僕のフェロモンでアルファが和んでしまいます

さねうずる

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レオ様の甘やかな閨計画

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「まぁ、こんな感じだ。」
「「へー・・・・」」

「お前が聞いてきたくせになんだよ」

反応の悪い二人を前に、ゼノウは顔を赤くしながらも拗ねた様に目を細める。
それについてオリバーが口を開き、レオがそれに追随した。

「いや、イヴァンって本当にできた人間なんだな、と思いまして。」

「幸せにしてるというよりはしてもらった感じだね。」


「うるさい。それにイヴァンは気持ちよかったって言ってくれたからいいんだ。」


それを聞いてオリバーが小さい声で「ちんこがデカかったからでは?」と呟いたが、幸いなことに正面に座っていたゼノウには聞こえなかった様だ。


「レオはどうなんだよ?
俺より経験あるだろ?何がそんなに心配なんだ?」

レオの顔がまた曇った。
それを見て二人はよほど深刻な問題なのだと、背筋を正す。


「・・・・ハルがエッチな顔するとつい苛めたくなっちゃうんだ。
どうしても泣かせたくなる。目をうるうるさせながら苦しそうに歪む顔とかたまんない。
ハルが快楽に負けて、俺に何度もおねだりするところとかほんと・・・・思い出すだけでゾクゾクしちゃうよ。」


うっとりとそんなことを話すレオの目はかなり・・・・ヤバい。
アンバーの目がギラギラ光り、まるで獣のようだ。

二人は正直かなり引いていた。
普段から穏やかで優しいレオは、閨も優しくスマートなのかと思っていた・・・・しかし聞く限りとんでもないドS男だ。

ハル・・・・可哀想に・・・・

二人は心の中で手を合わせた。


「でも、さっきのゼノウの話を聞いて分かったよ。
俺が自主的にハルを気持ちよくしようと思うから意地悪したくなるんだ。
ハル主導で動いて貰えば、きっとゼノウ達みたいに甘い雰囲気で番えるはず。」


笑顔を湛えて「ありがとう」とゼノウにお礼を言う。
ゼノウの頬はだいぶ引き攣っていたが、レオがそれに気づくことはなかった。
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