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18 王子様と影武者
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アリスタとティナは、めでたく結婚した。三日三晩繰り広げられた祝賀祭で町は賑わい、俺はタチアナと屋台巡りをして存分に楽しむことが出来た。
あれから少しずつ記憶を取り戻した俺は、今はちゃんと自分はイリスだと自覚している。長らく忘れていた実家にはアリスタ経由でネスに連絡を取り付けてもらい、会いにいった。結婚の報告をする為に。
再会した母の顔は記憶に蘇ったものよりも大分老けていたが、それでも母のものだった。ネスから俺の様子について定期報告を受けていたらしく、いつかまた会えると信じて待ってくれていたらしい。
そんな俺たち親子の感動的な再会を見て、タチアナは自分も早く子供が欲しいなあと呟いた。
その後暫く母に捕まっていたので、後になって何を話していたのかと尋ねると、子沢山の秘訣を教えてもらったのだという。全くもう。
そう。俺と夫婦になるということは、影武者の一族になるという意味と等しい。自身も長いことティナの影武者をしていたタチアナは、その辛さも重要性も重々承知している。
その上で、たとえ影武者として徴用されてしまうことになっても、家族の愛情が確立されていればやっていける、とタチアナは笑ってくれた。
だから子供が生まれたら、沢山たくさん愛してあげようね。勿論俺はそれに対して当然だと頷く。
そして、そんなことを言い合える存在が自分の隣にいることを、誇らしく思った。
アリスタは、父王に止められていると言っていたのに、あれから月に一回はお忍びで顔を出す様になった。
工房の近くに引っ越した俺たちの新居にではなく、工房の方にである。
影武者が婚儀の後は解約される理由である、影武者との恋愛を疑われない為なのだろうと思う。
万が一接触したなどとばれてみろ、ティナは恐ろしいんだとアリスタがおどけて語ってくれたことがあるので、本当に恐ろしいのだろうと少し同情した。
同じ顔でも、俺のタチアナは優しい。勿論ティナに会うつもりなんて、俺にはこれっぽっちもなかったが。
アリスタはあの日以来、俺にキスをするというとんでも行動は取らなくなったが、ちょいちょい俺が知らないところで師匠にお金を渡しては、イリスを飢えさせたらどうなるか分かってるのか、今日なんて目の下にクマがあったぞなんて脅していくらしい。
俺がそれを返そうとすると、まあもうすぐあれこれ入用になるから取っておけ、と師匠は穏やかに笑うだけだけど、世話になっている人を脅すのは如何なものか。
入用。そう、タチアナは、妊娠した。俺は毎日気が気じゃなくて、そうするとタチアナが落ち着いてよと笑う毎日である。
その落ち着き具合を見て、母親っていうのは、子供がお腹の中にいる時からもうすでに母親なんだなあと思ったものだ。
そして同時期、ティナも妊娠した。それをさらりとアリスタから報告を受けたのだが、他の人間には分からないだろうが、アリスタの目が若干泳ぎ気味なのが俺には分かる。
ということで、俺はあの日のアリスタの告白の時の様に向かい合って座るアリスタの手を、上からそっと握った。
アリスタが、はっとした様に俺の顔を見る。いやいや、なんでちょっと期待した風な表情なんだ。どれだけ俺のことが好きなのかと思うが、多分本当にあの時の言葉通り、俺のことを愛しているのだろう。
だから、俺を追い出す為に取った手段は案外あわよくば的な意味合いもあってやっていたのではないか、と俺は踏んでいた。出来ることなら、一生そんな間違いが起こらないことを祈りたいものだ。
「アリスタ、合わせたな?」
「……なんのことかさっぱり」
キリッと表情を引き締めるあたりが、もう怪しすぎる。
「アリスタ?」
笑顔を作って名を呼ぶと、アリスタもつられて笑顔になった。
