よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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富士八湖噺

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 富士山の北麓に位置しているのが、山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の富士五湖だ。

 人気の観光スポットとして多くの人々で賑わっているが、江戸時代の頃は今よりも3つ多い富士八湖だったいう。

 その3つの湖とは、四尾連湖、芦ノ湖、田貫湖であったが、時代とともに減っていくことになる。

 まず明治時代に田貫湖が干上がり、やがて人造湖となったことでこの湖のグループから外れ、そして四尾連湖と芦ノ湖が他の5つの湖と成り立ちが異なるということでグループから外れたことで、現在の富士五湖に落ち着いたとのことだ。

 ちなみに、富士五湖は遥か昔はひとつの湖であったのだが、溶岩流などによって5つの湖に分断されていったのである。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
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