第二十五話
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「オラの昔の話……ですだか?」
朝食を食べ終えたハシャラとアルは、まずはミミズの話を聞こうと、すでに畑作業に出ていたミミズのもとを訪れていた。
ちょうど休憩していたミミズはタオルで汗を拭きながら、突然のハシャラの質問に不思議そうな困惑したような表情を浮かべる。
「えぇ。みんなのことをもっと知りたくて。そのためにも、過去を知りたいなと思ったのです」
「そうですだか。お話するのは構わねえんですだが、オラの昔話なんてたいして面白くないですだよ?」
ハシャラが説明を付け加えると、ミミズは納得しつつも、やはり困ったように笑いながらそう告げた。
昔の話を聞きたいとわざわざやって来たために、ミミズは面白い話を期待されていると思ったようだった。
ハシャラが穏やかな笑みを浮かべながら、そうではないと説明する。
「みんなの過去が知りたいだけですから。そんな気負わず、思い出話程度にお話いただけると嬉しいです」
「はぁ……そうですだか」
ハシャラの言葉を聞いたミミズは、少しは気負っていたものが減ったのか、いつもの穏やかな笑みを浮かべながら答える。
ハシャラとしては、虫魔物の過去に期待しているものが全く無いかと言われると、正直なところ興味津々ではあったが、スムーズに話してもらうためにそう伝えた。
本心を悟られないように笑顔を貼り付けていると、それをじっと見ていたミミズがふっと困ったように楽しそうに笑みをこぼしていた。
……私の本心は、バレているような気がいたします……。
話してくれないだろうかと笑顔のまま不安に思っていると、ミミズは頬を掻きながら重い腰でもあげるように口を開く。
「……んだば、数百年前のことでも話しましょうか」
その言葉を聞いたハシャラは、話を聞けることへの安心感と期待感で「ぜひ!」と表情を輝かせた。
そんなハシャラを見たミミズは、やっぱり困ったように楽しそうに笑っていた。
かと思うと、遠くを眺めるような、昔を懐かしむような目をしてミミズは語り始めた。
「……数百年前、オラはとある人間の村に暮らしてましただ。といっても、最初は畑の中を泳ぎながら食事してただけだけんど」
ミミズは魔物というよりも、ほとんど普通のミミズと変わらない形で過ごしていたことを語る。
「ただある日、その姿を村の人間に見られましただ。んだば『畑の神様だ』『畑を耕してくださってる!』って喜ばれて、蟲神様なんて呼ばれるようになりましただ」
「ミミズが……蟲神様、ですか!?」
ハシャラがあまりのことに驚いていると、ミミズは照れくさそうに「へぇ。恐れ多くも……」と頭を掻きながら答える。
そこから、ミミズはさらに照れくさそうに語る。
「社が建てられたり供え物がされたりお祭りが開催されたり、人間はオラを祀り上げましただ。そうしている内に、オラの魔力はどんどん上がっていきましただ」
「待ってくれ。人間の信仰心が、魔力を上げるきっかけになったのか?」
ミミズの話を遮るように、アルがそう問いかける。
ハシャラも、人間の行いが魔物の魔力を上げるなど聞いたことがなくて、真剣な表情でミミズの答えを待った。
「……おそらくあの時、オラは神格化されてランクが上がって、上位の魔物になっていたんだと思いますだ。だから魔力が上がったのかと……」
「なるほど……話を遮ってすまなかった。続けてくれ」
ミミズの答えを聞いたアルは、少しだけ何か考え込んでいる様子があったが、すぐにいつもの笑顔に戻って話の続きを促した。
ミミズは「へぇ」と返事をして、話を戻した。
「まぁ、そんなわけで……魔力が上がったオラは知能も上がって、人間のしてる農業に興味を持ちましただ。だから、人間の姿に化けて農作業に混ざり始めたんですだ」
「突然人間の姿になったミミズを、周りは不思議に思わなかったのですか?」
ハシャラが尋ねると、ミミズが笑顔で答える。
「神の使いだと説明してましただ。だから神のために農業を知りたいと説明すると、人間たちは懇切丁寧に農業について教えてくれましただ」
「なるほど。ミミズが農業について詳しかったのは、その時のことがあったからなのですね」
「そうですだ」
ミミズは懐かしそうに、嬉しそうに答えた。
ハシャラもそんなミミズを、嬉しそうに眺めながら話を聞く。
「それからはミミズの姿で土を耕して、人間の姿で農作業に加わって……しばらくは楽しかったですだ。けんど……」
ミミズはそこまで言うと、目線を落としてしまい、悲しげな笑みを浮かべながら語る。
「けんど、若い人間は戦争に持ってかれちまって、村の人間はどんどん減っていきましただ。んで、最後は病気が流行って……残ったみんなも、ぽっくり逝っちまっただ……」
そこまで言い切ったミミズはふーっとため息を吐き出すように呼吸すると、ゆっくりと顔を上げ、悲しげな笑顔を浮かべながらハシャラに語りかける。
