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あの人に宿題教わった噺
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相対性理論でも知られる天才物理学者のアルバート・アインシュタイン。
晩年はニューヨーク近くのプリンストン高等研究所で研究に打ち込んでいたが、そんな彼の家をときどき小学生の女の子が訪ねていたという。
その目的は算数を教えてもらうためで、女の子はアインシュタインがノーベル賞を受賞した偉い先生だとは知らなかった。
ある時女の子がときどき家からいなくなるのに気がついた母親が、女の子にどこへ行っているのか尋ねたところ「マーシャル通りに算数の得意なおじいちゃんがいるの。その人に宿題を見てもらっているのよ」と答えたのだ。
それはアインシュタインの住む家の番地だったため、驚いた母親は慌てて詫びにいったところ、アインシュタインは「いえ、彼女に教えている以上のことを、わたしは彼女から教わっているのだから、気にすることはありません」と言ったという。
では、今回はこの辺で失礼をば。
晩年はニューヨーク近くのプリンストン高等研究所で研究に打ち込んでいたが、そんな彼の家をときどき小学生の女の子が訪ねていたという。
その目的は算数を教えてもらうためで、女の子はアインシュタインがノーベル賞を受賞した偉い先生だとは知らなかった。
ある時女の子がときどき家からいなくなるのに気がついた母親が、女の子にどこへ行っているのか尋ねたところ「マーシャル通りに算数の得意なおじいちゃんがいるの。その人に宿題を見てもらっているのよ」と答えたのだ。
それはアインシュタインの住む家の番地だったため、驚いた母親は慌てて詫びにいったところ、アインシュタインは「いえ、彼女に教えている以上のことを、わたしは彼女から教わっているのだから、気にすることはありません」と言ったという。
では、今回はこの辺で失礼をば。
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