よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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いつでも出るため噺

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 サッカーやバレーボールなどでは、監督は選手と違ってスーツ姿でいることがほとんどだ。

 ところが、野球の監督だけはフィールドに立つ選手たちと同じくユニフォームに身を包んでいる。

 なぜ野球だけがユニフォーム姿なのかといえば、選手としていつでもフィールドに立つためだからだ。

 野球が誕生して間もない頃、チームの指揮を執っていたのは選手兼監督であった。

 選手兼任であったため、いつでもフィールドに立てるようにユニフォームを着ていたのである。

 最近ではあまり見かけなくなったものの、昭和の頃はプロ野球でも選手兼任監督が結構誕生していたものだ。

 ちなみに、ルールブックには監督の服装に関する規定はないので、フィールドへ出る予定のない監督ならスーツ姿であっても問題ないとのこと。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
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