よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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目玉模様の数で勝負噺

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 豪華絢爛の羽を持っていることで知られている鳥といえば、クジャクだ。

 この羽はオスの特徴であり、これを広げることでメスに求愛するのだが、メスは何を基準にオスを選ぶのであろうか。

 オスのクジャクの羽には1本に1個ずつ目玉模様がついており、その数は140~160くらいになるのだが、メスは目玉模様の数を見て、その数が多いオスを選んでいるのだという。

 ある実験によれば、メスは1~2個の差さえも見分けることができるとのことだ。

 さらに目玉模様の数とともに、左右の対称性もオスを選ぶ判断基準になっているという。

 メスは目玉模様の配置が左右対称のオスを選ぶのだが、こういった模様のオスは免疫力に優れ、病気に対して強いらしいとのことだ。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
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