「……残されたオラは誰もいなくなった村を離れて、魔物の森に住み着きましたとさ。これで、オラの昔話はおしまいですだ……」
「……ごめんなさい。つらい過去を話させてしまいましたね」
ハシャラが申し訳無さから謝罪を口にすると、ミミズは悲しげではあるものの精一杯の笑顔を見せてくれる。
「いえいえ。悲しい過去だけってわけではないですから。楽しい思い出でもありますだ。だから……たまには思い出さねえと、死んだ奴らが寂しがりますだ」
ミミズにそう言われて、ハシャラはそれ以上彼に言葉をかけることはできなかった。
だから、すっと背筋を正してカーテシーをする。
「お話してくれてありがとうございます、ミミズ。そしてあなたに農業を教えてくださった皆さんに……感謝します」
そう言うハシャラに、ミミズは最初は驚きの表情を浮かべていたが、ふっと口元を綻ばせたかと思うと、困ったような嬉しそうな笑顔を浮かべて答える。
「……あいつらも、喜びますだ」
それを見たハシャラも、少し困ったようにしながらも優しげな笑みを浮かべる。
アルは穏やかな表情でハシャラを見つめていたが、かと思うとふっと真剣な表情になってミミズに頭を下げる。
突然のことにハシャラもミミズも驚きの表情を浮かべる。
「……ミミズ殿。親しかった村人のこと……戦争のために若者が減り、病気の際も助けることができなかったこと、昔のこととはいえ王族として謝罪する」
ミミズは最初驚くだけだったけれど、その言葉を聞くと下げられたアルの頭にぽんっと手を置くと、笑顔で答える。
「……謝らなくていいだ。あんたが戦争を始めたわけじゃないし、病気も別に王族のせいじゃないだ。それに……あんたはケンゾンの仲間のアルアサダだ」
そう言われたアルは、頭を下げたまま口を開く。
「ありがとう。ミミズ」
アルに感謝されたミミズは、ニッと笑って「水臭いだ」と告げる。
そんなやり取りを見守っていたハシャラは、ぱんっと手を打ち合わせて笑顔で口を開く。
「ミミズ、話してくれてありがとうございました。アル様、他の者の話も聞きに行きましょうか」
「あぁ……」
アルが眉尻を下げながら答える。
ミミズは「お話できて良かったですだ。さて、オラも仕事に戻るかな」と言って、背伸びをしていた。
「ミミズ。畑のこと、これからもよろしくお願いしますね」
そんなミミズに、ハシャラは微笑みながら告げる。
「……もちろんですだ」
ミミズも笑顔で、そう答えた。
朝食を食べ終えたハシャラとアルは、まずはミミズの話を聞こうと、すでに畑作業に出ていたミミズのもとを訪れていた。
ちょうど休憩していたミミズはタオルで汗を拭きながら、突然のハシャラの質問に不思議そうな困惑したような表情を浮かべる。
「えぇ。みんなのことをもっと知りたくて。そのためにも、過去を知りたいなと思ったのです」
「そうですだか。お話するのは構わねえんですだが、オラの昔話なんてたいして面白くないですだよ?」
ハシャラが説明を付け加えると、ミミズは納得しつつも、やはり困ったように笑いながらそう告げた。
昔の話を聞きたいとわざわざやって来たために、ミミズは面白い話を期待されていると思ったようだった。
ハシャラが穏やかな笑みを浮かべながら、そうではないと説明する。
「みんなの過去が知りたいだけですから。そんな気負わず、思い出話程度にお話いただけると嬉しいです」
「はぁ……そうですだか」
ハシャラの言葉を聞いたミミズは、少しは気負っていたものが減ったのか、いつもの穏やかな笑みを浮かべながら答える。
ハシャラとしては、虫魔物の過去に期待しているものが全く無いかと言われると、正直なところ興味津々ではあったが、スムーズに話してもらうためにそう伝えた。
本心を悟られないように笑顔を貼り付けていると、それをじっと見ていたミミズがふっと困ったように楽しそうに笑みをこぼしていた。
……私の本心は、バレているような気がいたします……。
話してくれないだろうかと笑顔のまま不安に思っていると、ミミズは頬を掻きながら重い腰でもあげるように口を開く。
「……んだば、数百年前のことでも話しましょうか」
その言葉を聞いたハシャラは、話を聞けることへの安心感と期待感で「ぜひ!」と表情を輝かせた。
そんなハシャラを見たミミズは、やっぱり困ったように楽しそうに笑っていた。
かと思うと、遠くを眺めるような、昔を懐かしむような目をしてミミズは語り始めた。
「……数百年前、オラはとある人間の村に暮らしてましただ。といっても、最初は畑の中を泳ぎながら食事してただけだけんど」
ミミズは魔物というよりも、ほとんど普通のミミズと変わらない形で過ごしていたことを語る。
「ただある日、その姿を村の人間に見られましただ。んだば『畑の神様だ』『畑を耕してくださってる!』って喜ばれて、蟲神様なんて呼ばれるようになりましただ」
「ミミズが……蟲神様、ですか!?」
