よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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仕上げはビール瓶噺

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 大相撲を行ううえで欠かすことができないものといえば土俵である。

 これは本場所ごとに新しく作られるのだが建築業者がブルドーザーなどを使って作るのではなく、力士の名前を呼びあげている呼出による手作りなのだ。

 本場所初日の5、6日前から作り始めるのだが、まずは粘り気のある壁土用の土をたこやたたきなどといった独特の道具で叩き、足で踏み固める。

 また同時に、叩いて柔らかくしたワラで俵を編んで作り、その中に土をつめて土俵をぐるっと囲む俵の部分を作っていくのだ。

 こうして40人ほどの呼び出しにが3日間作業を続けることでようやく土俵の形が整ってくるのだが、ここで仕上げとして、ビールの空き瓶で土俵を叩いていくとのこと。

 しかもこれにはメーカーが決まっており、アサヒかサッポロでないとダメで、海外巡業の際にはわざわざビール瓶を日本から持参していくという。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
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