よもやまメモ噺

ダイエットを繰り返す人噺

　テレビや雑誌などで様々なダイエット法が紹介されてきたが、共通していることは「今までの生活習慣や態度を改めること」を実践者に強いる点である。

　肉中心の食生活を野菜中心に変えるや何かを毎日食べるようにするなどといったように、自分の一定の習慣や態度を改めることを、心理学では「態度変容」と呼ぶとのこと。

　そしてこの態度変容を簡単にできる人ほど、ダイエットに励み、またそうした人たちには共通した特徴があるのだという。

　まず自己愛が強い。

　必要以上に人の目を気にするので、誰かに「ちょっと太ったんじゃない？」などと言われると、すぐにダイエットにとりかかるのだという。

　なのに自我が弱く、意志も弱いので、他人の言葉に左右されやすく、「このダイエット法効くらしいよ」と聞いたりすると、簡単に流されてしまいがちなのだ。

　一方で不信感も強いので、ちょっとやってみて効果が現れないと、自分の努力不足は棚に上げて不平不満を並べるのだという。

　故にそういうタイプの人は、ひとつのダイエット法に飽き足らず、次々と新しいダイエット法にチャレンジすることになるのだ。

　では、今回はこの辺で失礼をば。