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青空地下鉄噺
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世界初となる地下鉄は、1863年にイギリスはロンドンで開業した。
1880年には年間約4000万人を輸送するまでに拡大したが、1890年に電化が始まるまでの間、すべての列車は石炭燃料で走る蒸気機関車がけん引していたのである。
蒸気機関車を使用しているので換気をする必要があり、すべてをトンネルにするわけにはいかず、駅の部分は天井が吹き抜けになっており、また路線も適所に青空が見える区間を設けて煙を逃がす工夫がなされていた。
さらに列車の運転にも配慮がなされ、駅ではボイラー圧を十分に上げ、トンネル内では石炭をくべないようにして、煙を少なくするように努力したのだ。
ただそれでも車内や駅はすすけており、加えて当時のホームは木造だったので出火もあり、乗客には不評だったという。
では、今回はこの辺で失礼をば。
1880年には年間約4000万人を輸送するまでに拡大したが、1890年に電化が始まるまでの間、すべての列車は石炭燃料で走る蒸気機関車がけん引していたのである。
蒸気機関車を使用しているので換気をする必要があり、すべてをトンネルにするわけにはいかず、駅の部分は天井が吹き抜けになっており、また路線も適所に青空が見える区間を設けて煙を逃がす工夫がなされていた。
さらに列車の運転にも配慮がなされ、駅ではボイラー圧を十分に上げ、トンネル内では石炭をくべないようにして、煙を少なくするように努力したのだ。
ただそれでも車内や駅はすすけており、加えて当時のホームは木造だったので出火もあり、乗客には不評だったという。
では、今回はこの辺で失礼をば。
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