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世界国尽噺
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福沢諭吉の著作といえば、多くの人が「学問のすゝめ」を思い浮かべると思うが、「世界国尽」という世界地理の本も記しているのだ。
この本はその名のとおり、アジア、アフリカ、ヨーロッパなどといった世界各国の様子を七五調の軽妙な言葉づかいで説明したもので、例えばロンドンを紹介した文章の一節は「百の都会の中心は、庭武須河畔の論頓府」といった具合である。
また特筆すべき点は、外国の地名などが全て漢字で表現されている点だ。
例えば、ストックホルムであれば須徳保留武、キューバであれば久場、パラグアイであれば巴羅貝といった具合である。
ちなみに、「世界国尽」は「学問のすゝめ」が刊行される3年前に出版されているのだ。
では、今回はこの辺で失礼をば。
この本はその名のとおり、アジア、アフリカ、ヨーロッパなどといった世界各国の様子を七五調の軽妙な言葉づかいで説明したもので、例えばロンドンを紹介した文章の一節は「百の都会の中心は、庭武須河畔の論頓府」といった具合である。
また特筆すべき点は、外国の地名などが全て漢字で表現されている点だ。
例えば、ストックホルムであれば須徳保留武、キューバであれば久場、パラグアイであれば巴羅貝といった具合である。
ちなみに、「世界国尽」は「学問のすゝめ」が刊行される3年前に出版されているのだ。
では、今回はこの辺で失礼をば。
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