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夫が酔ってたから噺
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群雄割拠の戦国時代、5代にわたって関東一円を支配していたのが北条家だ。
その北条家に仕え、武蔵の日尾城城主であったのが諏訪部定勝という武将である。
定勝は勇猛果敢、かつ人望の厚い武将であった一方で、大の酒好きでもあり、それが原因で大きな失態を起こしたこともあった。
1569年、武田四名臣のひとりである山県昌景が率いる軍勢が襲ってきたのだが、酒をあおっていた定勝は高いびきをかいて眠っており、血相を変えた重臣が何度揺り起こしても目を覚ます気配がない。
この危機的状況に動いたのが、定勝の妻である妙喜で、自ら武装するとともに兵を指揮し、夫が目覚めるまで持ちこたえたのである。
これによって妙喜は周囲からも一目置かれるようになり、定勝は安心して城を任せるようになったという。
では、今回はこの辺で失礼をば。
その北条家に仕え、武蔵の日尾城城主であったのが諏訪部定勝という武将である。
定勝は勇猛果敢、かつ人望の厚い武将であった一方で、大の酒好きでもあり、それが原因で大きな失態を起こしたこともあった。
1569年、武田四名臣のひとりである山県昌景が率いる軍勢が襲ってきたのだが、酒をあおっていた定勝は高いびきをかいて眠っており、血相を変えた重臣が何度揺り起こしても目を覚ます気配がない。
この危機的状況に動いたのが、定勝の妻である妙喜で、自ら武装するとともに兵を指揮し、夫が目覚めるまで持ちこたえたのである。
これによって妙喜は周囲からも一目置かれるようになり、定勝は安心して城を任せるようになったという。
では、今回はこの辺で失礼をば。
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