よもやまメモ噺

温かな印象のため噺

　冬の時期になると目にする機会が増えてくるのがかぜ薬のCMだが、そこで紹介されるかぜ薬のパッケージはなぜかピンクやオレンジ色といった暖色系のものが多い。

　その理由だが、かぜをひくと寒気を感じるので、パッケージまで青などの寒色系だと余計に寒く感じてしまう。

　なので暖色系のピンクやオレンジ色を使うことによって、温かな印象を与えようとしているとのこと。

　同じ暖色系でも赤は血や傷を連想させてしまい薬には似合わないので、ほとんど使用されないのだという。

　ただ一方で例外的に寒色がよく使われるタイプの薬もある。

　それは解熱剤で、熱を下げるという印象を強化するために、冷たい感じの寒色系がよく使われているのだ。

　では、今回はこの辺で失礼をば。