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第五章 それぞれの過去
第二十二話
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「明日、ケンゾンを出て旅に戻りますね」
大量の虫を討伐した夜、夕食後に談話室でくつろいでいるとカマキリの魔物がそう告げた。
てっきり、ミミズやテンのようにこのままケンゾンに定住すると思っていたハシャラは、驚きのあまり呆然としていた。
カマキリの魔物がそれを不思議そうに見つめていて、ハシャラはハッとして慌てて返事をする。
「は、はい。そうなんですね……。てっきりここに留まってくれると思っていたので、寂しくなります……」
そう告げると、カマキリの魔物は一瞬驚いた表情をしたかと思うと、寂しいと言われたことが嬉しそうに優しく微笑んでいた。
その表情を見ると、ケンゾンが嫌だから出ていくというわけではなさそうだった。
「領民とも仲良くやっているんだし、ここに居着いてもいいんでねぇか?」
その様子を眺めていたミミズが、助け舟のようにそう助言する。
ハシャラはその言葉を聞いてぱぁっと表情を明るくして同意しつつ、バッとカマキリの魔物の方を振り向く。
けれどカマキリの魔物は微笑んではいるけれど、悲しげな表情をしていて……ハシャラは驚き、思うように声をかけることができなかった。
すると、カマキリの魔物が語りだす。
「……お誘いは嬉しいです。ありがとうございます。でも俺、大食いだから……一つのところに住み着くことができないんです」
カマキリの魔物は消え入りそうな声で、悲しげにそう語る。
確かに虫魔物は少食の者が多いと聞いていたけれど、かと言って大食いだからダメという話は聞いたことがなかった。
なので純粋な疑問を返す。
「どういうことですか?」
尋ねると、カマキリの魔物は「説明すると長くなるのですが……」とこぼすように言っていた。
それを聞いたクモは立ち上がり、自分が座っていたソファの場所を開けてぽんぽんっと示し、カマキリの魔物に代わりに座るように促した。
控えていたナラがスムーズな流れで新しい紅茶を淹れ、空いた席の前に置いた。
カマキリの魔物は気まずそうにしながらも、その席に座って一息ついてから、話し始めた。
「俺は人間が好きで、昔は人間に化けてとある街に住み着いていたんです。あの頃は楽しかったな。友達がいて、仕事して……好きな人もいた」
過去を思い返しているのであろうカマキリの魔物の表情は、実に穏やかだった。
「あの頃から俺は大食いで、友達に『お前はよく食うなぁ』って笑われて、仕事先の先輩に『いい食いっぷりだ!』って飯奢ってもらって……楽しく暮らしてたんです」
けれどそこまで言うと、カマキリの魔物の表情が曇りだした。
「だけど俺の大食いはどんどん過剰になっていって、人間の食事だけでは足りなくなってきたんです。だからこっそり近隣の山・森で虫や果物を採って食べていました」
「それ自体は、別に悪いことではないんじゃないん? お友達の人間を食べたわけじゃないんだしん」
クモがそう言うと「友達を食べるなんて、ありえません!」と、カマキリの魔物は大きく否定していた。
突然の大声に「いやーん」とクモは耳を塞いでいて、ハッとしたカマキリの魔物が「す、すみません……」と謝ってから、ゆっくりと話に戻った。
「ただ俺が虫や果物を食いすぎたせいで、畑の作物は受粉できなくなって実をつけなくなりました。食べ物を奪われた動物は住処を捨て、肉が捕れなくなりました」
「大食いで生態系を壊しちまったんだな」
ミミズがそう言うと、カマキリの魔物はコクンっと静かに頷いた。
「気付いた時には街は食糧難になり、人は病気になったり喧嘩が増えたりして……友達と先輩は喧嘩に巻き込まれて死に、好きな人は身体を売って性病をもらって死んだ……」
うつむき加減に話すカマキリの魔物は、だんっ!とテーブルを叩いて叫ぶ。
「俺が……! 俺が壊したんです……! 大好きだった街を……大好きな人たちを……俺が……ッ!」
ハシャラはその話を聞いて、カマキリの魔物が苦しそうな表情をしているのを見て……なんと声を掛ければ良いのか分からなかった。
カマキリの魔物は……自分が憎くてしょうがないという風に見えた。
