よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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サウルス噺

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 ティラノサウルスにブラキオサウルス、ヴェロキラプトルやオヴィラプトルなど、恐竜の名前はある程度パターン化されている。

 基本的に、恐竜の名前は発見者や発見した場所にちなんだり、あるいはその恐竜の特徴を表すようにつけられており、それらをラテン語風に綴って万国共通の名前としているのだ。

 言葉としては、”サウルス”や”サウラ”は「トカゲ」という意味で、”ラプトル”には「略奪者」という意味がある。

 また、歯から発見されたり歯に特徴があったりすると、「~の歯」を意味する”ノドン”がつけられることが多く、何かに似ていることを意味する”ミムス”や、最初などを意味する”プロト”も、よく使われる言葉だ。

 ちなみに、もし名前が重複した場合は、国際動物命名規約によって、先に研究し記載発表をした方が優先されることになっている。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
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