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家紋トレード噺
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徳川家の家紋といえば、ご存じ三つ葉葵だ。
水戸黄門の印籠でもお馴染みの葵の紋は、徳川家がだけが使用を許されたものであり、一目見ただけその物の持ち主が徳川家ゆかりの人とわかる特別なものであった。
この三つ葉葵の紋だが、その原型は本多家にあったという。
もともと葵の紋は、家康の祖先である松平家が使用していた紋で、同じ時に徳川四天王のひとりである本多忠勝も三本立葵という葵の紋を使っていたのだ。
同じ葵の紋でも両者は異なっていたのだが、1560年に家康が忠勝に「家紋を交換しよう」と言い出し、そのまま家紋のトレードが成立。
さらに家康は本多家の家紋をそのまま使うのではなく、それを原型にした三つ葉葵を徳川家の家紋として使い始めたのである。
では、今回はこの辺で失礼をば。
水戸黄門の印籠でもお馴染みの葵の紋は、徳川家がだけが使用を許されたものであり、一目見ただけその物の持ち主が徳川家ゆかりの人とわかる特別なものであった。
この三つ葉葵の紋だが、その原型は本多家にあったという。
もともと葵の紋は、家康の祖先である松平家が使用していた紋で、同じ時に徳川四天王のひとりである本多忠勝も三本立葵という葵の紋を使っていたのだ。
同じ葵の紋でも両者は異なっていたのだが、1560年に家康が忠勝に「家紋を交換しよう」と言い出し、そのまま家紋のトレードが成立。
さらに家康は本多家の家紋をそのまま使うのではなく、それを原型にした三つ葉葵を徳川家の家紋として使い始めたのである。
では、今回はこの辺で失礼をば。
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