よもやまメモ噺

嗅ぐのが大好き噺

　犬を散歩させていると、そこらじゅうをクンクンと嗅ぎ回っていることが多いと思う。

　なぜかといえば、犬はにおいを嗅ぐことが大好きだからだ。

　犬の嗅覚はとても発達しており、その能力は人間の100万倍もあるといわれている。

　それゆえ、犬は電信柱にかけられたおしっこのにおいだけで、どんな種類でどんな大きさの犬なのかわかるのだという。

　つまり、犬はそこらじゅうのにおいを嗅ぎ回りながら、ここには何が棲んでいるとか、ここを猫が通ったなどといった様々な情報を得ているのだ。

　ちなみに、犬の嗅覚が敏感なのは鼻先に1～2億個もの嗅細胞が集まっているからで、犬の鼻がいつも湿っているのも、その細胞の働きを活発にさせるためである。

　では、今回はこの辺で失礼をば。