よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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ブルータス、お前もだ噺

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 紀元前44年3月15日、元老院会議が開かれるポンペイウス劇場に向かう途中で「ブルータス、お前もか」という有名な言葉とともに暗殺されたカエサル。

 この時ブルータスとともにカエサル暗殺に関わった面々は、全員がほどなくして非業の死を遂げているのだという。

 暗殺を実行したブルータスは、「カエサルは専制君主になろうとしていた」と訴えることで民衆の支持を得ようとしたが、カエサルの腹心であったアントニウスがカエサルを称賛する演説を行ったことで支持を得ることができず、ローマから逃亡を図るも失敗して自害したとのこと。

 さらに他のメンバーもカエサルを支持する民衆によって引きずりだされて、ひとり残らず殺害されたとのことである。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
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