191 / 966
ゆで赤噺
しおりを挟む
カニやエビの絵を描く時、なんとなく赤く塗ってしまうことが多いと思う。
だが、生きているカニやエビは赤ではなくて、黒や茶色っぽい色合いをしている。
これは、普段目にしているのが調理後の姿ばかりだということが背景にあるのだが、ではなぜ、カニやエビはゆでたりすると赤く色が変化するのだろうか。
これには、アスタキサンチンという色素の働きが大きく影響している。
アスタキサンチンはもともと赤い色素であるのだが、たんぱく質とくっついている時は黒っぽい青灰色を示す。
なので、エビやカニが生きている時はたんぱく質とくっついているので殻は茶色っぽい色をし、逆にゆでるとたんぱく質が離れるので赤い色になるのだ。
ちなみに、フラミンゴの色もアスタキサンチンの働きによるものだ。
生まれた時のフラミンゴは白い色をしているが、エサとなる藻を食べることで、体の中にアスタキサンチンを取り入れているのである。
では、今回はこの辺で失礼をば。
だが、生きているカニやエビは赤ではなくて、黒や茶色っぽい色合いをしている。
これは、普段目にしているのが調理後の姿ばかりだということが背景にあるのだが、ではなぜ、カニやエビはゆでたりすると赤く色が変化するのだろうか。
これには、アスタキサンチンという色素の働きが大きく影響している。
アスタキサンチンはもともと赤い色素であるのだが、たんぱく質とくっついている時は黒っぽい青灰色を示す。
なので、エビやカニが生きている時はたんぱく質とくっついているので殻は茶色っぽい色をし、逆にゆでるとたんぱく質が離れるので赤い色になるのだ。
ちなみに、フラミンゴの色もアスタキサンチンの働きによるものだ。
生まれた時のフラミンゴは白い色をしているが、エサとなる藻を食べることで、体の中にアスタキサンチンを取り入れているのである。
では、今回はこの辺で失礼をば。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる