よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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しっぽを布団代わりに噺

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 リスといえばふさふさと毛に覆われた長くて太いしっぽが特徴的だが、寝る時に布団代わりにしているという。

 リスは小枝、樹皮、草、獣毛や羽毛で球型の巣を作るのだが、眠る時には必ずしっぽをお腹に巻くような格好で、うつぶせで寝るとのこと。

 こうすることで、睡眠中に体温が下がらないようにしているという。

 なお、リスのしっぽには布団以外にも、翼やブレーキの役割もある。

 リスは木から木へ飛び移る際、太いしっぽをさらに広げて翼のように利用することで、数メートル離れた木でも軽々と飛び移っているのだ。

 また飛んだ後、広げたしっぽを閉じて少し下げるようにすればブレーキをかけられるので、速度をつけて飛んだとしても安全に着地することができるのである。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
 
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