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第2話 スタートは後ろからで・・・(2)
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梓川さんと化学準備室で別れた後、
化学準備室の裏の倉庫にある炭を取りに行くが
置いて有る炭の束は予想を超えていた、
一様、学校まではチャリ通学なので、炭はチャリで運ぶ事になるが
「なんだこのデカい束は・・・」
5束の炭を買ったが、合計500円の割には一束が規格外にデカかった、
一様、大き目の籠が前に付いた買い物用のチャリだけど、
炭一束で籠が埋まってしまった、
「しかたない、なんとか紐などで固定して2束位は運ぶか、
後は後日だ、」
その日はフロントとリアがヘビーになったチャリでフラフラ帰ることになった、
しかし、今日は何故、梓川さんを手伝ってしまったのだろう?
まあ確かに炭の点数稼ぎもあったけど、クラスメイトの女子相手に
いままで意識したとかはないし、多分男一人で掃除していても手伝っていただろう。
ま、自己満足てっ事にしておこう。
しかし、炭重い、なんでうちの学校はバイク通学禁止なんだ!
その後も特にクラスでは変化もなく
日頃は仲も良くバイクも珍しく持っていて、
いろいろシュミも会う、相沢と駄弁ったりして、
日々の時間を過ごしていた、
余談だが、ウチの学校は進学校のイメージがあるので、
バイクとかに関心をもつ生徒が殆ど居ない、
と言うかほぼゼロに近い、その為にバイク通学禁止以外は特にバイクに関する校則は
無く、親の同意が有れば免許も取得可能で有る、なので去年の5月の
誕生日過ぎに中型バイク免許を取り、もう一年以上たっている。
そうして、土曜日を迎えた。
土曜の放課後はバイトが有るので、午後2時までに仕事に付かないとヤバイので、
親父のお下がりだが、型式は新型のバイク ホンダ400X ABSでバイト先に向かう。
バイト先は大型ホームセンターの一角にある、アウトドアショップで週3~4日
の放課後の不定期と土曜日の午後が固定で入っている。
その店舗で店名のロゴエプロン付けて、販売スタッフの仕事をしていると、
丁度ツールーム型の大型テントの展示場所に置いてある、アウトドアの椅子に
梓川さんが腰かけて寛いでいた。
「お客様、座り心地は如何ですか?」
梓川さんはちょっと慌てた感じで、
「あ、良いです、でも・・・って春日君?」
「買い物か?」
声を掛けてきたのが知り合いと知って少し安心したのか、
「うん、家族で車で来ていて、少し疲れたから一人で、
なんとなく座り心地良さそうだなって・・・」
今日の梓川は学校でのブレザーと短い丈のタータンチェックスカートの
制服と違って、私服のロングスカートにカーディガンとショールタイプの上着といった
可愛い系というか、おとなしい系の服装だ、似合っていて可愛いが、すこし、
おとなし過ぎな印象もある。
「春日君は?」
とりあえず、ロゴのエプロン引っ張りながら、
「ここ俺のバイト先、」
「そうなんだ・・・」
「それより、お客さまその椅子、如何ですか?」
おどけるように聞いてみる。
「あっ、良いけど私キャンプとかしないし・・・」
「まあ、たしかに、その大型のキャンプチェアだと持ち運びとか大変だしな、オートキャンプとか
その辺りの利用が前提だな、部屋とかベランダとか庭で使うのも有だが」
「そうなんだ、」
「実際、持ち運びとか考えるともっと小さくてコンパクトでも
それなりに座り心地の良いのがお勧めかな、フレームがしっかり
してて、寛いで座っても平気なのがおすすめかな」
一様近くに有った、折り畳みキャンプチェアの小型のを持ってくる
「チョット座って試してみな、」
「うん、」
と梓川さんが腰掛ける。
「どうだ?」
「うわっ、なんか可愛いサイズなのに意外と座り心地いいね、」
「そうだろ、まあそんな椅子に座りつつ綺麗な景色や星を見ながら、
薪を囲んで作ったキャンプ飯は旨いんだ、小型の炭コンロで焼肉とか焼き鳥とか最高だね、」
「そうなんだ、ホントに美味しいの?それに今の時期は寒くない?」
なんか疑ってんな、くそ!なんか悔しい。
「キャンプ飯は本当に美味いんだ、それに寒い時期だから、薪が染みるんじゃん」
「ほんとかなあ~」
「あと、小さいけど鍋なら携帯コンロでも作れるし、ラーメンとかパスタとか麺類も美味しいんだ、
こればっかりは、実際経験しないと分からないかな、」
「あっ、スープパスタとかいいね、でも私そうゆう機会ないし、」
「そんなに言うなら、今日近場で簡単ソロキャンプすっから、ランチだけだけど来るか?」
「ランチ?」
なにいってんだか俺ナンパか、よりによって女子を誘うとは、まあ来ないだろうし、
そうキャンプ用品の売り込みの一環だ。
「わかった、ご飯だけだよね、」
へっ!。
「もしかして来るのか?」
「だから、ご飯だけだよね」
「一様は近場と言っても、バイク移動なんだが、二尻平気か?」
「ニケツ?」
「二人乗りの事」
「別に平気だよ、二人乗りだけだよね?」
結局、簡単な注意事項伝えて近場のコンビニで、夕方待ち合わせになった。
化学準備室の裏の倉庫にある炭を取りに行くが
置いて有る炭の束は予想を超えていた、
一様、学校まではチャリ通学なので、炭はチャリで運ぶ事になるが
「なんだこのデカい束は・・・」
5束の炭を買ったが、合計500円の割には一束が規格外にデカかった、
一様、大き目の籠が前に付いた買い物用のチャリだけど、
炭一束で籠が埋まってしまった、
「しかたない、なんとか紐などで固定して2束位は運ぶか、
後は後日だ、」
その日はフロントとリアがヘビーになったチャリでフラフラ帰ることになった、
しかし、今日は何故、梓川さんを手伝ってしまったのだろう?