そこからは力なく、呟くように話を続けた。
「俺は逃げるように街を出ました。最初は森に籠もろうと思ったのですが、孤独に耐えられなくて……結局、人間の街を旅して、しばらくしたら出ていくを繰り返しています」
「……孤独ねん」
クモがそう呟くように声をかけると、カマキリの魔物はぱっと顔を上げて無理矢理につくったのであろう笑顔を見せる。
「そうでもないですよ。旅先で人と関われますし、短期間だから生態系への影響を考えずに食事ができますし……何より、短期間の滞在だからこそ、大切な人ができなくて良いです」
どんどん、カマキリの魔物の笑顔から力が抜けていっていた。
「カマキリの魔物さん……」
ハシャラが何か声をかけようと名前を呼ぶと、カマキリの魔物は彼女の方を向いてニコッと切なげな笑みを浮かべて言う。
「そう。俺はカマキリの魔物です。もう誰でもない……旅するカマキリの魔物。それでいいんです」
カマキリの魔物は「人間には『名前のない旅人』で通してますけどね」と笑っていて、ハシャラはそれ以上、何も言うことができなかった。
何を言っても、カマキリの魔物の過去は変えられないし、彼の心の傷を癒やすことはできない。
そして生態系を壊す危険性がある以上、もうケンゾンに定住してほしいとも言えなかった。
申し訳無さと無力感でいっぱいになりながら俯いていると、カマキリの魔物が「姫様」と声をかける。
「これは俺の問題ですから、姫様は気になさらないでください。俺はここを出ていきますけど、また何かあれば呼んでくださいよ。……来るのに時間は掛かりますけどね」
人を思いやるような優しげな笑顔を浮かべながらカマキリの魔物はそう言って、ハシャラはそれに「はい……」と答えることしかできなかった。
ハシャラの返事を聞いたカマキリの魔物は「じゃあ、俺はこれで」と立ち上がり、扉の方へと歩いていく。
そして扉の前で振り返ると「おやすみなさい」と笑顔を浮かべていて、みんなでおやすみの挨拶を返すと、カマキリの魔物は笑顔のまま部屋を出ていった。
そして翌日の朝。
宣言通りに、カマキリの魔物はまた人の街を渡り歩く旅へと出ていった。
大量の虫を討伐した夜、夕食後に談話室でくつろいでいるとカマキリの魔物がそう告げた。
てっきり、ミミズやテンのようにこのままケンゾンに定住すると思っていたハシャラは、驚きのあまり呆然としていた。
カマキリの魔物がそれを不思議そうに見つめていて、ハシャラはハッとして慌てて返事をする。
「は、はい。そうなんですね……。てっきりここに留まってくれると思っていたので、寂しくなります……」
そう告げると、カマキリの魔物は一瞬驚いた表情をしたかと思うと、寂しいと言われたことが嬉しそうに優しく微笑んでいた。
その表情を見ると、ケンゾンが嫌だから出ていくというわけではなさそうだった。
「領民とも仲良くやっているんだし、ここに居着いてもいいんでねぇか?」
その様子を眺めていたミミズが、助け舟のようにそう助言する。
ハシャラはその言葉を聞いてぱぁっと表情を明るくして同意しつつ、バッとカマキリの魔物の方を振り向く。
けれどカマキリの魔物は微笑んではいるけれど、悲しげな表情をしていて……ハシャラは驚き、思うように声をかけることができなかった。
すると、カマキリの魔物が語りだす。
「……お誘いは嬉しいです。ありがとうございます。でも俺、大食いだから……一つのところに住み着くことができないんです」
カマキリの魔物は消え入りそうな声で、悲しげにそう語る。
確かに虫魔物は少食の者が多いと聞いていたけれど、かと言って大食いだからダメという話は聞いたことがなかった。
なので純粋な疑問を返す。
「どういうことですか?」
尋ねると、カマキリの魔物は「説明すると長くなるのですが……」とこぼすように言っていた。
それを聞いたクモは立ち上がり、自分が座っていたソファの場所を開けてぽんぽんっと示し、カマキリの魔物に代わりに座るように促した。
控えていたナラがスムーズな流れで新しい紅茶を淹れ、空いた席の前に置いた。
カマキリの魔物は気まずそうにしながらも、その席に座って一息ついてから、話し始めた。
「俺は人間が好きで、昔は人間に化けてとある街に住み着いていたんです。あの頃は楽しかったな。友達がいて、仕事して……好きな人もいた」
過去を思い返しているのであろうカマキリの魔物の表情は、実に穏やかだった。
