幸せを知らない令嬢は、やたらと甘い神様に溺愛される

家族から産まれたことも生きていることも全否定され、少しは役に立てと言われて政略結婚する予定だった婚約者すらも妹に奪われた男爵令嬢/アルサイーダ・ムシバ。

さらにお前は産まれてこなかったことにすると、家を追い出される。

行き場を失ってたまに訪れていた教会に来た令嬢は、そこで「産まれてきてごめんなさい」と懺悔する。

すると光り輝く美しい神/イラホンが現れて「何も謝ることはない。俺が君を幸せにするから、俺の妻になってくれ」と言われる。

さらに神は令嬢を強く抱きしめ、病めるときも健やかなるときも永遠に愛することを誓うと、おでこにキス。

突然のことに赤面する令嬢をよそに、やたらと甘い神様の溺愛が始まる――。
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