まあ確かに炭の点数稼ぎもあったけど、クラスメイトの女子相手に
いままで意識したとかはないし、多分男一人で掃除していても手伝っていただろう。
ま、自己満足てっ事にしておこう。
しかし、炭重い、なんでうちの学校はバイク通学禁止なんだ!
その後も特にクラスでは変化もなく
日頃は仲も良くバイクも珍しく持っていて、
いろいろシュミも会う、相沢と駄弁ったりして、
日々の時間を過ごしていた、
余談だが、ウチの学校は進学校のイメージがあるので、
バイクとかに関心をもつ生徒が殆ど居ない、
と言うかほぼゼロに近い、その為にバイク通学禁止以外は特にバイクに関する校則は
無く、親の同意が有れば免許も取得可能で有る、なので去年の5月の
誕生日過ぎに中型バイク免許を取り、もう一年以上たっている。
そうして、土曜日を迎えた。
土曜の放課後はバイトが有るので、午後2時までに仕事に付かないとヤバイので、
親父のお下がりだが、型式は新型のバイク ホンダ400X ABSでバイト先に向かう。
バイト先は大型ホームセンターの一角にある、アウトドアショップで週3~4日
の放課後の不定期と土曜日の午後が固定で入っている。
その店舗で店名のロゴエプロン付けて、販売スタッフの仕事をしていると、
丁度ツールーム型の大型テントの展示場所に置いてある、アウトドアの椅子に
梓川さんが腰かけて寛いでいた。
「お客様、座り心地は如何ですか?」
梓川さんはちょっと慌てた感じで、
「あ、良いです、でも・・・って春日君?」
「買い物か?」
声を掛けてきたのが知り合いと知って少し安心したのか、
「うん、家族で車で来ていて、少し疲れたから一人で、
なんとなく座り心地良さそうだなって・・・」
今日の梓川は学校でのブレザーと短い丈のタータンチェックスカートの
制服と違って、私服のロングスカートにカーディガンとショールタイプの上着といった
可愛い系というか、おとなしい系の服装だ、似合っていて可愛いが、すこし、
おとなし過ぎな印象もある。
「春日君は?」
とりあえず、ロゴのエプロン引っ張りながら、
「ここ俺のバイト先、」
「そうなんだ・・・」
「それより、お客さまその椅子、如何ですか?」
おどけるように聞いてみる。
「あっ、良いけど私キャンプとかしないし・・・」
「まあ、たしかに、その大型のキャンプチェアだと持ち運びとか大変だしな、オートキャンプとか
その辺りの利用が前提だな、部屋とかベランダとか庭で使うのも有だが」
「そうなんだ、」
「実際、持ち運びとか考えるともっと小さくてコンパクトでも
それなりに座り心地の良いのがお勧めかな、フレームがしっかり
してて、寛いで座っても平気なのがおすすめかな」
一様近くに有った、折り畳みキャンプチェアの小型のを持ってくる
「チョット座って試してみな、」
「うん、」
と梓川さんが腰掛ける。
「どうだ?」
「うわっ、なんか可愛いサイズなのに意外と座り心地いいね、」
「そうだろ、まあそんな椅子に座りつつ綺麗な景色や星を見ながら、
薪を囲んで作ったキャンプ飯は旨いんだ、小型の炭コンロで焼肉とか焼き鳥とか最高だね、」
「そうなんだ、ホントに美味しいの?それに今の時期は寒くない?」
なんか疑ってんな、くそ!なんか悔しい。
「キャンプ飯は本当に美味いんだ、それに寒い時期だから、薪が染みるんじゃん」
「ほんとかなあ~」
「あと、小さいけど鍋なら携帯コンロでも作れるし、ラーメンとかパスタとか麺類も美味しいんだ、
こればっかりは、実際経験しないと分からないかな、」
「あっ、スープパスタとかいいね、でも私そうゆう機会ないし、」
「そんなに言うなら、今日近場で簡単ソロキャンプすっから、ランチだけだけど来るか?」
「ランチ?」
なにいってんだか俺ナンパか、よりによって女子を誘うとは、まあ来ないだろうし、
そうキャンプ用品の売り込みの一環だ。
「わかった、ご飯だけだよね、」
へっ!。
「もしかして来るのか?」
「だから、ご飯だけだよね」
「一様は近場と言っても、バイク移動なんだが、二尻平気か?」
「ニケツ?」
「二人乗りの事」
「別に平気だよ、二人乗りだけだよね?」
結局、簡単な注意事項伝えて近場のコンビニで、夕方待ち合わせになった。
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