「あの頃から俺は大食いで、友達に『お前はよく食うなぁ』って笑われて、仕事先の先輩に『いい食いっぷりだ!』って飯奢ってもらって……楽しく暮らしてたんです」
けれどそこまで言うと、カマキリの魔物の表情が曇りだした。
「だけど俺の大食いはどんどん過剰になっていって、人間の食事だけでは足りなくなってきたんです。だからこっそり近隣の山・森で虫や果物を採って食べていました」
「それ自体は、別に悪いことではないんじゃないん? お友達の人間を食べたわけじゃないんだしん」
クモがそう言うと「友達を食べるなんて、ありえません!」と、カマキリの魔物は大きく否定していた。
突然の大声に「いやーん」とクモは耳を塞いでいて、ハッとしたカマキリの魔物が「す、すみません……」と謝ってから、ゆっくりと話に戻った。
「ただ俺が虫や果物を食いすぎたせいで、畑の作物は受粉できなくなって実をつけなくなりました。食べ物を奪われた動物は住処を捨て、肉が捕れなくなりました」
「大食いで生態系を壊しちまったんだな」
ミミズがそう言うと、カマキリの魔物はコクンっと静かに頷いた。
「気付いた時には街は食糧難になり、人は病気になったり喧嘩が増えたりして……友達と先輩は喧嘩に巻き込まれて死に、好きな人は身体を売って性病をもらって死んだ……」
うつむき加減に話すカマキリの魔物は、だんっ!とテーブルを叩いて叫ぶ。
「俺が……! 俺が壊したんです……! 大好きだった街を……大好きな人たちを……俺が……ッ!」
ハシャラはその話を聞いて、カマキリの魔物が苦しそうな表情をしているのを見て……なんと声を掛ければ良いのか分からなかった。
カマキリの魔物は……自分が憎くてしょうがないという風に見えた。
そこからは力なく、呟くように話を続けた。
「俺は逃げるように街を出ました。最初は森に籠もろうと思ったのですが、孤独に耐えられなくて……結局、人間の街を旅して、しばらくしたら出ていくを繰り返しています」
「……孤独ねん」
クモがそう呟くように声をかけると、カマキリの魔物はぱっと顔を上げて無理矢理につくったのであろう笑顔を見せる。
「そうでもないですよ。旅先で人と関われますし、短期間だから生態系への影響を考えずに食事ができますし……何より、短期間の滞在だからこそ、大切な人ができなくて良いです」
どんどん、カマキリの魔物の笑顔から力が抜けていっていた。
「カマキリの魔物さん……」
ハシャラが何か声をかけようと名前を呼ぶと、カマキリの魔物は彼女の方を向いてニコッと切なげな笑みを浮かべて言う。
「そう。俺はカマキリの魔物です。もう誰でもない……旅するカマキリの魔物。それでいいんです」
カマキリの魔物は「人間には『名前のない旅人』で通してますけどね」と笑っていて、ハシャラはそれ以上、何も言うことができなかった。
何を言っても、カマキリの魔物の過去は変えられないし、彼の心の傷を癒やすことはできない。
そして生態系を壊す危険性がある以上、もうケンゾンに定住してほしいとも言えなかった。
申し訳無さと無力感でいっぱいになりながら俯いていると、カマキリの魔物が「姫様」と声をかける。
「これは俺の問題ですから、姫様は気になさらないでください。俺はここを出ていきますけど、また何かあれば呼んでくださいよ。……来るのに時間は掛かりますけどね」
人を思いやるような優しげな笑顔を浮かべながらカマキリの魔物はそう言って、ハシャラはそれに「はい……」と答えることしかできなかった。
ハシャラの返事を聞いたカマキリの魔物は「じゃあ、俺はこれで」と立ち上がり、扉の方へと歩いていく。
そして扉の前で振り返ると「おやすみなさい」と笑顔を浮かべていて、みんなでおやすみの挨拶を返すと、カマキリの魔物は笑顔のまま部屋を出ていった。
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(追記2018.07.24)
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今更ですが1日1エピソードは書きたいと思ってますが、かなりマイペースで進行しています。
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