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紳士噺
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品格があって礼儀正しい男性のことを「紳士」と呼んだりするが、この「紳士」とはもともとどんな人たちのことであったのだろうか。
紳士という言葉のルーツをたどっていくと、飛鳥時代にまでさかのぼる。
この時代を代表する偉人である聖徳太子が、氏や姓にといった出自にとらわれずに実力のある人間を官職につけるために制定した冠位十二階。
この冠位制度では、その等級がひと目でわかるように冠の色が12種類に分けられていたのだが、さらにこの役に付いたついた人たちは、その礼服の腰の部分に「紳」と呼ばれる帯を付けていたため「紳士」と呼ばれていたとのこと。
彼らは社会的な地位が高いうえに、礼節を持った人たちだったことから、「紳士」という言葉が「品格のある男性」の呼び名として定着していったという。
では、今回はこの辺で失礼をば。
紳士という言葉のルーツをたどっていくと、飛鳥時代にまでさかのぼる。
この時代を代表する偉人である聖徳太子が、氏や姓にといった出自にとらわれずに実力のある人間を官職につけるために制定した冠位十二階。
この冠位制度では、その等級がひと目でわかるように冠の色が12種類に分けられていたのだが、さらにこの役に付いたついた人たちは、その礼服の腰の部分に「紳」と呼ばれる帯を付けていたため「紳士」と呼ばれていたとのこと。
彼らは社会的な地位が高いうえに、礼節を持った人たちだったことから、「紳士」という言葉が「品格のある男性」の呼び名として定着していったという。
では、今回はこの辺で失礼をば。
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