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3つのモデル噺
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フランスの作家であるジュール・ヴェルヌの代表作といえば「海底2万マイル」であるが、作中に登場する潜水艦のノーチラス号には3つのモデルがあるという。
ひとつはアメリカ人のロバート・フルトンが設計したノーチラスだ。
フルトンは1797年、当時イギリスと交戦中だったフランスに渡り、ナポレオンから資金を得てノーチラスを開発した。
ノーチラスは、爆薬を詰めたカプセルを曳航しながら潜航、敵船を発見するとその底を通過し、通過すると曳航したカプセルが船に接触して爆薬が爆発する仕組みである。
もうひとつは1862年にフランス人のブリューテュス・ド・ヴィルロワのアリゲーターで、これは外観のモデルになったとのこと。
そして最後のひとつは1863年にフランス海軍が開発をした潜水艦で、これは圧縮空気でピストンを動かして動力とするものだが、ヴェルヌはそれに触発されて電気動力の潜水艦を思いついたとのことだ。
では、今回はこの辺で失礼をば。
ひとつはアメリカ人のロバート・フルトンが設計したノーチラスだ。
フルトンは1797年、当時イギリスと交戦中だったフランスに渡り、ナポレオンから資金を得てノーチラスを開発した。
ノーチラスは、爆薬を詰めたカプセルを曳航しながら潜航、敵船を発見するとその底を通過し、通過すると曳航したカプセルが船に接触して爆薬が爆発する仕組みである。
もうひとつは1862年にフランス人のブリューテュス・ド・ヴィルロワのアリゲーターで、これは外観のモデルになったとのこと。
そして最後のひとつは1863年にフランス海軍が開発をした潜水艦で、これは圧縮空気でピストンを動かして動力とするものだが、ヴェルヌはそれに触発されて電気動力の潜水艦を思いついたとのことだ。
では、今回はこの辺で失礼をば。
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