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プロローグ
縺吶∋縺ヲ縺ョ縺ッ縺倥∪繧
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きっとこれが、『縺吶∋縺ヲ縺ョ縺ッ縺倥∪繧』だったのだろう。
あの時、目の前で起きたことが何一つ、理解出来なかった。
“ぼく”に背を向けて立つのは、さっきまで帰れると笑っていた“君”。
その手に握られているのは、しまったはずの“ぼく”の武器。
全て解決したはずなのに。
全てクリアしたはずなのに、なぜ“君”はまだ武器を手にしているんだろうか。
何故“ぼく”だけが半透明で、今にも消えそうなんだろうか。
「なんで…。クリアしたじゃん…。早く帰ってみんなに話すんだって、約束したのに…!」
「しょうがないよ、[あれ]をしんじなかったおれたちがわるいんだから。あーあ、おれがいないと母さんないちゃうかなぁ…」
「…弟を1人にできないよ…。ぼくも残る。」
「ダメ…だよ。ぜったいダメ。」
「じゃあいっしょに帰ろうよ…」
「それも…ダメなんじゃないかな…」
「じゃあもうどうすればいいの?!」
「__じゃあさみんなでさ…たすけに来てよ。おれはここでまってるから」
この時点で“ぼく”はもう、ほとんどこの世界にいなかったと思う。
「そうだなぁ…じゃあ、合ことばはね______」
これと同時に、“ぼく”の意識も途切れてしまった。
あの日の光景が、どうしても目に焼き付いて離れてくれない。
あの時、目の前で起きたことが何一つ、理解出来なかった。
“ぼく”に背を向けて立つのは、さっきまで帰れると笑っていた“君”。
その手に握られているのは、しまったはずの“ぼく”の武器。
全て解決したはずなのに。
全てクリアしたはずなのに、なぜ“君”はまだ武器を手にしているんだろうか。
何故“ぼく”だけが半透明で、今にも消えそうなんだろうか。
「なんで…。クリアしたじゃん…。早く帰ってみんなに話すんだって、約束したのに…!」
「しょうがないよ、[あれ]をしんじなかったおれたちがわるいんだから。あーあ、おれがいないと母さんないちゃうかなぁ…」
「…弟を1人にできないよ…。ぼくも残る。」
「ダメ…だよ。ぜったいダメ。」
「じゃあいっしょに帰ろうよ…」
「それも…ダメなんじゃないかな…」
「じゃあもうどうすればいいの?!」
「__じゃあさみんなでさ…たすけに来てよ。おれはここでまってるから」
この時点で“ぼく”はもう、ほとんどこの世界にいなかったと思う。
「そうだなぁ…じゃあ、合ことばはね______」
これと同時に、“ぼく”の意識も途切れてしまった。
あの日の光景が、どうしても目に焼き付いて離れてくれない。
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