よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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高い山なし県噺

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 高速道路を走ったりすると、日本は山が多いのだと改めて実感する人も多いかもしれない。

 実際日本の国土において、平地の割合は14パーセントほどしかなく、それ以外は山地や丘陵などだ。

 日本全国には名前の付いた山が1万7000ほどあり、47都道府県のほとんどに1000メートル以上の高い山があるのだが、そんな中1000メートルはおろか、500メートル以上の山すらない都道府県がひとつだけある。

 パッと浮かんできそうなのは沖縄県だろうが、石垣市の於茂登岳が526メートル、国頭村の与那覇岳が503メートルと、500メートル以上の山はある。

 では正解はどこなのかといえば、それは千葉県だ。

 千葉県内には名前の付いた山が70ほどあるが、その中で最も高いのが愛宕山で、その高さは408メートルである。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
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