ハシャラがあまりのことに驚いていると、ミミズは照れくさそうに「へぇ。恐れ多くも……」と頭を掻きながら答える。
そこから、ミミズはさらに照れくさそうに語る。
「社が建てられたり供え物がされたりお祭りが開催されたり、人間はオラを祀り上げましただ。そうしている内に、オラの魔力はどんどん上がっていきましただ」
「待ってくれ。人間の信仰心が、魔力を上げるきっかけになったのか?」
ミミズの話を遮るように、アルがそう問いかける。
ハシャラも、人間の行いが魔物の魔力を上げるなど聞いたことがなくて、真剣な表情でミミズの答えを待った。
「……おそらくあの時、オラは神格化されてランクが上がって、上位の魔物になっていたんだと思いますだ。だから魔力が上がったのかと……」
「なるほど……話を遮ってすまなかった。続けてくれ」
ミミズの答えを聞いたアルは、少しだけ何か考え込んでいる様子があったが、すぐにいつもの笑顔に戻って話の続きを促した。
ミミズは「へぇ」と返事をして、話を戻した。
「まぁ、そんなわけで……魔力が上がったオラは知能も上がって、人間のしてる農業に興味を持ちましただ。だから、人間の姿に化けて農作業に混ざり始めたんですだ」
「突然人間の姿になったミミズを、周りは不思議に思わなかったのですか?」
ハシャラが尋ねると、ミミズが笑顔で答える。
「神の使いだと説明してましただ。だから神のために農業を知りたいと説明すると、人間たちは懇切丁寧に農業について教えてくれましただ」
「なるほど。ミミズが農業について詳しかったのは、その時のことがあったからなのですね」
「そうですだ」
ミミズは懐かしそうに、嬉しそうに答えた。
ハシャラもそんなミミズを、嬉しそうに眺めながら話を聞く。
「それからはミミズの姿で土を耕して、人間の姿で農作業に加わって……しばらくは楽しかったですだ。けんど……」
ミミズはそこまで言うと、目線を落としてしまい、悲しげな笑みを浮かべながら語る。
「けんど、若い人間は戦争に持ってかれちまって、村の人間はどんどん減っていきましただ。んで、最後は病気が流行って……残ったみんなも、ぽっくり逝っちまっただ……」
そこまで言い切ったミミズはふーっとため息を吐き出すように呼吸すると、ゆっくりと顔を上げ、悲しげな笑顔を浮かべながらハシャラに語りかける。
「……残されたオラは誰もいなくなった村を離れて、魔物の森に住み着きましたとさ。これで、オラの昔話はおしまいですだ……」
「……ごめんなさい。つらい過去を話させてしまいましたね」
ハシャラが申し訳無さから謝罪を口にすると、ミミズは悲しげではあるものの精一杯の笑顔を見せてくれる。
「いえいえ。悲しい過去だけってわけではないですから。楽しい思い出でもありますだ。だから……たまには思い出さねえと、死んだ奴らが寂しがりますだ」
ミミズにそう言われて、ハシャラはそれ以上彼に言葉をかけることはできなかった。
だから、すっと背筋を正してカーテシーをする。
「お話してくれてありがとうございます、ミミズ。そしてあなたに農業を教えてくださった皆さんに……感謝します」
そう言うハシャラに、ミミズは最初は驚きの表情を浮かべていたが、ふっと口元を綻ばせたかと思うと、困ったような嬉しそうな笑顔を浮かべて答える。
「……あいつらも、喜びますだ」
それを見たハシャラも、少し困ったようにしながらも優しげな笑みを浮かべる。
アルは穏やかな表情でハシャラを見つめていたが、かと思うとふっと真剣な表情になってミミズに頭を下げる。
突然のことにハシャラもミミズも驚きの表情を浮かべる。
「……ミミズ殿。親しかった村人のこと……戦争のために若者が減り、病気の際も助けることができなかったこと、昔のこととはいえ王族として謝罪する」
ミミズは最初驚くだけだったけれど、その言葉を聞くと下げられたアルの頭にぽんっと手を置くと、笑顔で答える。
「……謝らなくていいだ。あんたが戦争を始めたわけじゃないし、病気も別に王族のせいじゃないだ。それに……あんたはケンゾンの仲間のアルアサダだ」
そう言われたアルは、頭を下げたまま口を開く。
「ありがとう。ミミズ」
アルに感謝されたミミズは、ニッと笑って「水臭いだ」と告げる。
そんなやり取りを見守っていたハシャラは、ぱんっと手を打ち合わせて笑顔で口を開く。
「ミミズ、話してくれてありがとうございました。アル様、他の者の話も聞きに行きましょうか」
「あぁ……」
アルが眉尻を下げながら答える。
ミミズは「お話できて良かったですだ。さて、オラも仕事に戻るかな」と言って、背伸びをしていた。
「ミミズ。畑のこと、これからもよろしくお願いしますね」
そんなミミズに、ハシャラは微笑みながら告げる。
「……もちろんですだ」
ミミズも笑顔で、そう答えた。
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