俺に全てを吐露してから、これまでは仮面を被っている様だったアリスタの表情は、俺が怪我をする前までみたいに、徐々にだが色んな感情を映す様になってきていた。
あれも、俺への愛を押し殺す為――なんて考えると、いずれ王様になる男にこれだけ愛されてるってどうなんだ、俺。
俺の笑顔の前に、アリスタはあっさりと陥落した。
「そ、そうなんだ。タチアナが妊娠したって聞いたから、これはうちも急がないとってもう薬酒とか蛇酒とか飲みまくって連日頑張った甲斐があったよ」
「必死感が伝わる報告をありがとう」
俺が呆れ顔に笑みを浮かべると、アリスタは頬を赤らめながら嬉しそうに続ける。
「影武者の一族は子沢山なんだろう? 私もそれに合わせて頑張るから!」
守られる方の立場が合わせてどうする。そして、どうしてそこまでするのか。答えは何となく分かった気がしていたが、怖いけど念の為尋ねてみることにした。知らないでいるのも怖い。
「お前さ……どうしてそこまでするんだよ?」
俺が質問すると、アリスタの顔にぱっと艶やかな花が咲く様な笑みが浮かんだ。
「だって、そうしたらずっとずっとイリスに会いに来る理由が出来るじゃないか!」
やっぱり。どうせそんなことだと思った、と俺が呆れていると。
「あ、そうそう。死んで離れ離れになるのは嫌だから、私の墓を作る時には中にイリスの場所も確保するつもりだから安心してくれ」
「――は?」
一体俺が何をどうしたらそれで安心するというのか。
「いや、墓はタチアナと入……」
「タチアナにはすでに断りを入れている」
「まじ?」
後で聞いてみようと思うが、きっとアリスタの勢いに負けたのだろう。苦笑いしているタチアナの姿が脳裏をよぎる。
――どうやらこの次期国王は、死ぬその時も死んだ後も、ずっと俺の傍にいたいらしい。
「……今世では結ばれなくとも、死後と来世はイリスと結ばれる為に」
アリスタが、俺の手を握り直して口元に持っていくと、チュ、と指に口づけた。俺の頬が、思わずピクピクと反応する。
「は、はは、ははは……」
アリスタの俺に対する愛情が想像していたよりも大分重かったことを、今更ながらに知った俺だった。
あれから少しずつ記憶を取り戻した俺は、今はちゃんと自分はイリスだと自覚している。長らく忘れていた実家にはアリスタ経由でネスに連絡を取り付けてもらい、会いにいった。結婚の報告をする為に。
再会した母の顔は記憶に蘇ったものよりも大分老けていたが、それでも母のものだった。ネスから俺の様子について定期報告を受けていたらしく、いつかまた会えると信じて待ってくれていたらしい。
そんな俺たち親子の感動的な再会を見て、タチアナは自分も早く子供が欲しいなあと呟いた。
その後暫く母に捕まっていたので、後になって何を話していたのかと尋ねると、子沢山の秘訣を教えてもらったのだという。全くもう。
そう。俺と夫婦になるということは、影武者の一族になるという意味と等しい。自身も長いことティナの影武者をしていたタチアナは、その辛さも重要性も重々承知している。
その上で、たとえ影武者として徴用されてしまうことになっても、家族の愛情が確立されていればやっていける、とタチアナは笑ってくれた。
だから子供が生まれたら、沢山たくさん愛してあげようね。勿論俺はそれに対して当然だと頷く。
そして、そんなことを言い合える存在が自分の隣にいることを、誇らしく思った。
アリスタは、父王に止められていると言っていたのに、あれから月に一回はお忍びで顔を出す様になった。
工房の近くに引っ越した俺たちの新居にではなく、工房の方にである。
影武者が婚儀の後は解約される理由である、影武者との恋愛を疑われない為なのだろうと思う。
万が一接触したなどとばれてみろ、ティナは恐ろしいんだとアリスタがおどけて語ってくれたことがあるので、本当に恐ろしいのだろうと少し同情した。
同じ顔でも、俺のタチアナは優しい。勿論ティナに会うつもりなんて、俺にはこれっぽっちもなかったが。
