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要石噺
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茨城県鹿嶋市にある鹿島神宮には、日本を災厄から守っているといわれる「要石」が存在している。
要石は、「地震を起こす大ナマズの頭を打ち付けている」とのいわれをもつ神石で、石の霊力によってこの近辺は地震の多い場所ながら、さほど大きな被害を受けていないのだという。
木の柵越しに要石を見ることができるのだが、漬物石ぐらいの大きさで、少し掘るとすぐに持ち上げられそうにも見える。
ただし見えている部分はほんの一部で、その本体は地中深くにまで達しているとのこと。
徳川光圀の「水戸黄門仁徳録」によれば、あまりにも巨大で七日七晩かかっても掘り切れなかったというが、この時光圀は数十人の農民に石の周囲を掘らせたのだが、掘っても掘っても翌朝にはその掘った穴が埋まってしまったうえに、なんとか穴を埋められないように画策すると、今度は怪我人が続出し、作業を中断せざるを得なかったとのことである。
では、今回はこの辺で失礼をば。
要石は、「地震を起こす大ナマズの頭を打ち付けている」とのいわれをもつ神石で、石の霊力によってこの近辺は地震の多い場所ながら、さほど大きな被害を受けていないのだという。
木の柵越しに要石を見ることができるのだが、漬物石ぐらいの大きさで、少し掘るとすぐに持ち上げられそうにも見える。
ただし見えている部分はほんの一部で、その本体は地中深くにまで達しているとのこと。
徳川光圀の「水戸黄門仁徳録」によれば、あまりにも巨大で七日七晩かかっても掘り切れなかったというが、この時光圀は数十人の農民に石の周囲を掘らせたのだが、掘っても掘っても翌朝にはその掘った穴が埋まってしまったうえに、なんとか穴を埋められないように画策すると、今度は怪我人が続出し、作業を中断せざるを得なかったとのことである。
では、今回はこの辺で失礼をば。
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