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(で、一体どういうことなのでしょうか!?)



 思い返してみても、裸にエプロンでダイニングテーブルに乗せられているこの状況に、納得のいく理由はひとつもなかった。



「いまひとつ納得していない顔だな」



 ぐぐっとミチカの両膝を開こうとするアーシュと、そうはさせまいと足を閉じようとするミチカの目がかち合った。



「ええ。どこを納得すればいいのやら」

「そうか。この奴隷としたことが、説明不足のようであったのだな」



 アーシュはあっさりとミチカの膝から手を離し一歩下がると、彼女の身体にゆっくりと視線を這わせた。



「説明しよう。まず、その姿だ。瑞々しい裸体に薄っぺらく頼りない布一枚をまとう。ただの布ではない。エプロンだ。それが意味するものはすなわち、奉仕。その趣きは間違いなく夫を興奮させるであろう。少し動けば横から乳房の丸みが垣間見え、愛らしい太ももは見放題。さらにその奥の甘美な花園すら覗き見できる可能性を秘めた、完璧な装いだ。しかも」



 テーブルに座るミチカをひょいと抱き上げると、今度はひっくり返して上半身をテーブルに押し付けた。



「きゃあっ!?」

「しかも、後ろは大サービスだ」



 白く丸みのある尻がぷるんと突き出され、アーシュはぺちんと叩く。



「きゃん!」

「このシミひとつないなめらかな肌。もちもちとした触り心地の尻肉……‬そして淡い色の蕾……‬」

「あぁっ! も、揉まないでください! 拡げ、ないでっ」

「これを見た男がおまえを料理したがらないはずはないだろう?」

「あんっ、えっ? あぁ……‬っええぇっ?」



 感じながら素で驚くのは初めての経験だった。



「主は料理をさせる仕方を覚えたいのだろう? だから教えてやっているのだ。主を性的に美味しく料理させる方法を」

「ぜっ、ちっちがいます……‬! 全然! ちがっひぅんっ」



 そう誤解するほうが無理がある、と抗議しようとしたが、駄目だ。今の状態ではおそらく何を言ってもアーシュには通じない。

 ミチカは早々に諦めた。

 そしてミチカもミチカで、この使い魔の手で愛撫されればすんなりと受け入れてしまう。

 数え切れないほどの絶頂を教え込まれたおかげで、快楽に貪欲になってしまった身体は、いとも簡単に、求められれば求められるだけ魔素を提供してしまうのだ。



「アーシュ……‬っ」



 鷲掴みにした尻をぐっと左右に拡げられる感触に、ミチカは頬を染めた。もうすでに身体の隅々まで暴かれてはいたが、未だ慣れるということはない。



「主よ、真っ赤な花弁がとろとろと蜜を溢れさせているぞ」



 いたずらな指先が蜜をすくうように秘裂をなぞる。



「や、やめて、見ないでください……‬んっ、いじらないで……」

「この私に目隠しをさせたいのか? それもよいな。だが目が見えないと間違った場所にコレを挿れてしまうかもしれないが、よいのだな?」



 ぐちゅっ、と、尻の間に押し付けられたのは。



(えっいつのまに、チンポ……‬!?)



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