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むらさき噺
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最近では一般の人も使うようになってきたが、寿司屋では醤油のことを「むらさき」と呼ぶ。
なんとなく醤油の色合いから、「むらさき」と呼んでいるのだろうというのはわかるが、実は醤油を「むらさき」と呼ぶのにはもうひとつの理由があるという。
醤油は室町時代にできたとされ、その後製品として量産されるようになり、江戸時代の中期ごろには一般的な調味料として使われるようになった。
ところが、当時の醤油は非常に高価なものであり、塩の7、8倍の金額であったといわれている。
一方、服飾の世界では紫の染めは大変高価で贅沢品であり、醤油と同じように簡単には使えなかったのだ。
そこで、醤油が暗い紫色をしていることをかけて、醤油を貴重なものの代名詞として「むらさき」と呼ぶようになったという。
では、今回はこの辺で失礼をば。
なんとなく醤油の色合いから、「むらさき」と呼んでいるのだろうというのはわかるが、実は醤油を「むらさき」と呼ぶのにはもうひとつの理由があるという。
醤油は室町時代にできたとされ、その後製品として量産されるようになり、江戸時代の中期ごろには一般的な調味料として使われるようになった。
ところが、当時の醤油は非常に高価なものであり、塩の7、8倍の金額であったといわれている。
一方、服飾の世界では紫の染めは大変高価で贅沢品であり、醤油と同じように簡単には使えなかったのだ。
そこで、醤油が暗い紫色をしていることをかけて、醤油を貴重なものの代名詞として「むらさき」と呼ぶようになったという。
では、今回はこの辺で失礼をば。
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