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口出し無用噺
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近頃はネット上で将棋の対局を楽しむ人が多くなって見かけることは少なくなったが、一昔前の昭和においては夏の夕暮れなどに縁側で将棋を指し、それを近所の人たちが見物しながら口出ししたりする光景がよく見られていた。
ただそういう風に周りが口出しすることはマナー的に良いことではなく、将棋盤でもそれが示されているという。
それはどこかというと、脚の形だ。
将棋盤の脚の形は、クチナシの実をかたどった丸っこい形と決まっている。
これはクチナシが「口無し」に通じ、脇で見る第三者の口出しを戒める意味合いがあるとのこと。
さらに盤の裏側を見ると、中央部にへこみがあるのがわかるが、これも「口無し」に通じており、その昔対局中に横から口をはさむ者がいれば、首をはねてそのへこみに載せるためだったともいわれている。
では、今回はこの辺で失礼をば。
ただそういう風に周りが口出しすることはマナー的に良いことではなく、将棋盤でもそれが示されているという。
それはどこかというと、脚の形だ。
将棋盤の脚の形は、クチナシの実をかたどった丸っこい形と決まっている。
これはクチナシが「口無し」に通じ、脇で見る第三者の口出しを戒める意味合いがあるとのこと。
さらに盤の裏側を見ると、中央部にへこみがあるのがわかるが、これも「口無し」に通じており、その昔対局中に横から口をはさむ者がいれば、首をはねてそのへこみに載せるためだったともいわれている。
では、今回はこの辺で失礼をば。
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