アリスタはあの日以来、俺にキスをするというとんでも行動は取らなくなったが、ちょいちょい俺が知らないところで師匠にお金を渡しては、イリスを飢えさせたらどうなるか分かってるのか、今日なんて目の下にクマがあったぞなんて脅していくらしい。
俺がそれを返そうとすると、まあもうすぐあれこれ入用になるから取っておけ、と師匠は穏やかに笑うだけだけど、世話になっている人を脅すのは如何なものか。
入用。そう、タチアナは、妊娠した。俺は毎日気が気じゃなくて、そうするとタチアナが落ち着いてよと笑う毎日である。
その落ち着き具合を見て、母親っていうのは、子供がお腹の中にいる時からもうすでに母親なんだなあと思ったものだ。
そして同時期、ティナも妊娠した。それをさらりとアリスタから報告を受けたのだが、他の人間には分からないだろうが、アリスタの目が若干泳ぎ気味なのが俺には分かる。
ということで、俺はあの日のアリスタの告白の時の様に向かい合って座るアリスタの手を、上からそっと握った。
アリスタが、はっとした様に俺の顔を見る。いやいや、なんでちょっと期待した風な表情なんだ。どれだけ俺のことが好きなのかと思うが、多分本当にあの時の言葉通り、俺のことを愛しているのだろう。
だから、俺を追い出す為に取った手段は案外あわよくば的な意味合いもあってやっていたのではないか、と俺は踏んでいた。出来ることなら、一生そんな間違いが起こらないことを祈りたいものだ。
「アリスタ、合わせたな?」
「……なんのことかさっぱり」
キリッと表情を引き締めるあたりが、もう怪しすぎる。
「アリスタ?」
笑顔を作って名を呼ぶと、アリスタもつられて笑顔になった。
俺に全てを吐露してから、これまでは仮面を被っている様だったアリスタの表情は、俺が怪我をする前までみたいに、徐々にだが色んな感情を映す様になってきていた。
あれも、俺への愛を押し殺す為――なんて考えると、いずれ王様になる男にこれだけ愛されてるってどうなんだ、俺。
俺の笑顔の前に、アリスタはあっさりと陥落した。
「そ、そうなんだ。タチアナが妊娠したって聞いたから、これはうちも急がないとってもう薬酒とか蛇酒とか飲みまくって連日頑張った甲斐があったよ」
「必死感が伝わる報告をありがとう」
俺が呆れ顔に笑みを浮かべると、アリスタは頬を赤らめながら嬉しそうに続ける。
「影武者の一族は子沢山なんだろう? 私もそれに合わせて頑張るから!」
守られる方の立場が合わせてどうする。そして、どうしてそこまでするのか。答えは何となく分かった気がしていたが、怖いけど念の為尋ねてみることにした。知らないでいるのも怖い。
「お前さ……どうしてそこまでするんだよ?」
俺が質問すると、アリスタの顔にぱっと艶やかな花が咲く様な笑みが浮かんだ。
「だって、そうしたらずっとずっとイリスに会いに来る理由が出来るじゃないか!」
やっぱり。どうせそんなことだと思った、と俺が呆れていると。
「あ、そうそう。死んで離れ離れになるのは嫌だから、私の墓を作る時には中にイリスの場所も確保するつもりだから安心してくれ」
「――は?」
一体俺が何をどうしたらそれで安心するというのか。
「いや、墓はタチアナと入……」
「タチアナにはすでに断りを入れている」
「まじ?」
後で聞いてみようと思うが、きっとアリスタの勢いに負けたのだろう。苦笑いしているタチアナの姿が脳裏をよぎる。
――どうやらこの次期国王は、死ぬその時も死んだ後も、ずっと俺の傍にいたいらしい。
「……今世では結ばれなくとも、死後と来世はイリスと結ばれる為に」
アリスタが、俺の手を握り直して口元に持っていくと、チュ、と指に口づけた。俺の頬が、思わずピクピクと反応する。
「は、はは、ははは……」
アリスタの俺に対する愛情が想像していたよりも大分重かったことを、今更ながらに知った俺だった。
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